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RV79DS1 - 敏感であるとは、君がしていることに、気づくことである。
学校討論、第1回
インド、リシ・ヴァレー
1979年11月17日



0:19 クリシュナムルティ: 君たちは、みんな英語を話しますよね。 みんな、英語を話しますよね。
0:25 学生たち: はい。

K: よし。
0:29 そうね、先日、 三日か四日前だったと、思いますが、 第八、第九、第十、十二、十五学年のか、何であっても、ですが、 少年少女たちが、階上の部屋へ来ました。 私たちは、幾つものことについて、話しました。 私たちが話したことの一つは、 リシ・ヴァレー、この学校は、 君たちの頭脳を、養成しているのかどうか、でした。 ちょっと待ってください。 私は今すぐ、それに入るでしょう。 なぜなら、私たちが若い間に、それは、とても重要であるからです - 学業面で合格する能力を持つだけではなく、 また、頭脳の他の部分を養成することも、です。 単に、教科を暗記するだけではない。 君たちは、そうします - 試験に通るため、 そして、経歴、職などを得るためです。 また、頭脳の他の部分が、あります。 敏感さ、 考える能力、です - 自分が訓練されてきた特定の線に沿って、ではなく、 また、幅広く考えるのです。 狭い轍(わだち)の中で、ではなくて、です。 これがすべて、きわめて困難であるのを、私は知っていますが、 これが、私たちが話していたことです。 また、私たちは、言っていました- 私たちが若い間に、 私たちの感覚すべてを養成することが、いかに重要であるのか、と。 さて、私は、感覚というのはどういう意味かを、説明しましょう。 私は気をつけて、それに入りましょう。私たちみんなが、それを理解するように、です。 君は、とても若いとき- 君たちは、そうですが - 花々を見ますか。 君は、花を見ますか。 山々、緑の草、 橋の下を流れていく小川。 君は、貧しい人々を見ますか - 君たちの庭師、君たちの召使い、調理師を、 君は、色々な緑を見ますか。 青空と、雲の形を見ますか。 または、君は単に、自分の小さな学習に、自分の小さな問題に、 自分の小さな自己に、関心を持っているだけですか。 または、君は、全宇宙、森羅万象に、関心を持っていますか。それを観察していますか。 私が話していることを、理解できますか。 私が言っていることを、理解できますか。 いいえ。きっと理解しないと、思います。 彼らは理解しますか。 教師の何人かは、どうぞ、私に言ってください。 彼らは、私が話していることを、理解しますか。 君たち、年上の学生は、私が話していることを、理解しますか。 私は、もう一回、説明しましょう。 すなわち、私たちは、とても若いとき、 とても敏感です。 私たちは、恥ずかしがりで、神経質で、わずかに怯えています。 私たちは、遊びたい。私たちは生を楽しみたいと思います - 面白さ一杯です。 ですが、その面白さの中、 私たちは、身の回りの広大な自然を、 忘れるか、観察しないかでありがちです。 丘の美しさ、 木の葉の曲がり、 大枝の深さ、 幹の太さ、 木の葉が、風の中で、いかにはためくのか。 で、次第に、私たちは、自らの敏感さを、失い、 残りの世界のように、なります。 理解できますか。 で、私たちが若く、無垢で、 学び、好奇心を持っている間に、 記憶の能力を発達させるだけでないことが、とても重要です - それは、世の中で、きわめてありふれています。 なぜなら、それは、君たちがみんなしていることであるからです。 君たちの教育は、それです。 君たちは、科目を取ります - 数学、地理、歴史、それが何でも、です。 そして、それについて、すっかり学びます。 すなわち、学ぶことは、記憶することです。ですね? 君は、何かな・・・数学について、記憶します。 または、歴史を記憶します。 で、君たちは、大きな記憶を持つ能力を、 養成してきたのです。 ですね? 君は、その能力だけを持つとき、機械的になります。 君は、反復します。ですね? これを理解できますか。 すなわち、君は伝統的です。 君は、特定の職に、従います。 君の精神は、機械的になります -機械に、です。 君が、記憶として学んできたことに応じて、反復します。 これを理解できますか。 で、君は、けっして自由に観察できません。 貧しい人々を、観察してください- 彼らがいかに苦しむかを。 君自身の母親と父親を、観察してください - 彼らの悩み事が何であるかを、です。 そうね、すてきな顔の形を観察してください。 他の人たちが、いかに衣服を着ているかを、観察してください。 君自身の困難、君自身の問題を、観察してください。 で、君は、いかに学ぶかを、 学びはじめます。 ですね? いいえ、これは、ちょっとあまりに困難です。 で、それが、私たちが話していることです。 私は、他の何かへ入りたいと思います。すなわち、 君は、このように若い間に、良いお行儀を持つこと、です。 良いお行儀とは、何であるかを、知っていますか。 知っていますか。 君がいう、それはどういう意味ですか。 私に言ってください。 君たちは、同意します。「はい」と言います。君たちは、首を振ります。 良いお行儀を持つとは、どういう意味ですか。 さて、今朝、私は、演壇に上がったとき、 君たちに、(合掌して)挨拶をしました。ですね? 君たちは、私に、挨拶をしませんでした - 君以外は、ね。 誰かが君に挨拶するとき、それが、良いお行儀です。 君も、また挨拶すべきです。 いいですか? いいえ? それが、一つのことです。 また、適切に振るまうことも、良い。 なぜなら、君が年を取るにつれて、 君の振るまいは、他の人々がしていることに、沿ってであるからです。 私が言っていることを、理解できますか。 彼らは、私が言っていることを、理解しますか。 で、とても良いお行儀を、持たなくてはいけません。 私は、君たちに、良いお行儀が何であるかを、示そうとしています。 誰かが君に話をするとき、君は聞きます。 理解できますか。 私は今、君たちへ話しています。 君は、私に聞きますか。
10:09 学生たち: はい、先生。

K: ちょっと待って、ちょっと待って。
10:12 君は、私に聞くとき、 それは、君が、他の物事について考えていない、という意味です。ですね? 君は実際に、私に聞いている、ということです。 君は、そうしていますか。 または、君はただ、二秒間、聞いて、 他の何かについて考えるだけですか。 で、良いお行儀とは、 初めに、誰かが言うべきことを、聞くことです。 これは、きわめて重要です。 なぜなら、君は、聞くことより大変多くを、学ぶかもしれないからです。 結局のところ、それが、君たちがしていることです。 君は、授業へ行くとき、 教師が君に語るべきことを、聞いています。 そこで、君は、無理やり聞くよう、強いられます。 君は、聞きたくないかもしれません。 君は、窓の外を見たいとか、 誰かの髪の毛を引っ張りたいとか、 他の何かをしたいかもしれませんが、 教師は、「聞きなさい。本へ注意を払いなさい」と、言います。 「私が言っていることを聞きなさい」と。 が、君は、聞いていません。なぜなら、君は、抵抗しているからです。 君は、窓の外を見たいと思います。 君は、本を見るよう、無理やり、自分自身に強います。 これらに付いてきていますか。 ゆえに、それは、聞くことではありません。 君が聞くとき、それは、君がとても礼儀正しい、 気をつけている、という意味です - 相手の人物が何を言うべきかを、見出すように、 そして、彼が話している間、他の人物へ話をしないように、です。 理解できますか。 それが、物事の一つです - 良いお行儀を持つことは、よく気をつけて聞く、という含意です - 相手の人物が言っていることを、です。 君は、そうするのでしょうか。
12:24 学生: はい、先生。
12:26 K: 政治家を、聞いてください。 そして、彼らの歪んだ考え方を、 君のお父さんを、君のお母さんを、他の人々を、です - それで、君の耳は、きわめて鋭くなるのです。 君は、言われつつあることすべてが、聞こえます - 言葉だけではなく、言葉の裏をも、です。 私が言っていることを、理解できますか。 で、それが、君が持つ感覚の一つです。 すなわち、聞くこと、です。 で、すなわち、良いお行儀を持つことは、よく気をつけて聞く、という意味です。 他のこと、良いお行儀は、こうです - 観察する、見る、 建物の形を、見る、 他の人々が着ているものを、見る、 丘の形を、きわめて明らかに、見る、 貧しい人々を、きわめて明らかに、見る。 君たちが注目したことがあるのかどうかを、私は知りませんが、 これらの女の人の幾人かは、一枚のサリーと一枚のシャツか、ブラウスだけを、 持っています。それを何と呼ぶにしても、一枚だけです。 君は、それに注目したことがありますか - 君たちの誰かは? ありますか。 君たちは、それに注目したことがあるなら、それについて、何をしますか。 ただ注目して、歩きつづけますか。 私が言っていることを、理解できますか。 君は、あれらの女の人の一人を、見ます - ただ一枚のブラウスと一枚のサリー、汚れたのを、着ています。 それが、彼らが持っているすべてです。 君は、それが見えるとき、何を感じますか。 同情、慈しみ。または、自分が持っているものを、何か与えますか。 よろしいですか。 それで、君は、他の人たちへ大きな同情、慈しみを 持つことを、学びます - 彼らが貧しくても、豊かでも、です。 それは、良いお行儀のもう一つの要因です。 誰かが、君に話しているとき、 自分の手を、ポケットに入れて、聞かないでください。 礼儀正しさは、君が手をポケットから出すこと、 静かに座ったり、静かに立ったりして、聞くことを、要求します。 先日、私は、二、三人の少年と、行きすぎました。 私は、「こんにちは」と言いました。 私は彼らに、挨拶しました。 そうね、彼らはただ、手をポケットに入れて、通り過ぎました - だらりとして、です。 それは、礼儀正しさですか。 いいですか? で、君が若い間に、どうぞ、学んでください - 君自身のために、です。 極度に注意深くあるように、 人々を見守るよう、人々に聞くよう、 眼差しを持ち、まわりのあらゆる物事を、見るように、です。 君が、いつも鏡で、自分自身を見つめているだけではない。 いいですか? また、君が、年上の人々に、話をするとき、 彼らに少し丁寧であることが、とても重要です。 理解できますか - 丁寧である。 おそらく、彼らは、君より、少し多く知っているかもしれないし、 そうでないかもしれないが、 若いので、他の人たちへ配慮しなくてはいけません。 君たちは、世の中で、外の世界で、何が起きているかを、知っていますか。 世界中の若者たちは、自分の親をちっとも気に掛けません - または、年長の人たちを、です。 彼らは、興味を持っていません。 で、彼らは、ますます許容しがちに、なりつつあります。 自分がしたいことを、しています。 君たちは、これらを知っていますか。 知っていますか。 いいえ、知りません。 私はどうやって、これらの学生、これらすべての若い人々へ、 語ることになりますか - 彼らが、きわめて若い間に、それがいかに重要であるかを、です。 彼らが大学へ行く前、その他すべての前、 彼らが世の中へ出ていく前に、 大きな感覚、君の感覚すべて、 味、見る、嗅ぐ、聞く、触れるのを、 敏感で、生きているよう、するのです。 君たちは、自分の学校で、これらを助けてもらっていますか。 そうしてもらっていますか。 または、誰も気にしませんか。 私に語っていただけるでしょうか。 私は、君たちに、質問をしています- 年上のみなさんに、です。 君は、自分の教師から、自分の年上の人たちから、 自分の教育者から、励ましてもらっていますか - 記憶するだけではなく、 精神、頭脳を 他の方向で活動的にしておくように、です。 君は、そのように助けてもらっていますか。 君たちは、私に答えてくれるでしょうか。
19:03 学生: 教師の数人は、助けています。
19:08 ナラヤン: 教師の数人は、助けています。
19:10 K: 教師の数人は。 なぜ、すべての教師でないのですか。
19:13 学生: 僕たちは知りません。
19:15 K: 私は、他の教師たちに、訊ねています。 なぜ彼らは、みんな、君を助けていませんか。
19:24 学生: 彼らは、彼らなりの形で助けています。
19:30 K: すべての教師が、ですか。 わずかな教師だけが、ですか。
19:34 学生: すべての教師が、です。
19:37 K: で、ちょっと待ってください。 あの男の子は、そこで言います - わずかな教師だけが、こうする、と。 君は、すべての教師が、と言います。 さて、誰が正確ですか。 いえ、いえ。 考えぬいてください。 君は、すべての教師と、言います。 あそこのあの男の子は、わずかだけだと、言います。
20:01 学生: 僕は、ラージガート学校について話しています。
20:04 N: 彼は、ラージガートからです。
20:12 K: それは、私への汚い企みです。 さて、真理は何ですか。 リシ・ヴァレーのすべての教師が、 ラージガートは別として、 君を、助けてくれますか - どうぞ、聞いてください - 記憶するだけではなく - それで、君が試験に通るように、ですが - また、君の頭脳を養成するよう、 君が適切に考えるよう、助ける。 記憶するだけではなく、考えるように、です。 彼らは、君を助けてくれますか。 さあ、彼らは助けてくれますか。
21:10 学生: 教師たちは助けてくれると、思いますが、 たぶん僕たちは、彼らの助けを、受けません。 

K: ああ。
21:15 学生: ええ、ここの教師は、僕たちを助けてくれますが、
21:18 たぶん、僕たちは、彼らの助けを受けません。 

K: 理解できます。
21:21 で、教師たちは、君たちを助けようとしますが、 君たちは、受け取りません。 なぜですか。
21:31 学生: 私たちは、励ましが必要です。
21:36 K: 聞こえません。

学生: 私たちは、励ましが必要です。
21:40 N: 彼らは、励ましが必要です。
21:43 K: 君たちは、励ましが必要です。 彼らは、聞くよう、君を励まさないですか。 君は、これがいかに重要なのかを、理解しますか。 さて、ちょっと待ってください。 私は君たちに、何かを語りましょう。 私たちの頭脳は - 頭脳とは何かを、知っていますね。
21:59 知っていますか。

学生: はい。
22:02 K: 私たちの頭脳は、きわめて古いのです。 それらは、何百万年を経ています。 それら何百万と何百万の年の間に、 頭脳は、きわめて、きわめて多くの経験を、経てきました - 逆境、困難、苦しみ、楽しみ、苦悩、 何百万年をとおしてあったことすべてを、です。 君の頭脳は、それらを経てきました。 君は、それを知っていますか。 知っていますか。 では、君の頭脳は、君の頭脳でないのです。 それは、人間たちの頭脳です。 彼らはそれが分かるのかどうかと、思われます。 それは、何百万年の間、この地上に生きてきた 人間すべての収集物です。 今、起きつつあることは、 私たちの社会のせいで、人口過剰のせいで、 経済的な状況、 民族、国籍の分割などなどのせいで、 私たちは今、この広大な精神、頭脳を、狭い小さな轍に、しつつあります - 技術者として、財務官として、医師として、 画家として、専門家になって、です。 ですが、頭脳の全体は、発達していません。 理解できますか。 これに付いてきますか。 さて、私が君たちに話しているとき、 君は、自分の能力すべてでもって、聞いていますか。 または、自分が聞きたいことを、聞いているだけですか。 または、注意深く、気をつけて聞いていて、 それで、君の頭脳全体が、生きていますか。 そうしていますか。 または、君たちは、互いに話し合っていますか。 私は、彼らがあそこで、互いに話し合っているのが、見えます。 それは、君は礼儀正しくない、君は聞いていない、という意味です。 君は、自分の観念を運びつづけています。ですね? で、私たちは、君と私は、どのように、 互いに助け合おうとしていますか - 君が、聞こうとしていないなら、 君が理解したくないなら、です。 それは、生の甚大な問題です。 理解できますか。 君は、この学校を出て行こうとしています - そして、ものすごく複雑で、厄介で、悲惨な世界に、入ります。 君は、それらに向き合わなくてはいけません。 で、それらに向き合うには、君は、学業面での能力だけではなく、 違ったように観察し、学び、考える能力を、持たなければなりません。 いいですか? さて、私は、当座、話すのを止めるでしょう。 君たちは、何か質問をしたいですか。
26:03 学生: 教師はどうすれば、僕たちが敏感であるのを、助けられますか。
26:09 K: 教師はどうすれば、助けられるか・・・

N: 彼が敏感であるように、です。
26:14 K: 教師はどうすれば、君が敏感であるよう、助けられますか。 君は、「敏感」という言葉が、どういう意味かを、知っていますか。
26:26 学生: 「敏感さ」という言葉は、すべての感覚への鋭い気づきを、 含意している、と思います。
26:36 K: そうです。君は、それを、正確に言いました。 すなわち、すべての感覚に気づくことです。 君は、気づいていますか。 気づいていません。 で、君は、教師に、助けてほしいのです。ですね? さて、彼はどうやって、君を助けることができるでしょうか。 仮に、私は当座、君の教師である、としましょうか。 私は今、当座、君の教師です。 私はどうやって、君が敏感であるよう、助けられますか。 それは、君の感覚すべてを、 鋭く、冴えて、明らかで、活動的にしておく、という意味です。 私はどうやって、君を助けられますか。 私は、お示ししましょう - どうやって私は、君を助けられるかを、です。 君は、聞いて、そうするのでしょうか。 ただ、「はい」と言って、何気なく聞き、そうしないのではない。 君は、聞いて、そうするのでしょうか。 そうするのでしょうか。 いいです。 初めに、 君は、この谷の緑の色々すべてを、明らかに見ますか。 緑の違った影を、です。
27:57 学生: 見ると思います。

K: 見ますね。
28:00 君が見るとき、それは、君にとって、何を意味していますか。
28:04 学生: それらは、何かとても美しいものだと、思います。 それは、何か見つめるのに、とてもすてきなものだと、思います。 僕は、それを見つめた後、とても幸せに感じます。
28:13 K: で、それは、どういう意味ですか。 君が何かを見るとき - 緑の色々すべてのように、です。 それの美しさが、君に訴えかけます。 いいですか? さて、君は、道路に汚物を見るとき、 何をしますか。

学生: 僕は、嫌悪を感じます。
28:38 N: 彼は、汚物を見るとき、嫌悪を感じます。
28:40 K: それは、どういう意味ですか。
28:43 学生: 僕たちは、あらゆることを、してきました。
28:45 K: いいえ。私が訊ねていることを、気をつけて聞いてください。
28:48 君は道路に、汚物を見ます。 君は、それを見つめます。ですね? 君は、それを見つめざるを得ません。 なぜなら、歩いて通って行くからです。 君は、それを見つめます。 それへの君の反応は、何ですか。 君は、それは嫌悪だと言いますね。なぜですか。 君は、谷の緑のいろいろを、見ますね。 そして、あれは何と美しいのか、と言います。 君は、道路の汚物を見つめます。 それは、君を嫌悪させます。 なぜですか。
29:28 学生: 私たちは、すてきなものだけを、見たいです。 私たちは、うるわしいものを見たいです。 私たちは、汚物とすべてを見たくない。 私たちは、美しいものを、見たいです。
29:36 K: で、君は、美しいものを見たいだけです。 醜いものは、見たくない。 そういうことですか。 そういうことですか。 で、君が言ってきたことを、見つめてください。 君は、美しいものを、見たいだけです。 醜いもの、汚いものを見たくない。 それは、どういう意味ですか。 君は、自分が好きでないものを、閉め出しています。 そして、自分が好きなものを、です。
30:04 学生: それは、自分の好き嫌いが 自分が見るのを、じゃますると、いう意味ではないですか。
30:09 K: そのとおりです。 で、君は今、何かを学んだのでしょう。ですね? 君は、敏感であることについて、何かを学んでいます。 土地の美しさ、 緑の美しさを、見守る - 花々、丘、谷、大いなる土地を、です。 それは、醜い物事をも、含んでいます。ですね? で、君は、あれが見えるように、明らかに、それを見つめられますか。 「私はあれを見たくない」と言わずに、です。よろしいですか。 「私はあれを見たくない」と、言った瞬間、 君は、自分自身を、鈍感にしています。 彼らはこれを理解するのかどうかと、思われます。 これを理解できますか。 で、敏感であることは、あらゆる物事を見つめる、という意味です - 「私は好きだ。私は好きでない」と言わずに、です。 いいですか? 君は、そうするのでしょうか。 いいです。 そのとき、君は音楽が聞こえます。 或る音楽を、君は好きでないが、或る音楽を、君は好きですね。 君は、ポップ・ミュージックが、好きですか。
31:37 学生: 僕は、それがあまり好きではありません。
31:39 K: 何ですか。 

N: 彼は、それがあまり好きではありません。
31:43 K: 君は、それがあまり好きでない。 君は、クラシック音楽を、聞いたことがありますか。
31:49 学生: そのほうが、僕にはもう少し訴えかけます。
31:52 K: そのほうは、君に、もう少し訴えかける。 君は、クラシック音楽を、自分の精神すべてでもって、 自分の心すべてでもって、聞けますか。 また、何か自分が好きでないものをも、聞けますか。 君は、それを聞かなくてはいけませんが、 「私はそれが好きでない。私は聞くまい」と言わないでください。 私が言っていることを、理解できますか。 それで、君は、学ぶこと、聞いて、判別することを、始めます。 「私は好きだ。好きでない」ではなく、判別する。 君がこれを理解するのかどうかと、思われます。 お兄さん、お姉さん、これは、とては重要です - すみません。 どちらであっても、です。 すなわち、私たちはこう言いました - 緑を見なさい、汚物を見なさい、 聞きなさい、それから、味わいなさい。 君は、辛い食べ物だけが好きですか。
32:55 学生: いいえ。僕は、それをあまり好きではありません。
32:58 K: 私は、他の人みんなに、訊ねています。 お米だけですか。 君たちの誰かは、肉を食べますか。
33:09 学生たち: はい、先生。
33:13 K: それは、どういう意味ですか。

N: 家で、です。
33:16 K: ああ。 君たちは、家で肉を食べるのが、好きですか。
33:27 学生たち: はい。
33:31 K: そうですか。 なぜ君は、肉を食べますか。 さあ、私に答えてください。 なぜ君は、肉を食べますか。
33:48 学生: なぜなら、私たちは、その味が好きだからです。
33:50 K: 君は、その味が好きです。 君は、動物を殺すことが、どういう意味かを、知っていますか。 君は、あの牛、あの山羊が、見えますか。 君は見ません。 今は、そこにいません。 誰かが、それを殺します。 君は、その死体を食べます。 それは、どういう意味ですか。 残酷さ。 そうではないですか。 ですね? 君は、残酷でありたいですか。 進んでください。 「はい、私は残酷でありたい」とか、 そうでないとか、言ってください。 怯えないでください。 肉を食べるとき、君は、動物たちを殺しています。 君は、そうしたいと思いますか。
34:54 学生: いいえ、先生。
34:57 K: では、なぜ肉を食べますか。
35:01 学生: 私は、動物を殺したくありません。
35:03 K: 聞こえません。

学生: 私は、動物を殺したくありません。
35:07 N: 彼女は直接的に、動物たちを殺しません。
35:10 K: 君の肉屋が、動物を殺します。 そして君は、それを食べます。 違いは何ですか。 そうね、何年も前に、私はセイロンにいました。 今そこは、何と呼ばれますか。 スリランカね。 私は、何年も前に、そこにいました。 或る男と女が、私に会いに来ました。 彼らは仏教徒でした。仏教徒とは何かを、知っていますか。 仏教では、君は、殺すと思われていません - どの動物をも、です。 で、これら二人の人たちが、私に会いに来ました。 そして彼らは、言いました -「私たちは、大問題を持っています。 どうぞ、私たちがそれを解決するのを、助けてください」と。 「仏教では」と、彼らは言いました - 「私たちは、とても良い仏教徒です。 私たちは毎週、肉屋を代えます」と。 理解できますか。私が言ったことを、理解しましたか。 「で、私たちは、それの業を受けません。 肉屋が、それの業を受けます」と。 私が言ったことを、理解しましたか。 「ですが、それが、私たちの問題ではありません」と、彼は言いました。 「私たちの問題は、こうです - 私たちは卵を食べるのが、好きですが、 私たちは、卵を割るとき、胎芽を殺します。 で、それが、私たちの問題です。 私たちは、肉を食べるのを、気にしません。 なぜなら、それは、他の誰かにより、殺されるからです」。 ですが、私たちは、卵を食べるとき、直接的にそれを殺しています。 君は理解しましたか。 で、君は、なぜ肉を食べますか。 なぜ君は、この谷で、リシ・ヴァレーで、肉を求めませんか。

学生: 僕たちは、そうしたいと思いますが、彼らは、それを与えてくれません。
37:17 K: 何ですか。
37:20 N: 彼らは、ここで与えてくれないでしょう。
37:22 K: それは知っていますが、君は、ここでそれを食べたいと思うのでしょうか。
37:26 学生: 僕は気にしません。

K: 気にしないとは、どういう意味ですか。
37:30 君は、ここで、それを食べたいと思うのでしょう。 

学生: はい、先生。
37:33 K: 君は、私が以前に言ったことが、聞こえましたか。
37:37 学生: 動物を殺しているなら・・・
37:42 K: よし。よし。
37:45 君は、動物を殺すことは、 植物、キャベツを殺すのと等しい、と言います。そうですか。 考えぬいてください。先入観を持たないで、考えぬいてください。 動物を、殺すこと - 山羊、ニワトリ、牛 君が家で食べるのが、何であっても、です。 そして、何・・・なすび、 (スパイスの)メティ、豆を殺すこと - 君は、それら二つを、同じ水準に置きますか。
38:23 学生: どちらも、自分の感情を表現しません。
38:31 K: 聞こえません。
38:33 学生: どちらも、自分の感情を表現しません。
38:38 N: 彼は、どちらも自分の感情を表現しないと、言います。
38:43 K: 君は、何について話していますか。 私が言ったことを、理解されましたか。 牛、山羊、ニワトリ、豚を、君は食べます。 また君は、キャベツをも、食べます。 どんな野菜ですか。 すばやく、私に言ってください。
39:08 学生: ニンジン。
39:10 K: ニンジン、豆、ジャガイモ。 君は、それら二つを、同じ水準に、置きますか。 どちらも、生命を保有していますね。 これは、最小ですが、あれは、最大ですね。 で、君は、どちらを殺すでしょうか。 君は、もしも山羊、ニワトリ、牛、豚を、殺さなくてはいけなかったなら、 彼らを殺して、彼らを食べるのでしょうか。 で、なぜ、この学校では菜食主義で、 家に戻って、動物を殺すのですか。 そうね、それが鈍感さです。 ですね? それを理解できますか。 私が言っていることを、理解できますか。 すなわち、ここでは、菜食主義であり、殺さない。 ここでは、肉を食べないが、 家に帰って、肉を食べる。 自分が何をしているかを、見てください。 君は、二重生活を送っています。ですね? 偽善的な生活を、です。 君は、とても敬虔です。君は、何をも殺しません。君は優しい。 そして家に帰って、暴力的になります。
40:42 学生: 僕たちは、学校ではそれを食べません。 僕たちは学校では、肉を食べません。なぜなら、それが、学校の規則であるからです。 で、僕たちは、家に帰るとき、肉を食べます。
40:55 K: お兄さん、私は知っています。君は、私が言ったことを、聞きましたか。
40:58 学生: はい。あなたは、偽善的になっていると、仰いました - ここで食べないで、家に帰って食べて、です。
41:03 K: 私はこう言いました - 君はここで、肉を食べないが、家に帰って、肉を食べる、と。
41:08 学生: 僕らは、そのためにここでは、肉を食べません。
41:10 K: いいえ、私は知っています。 ここで彼らは、「どうぞ、殺さないでください」と言いますね。 君は、家に帰って、殺します。 で、それは、どういう意味ですか。
41:23 学生: 彼らが僕たちに、肉を食べるのを、許してくれるなら、 僕たちは、肉を食べるでしょう。
41:27 K: お兄さん、私は君に、質問をしています。 初めに、私の問いに答えてください。 すると、私は、君の問いに答えるでしょう。
41:34 N: 彼は、肉を食べませんが、彼は、他の人たちのために、話しています。
41:37 K: 君が他の人たちのために、話しているのは、知っています。何が起きますか。 君は、一個所で、肉を食べます。 もう一個所で、肉を食べません。 君の精神に、何が起きつつありますか。
41:52 学生: 僕は何も言えません。

K: 何?
41:55 N: 彼は、自分は何も言えない。自分はこれに関与していないから、と言います。
42:01 K: 肉は放っておいてください。 君は、ここで一つのことを、言い、自分の家では、何か他のことをします。
42:07 学生: 僕は、そう言っていません、先生。 もしも許されたなら(聞き取れない)
42:17 K: こちらに来てください。 君は、何を言おうとしていますか。
42:31 学生: もしも許されていたなら、僕は、肉を食べているでしょう。 僕は、もしも許されたなら、野菜を食べていないでしょうが、 僕は許されていない。 だから、ここでは野菜を食べます。
42:39 K: で、気をつけて、考えぬいてください。 君は、ここで肉を食べるのを、許されていません。 君は、家に帰るとき、肉を食べられます。 で、君は、何をしていますか。
42:51 君は、ここで肉を食べないよう、圧力のもとにいますか。 

学生: はい。
42:54 K: その圧力が外れるとき、君は、暴力的になります。
42:58 学生: はい。

K: ですね?
43:01 学生: はい。

K: で、それは、どういう意味ですか。 考えぬいてください。 さあ、考えぬいてください。 ここで、君は、優しい。 肉を食べるのを、許されていません。 君は、「どうぞ、動物に親切にしてください」と言われます - 「動物を保護し、彼らの世話をし、樹々の世話をしてください」と。 君は、家に帰り、反対のことすべてを、します。 それにより、君は生の中で、どうなりますか。
43:36 学生: 二重のイメージです。

K: ええ。
43:39 すなわち、ここで君は、一つのことを言う。 家に帰り、他の何かを言う。 それにより、君はどうなりますか。
43:48 学生: 鈍感になります。

K: 鈍感に。他に何ですか。
43:52 学生: 偽善者です。

K: まさにそうなんです。
43:55 それにより、君は、偽善者になります。ですね? ここで君は、「私は肉を食べてはならない」と言います。
44:04 学生: 僕たちは、肉を食べてはならない、とは言いません。 僕たちは、肉を食べてはならないとは、言いません。僕たちは、食べたいと思います。
44:12 K: いいえ。規則は、リシ・ヴァレーは肉を食べない、というものです。
44:16 学生: はい、先生。 でも、僕たちは、肉を食べるのを許されるなら、すぐに肉を食べるでしょう。 それが、要点です。で、偽善者とは呼べません。 なぜなら、自分の意見は、やはり自分は肉を食べたいままだからです。
44:34 学生: それを偽善とは呼べません。 彼は肉を食べる、僕は肉を食べるとの事実のため、です。 僕は、自分の家で肉を食べています。 僕は、ここで肉を食べたいですが、許されていません。 で、それは、僕が二重の生活をしているという問いではありません。
44:47 K: ああ、そうです。 そうしていますよ。
44:49 学生: それは、ここで私に、強いられているからです。
44:51 K: ああ。 君たちがここに来る前に、この学校は菜食主義だと、言われますね。 この学校は、私たちは肉を食べないと、言います。 君は、それを受け入れます。
45:05 学生: たぶん、それは犠牲です・・・
45:08 K: ああ、お兄さん、君は、それを受け入れます。 君は、ここに来るとき、肉を食べないことを、受け入れます。 それは、君自身の自発的な入学です。
45:18 学生: 彼が同じように感じることを、どうやって知りますか。
45:21 K: 何ですか。
45:22 学生: 彼が同じように感じることを、どうやって知りますか。
45:25 K: 同じように感じるとは、どういう意味ですか。
45:31 学生: 彼が、学校側と同じように感じることを、どうやって知りますか。
45:34 K: 君がここに来る前に、学校は、こう言います - 君は、肉食をしない人物になるだろう、と。ですね? それらの条件のもとで、君は、ここに来ます。 君は、その条件を受け入れます。ですね? なぜなら、君は、一定の種類の教育等々を、ほしいからです。 そして、君は、家に帰り、肉を食べます。
46:03 学生: それは、彼が肉を食べたくない、という意味ではありません。 彼はやはり、肉を食べたいが、彼は、食べるのを許されません。
46:08 K: 論点を外していますが、いいですよ。 やはり君は、肉を食べたいのです。 君は、もしもそれがここで得られたなら、それを食べるでしょう。 ですが、ここでは、「肉を食べるな」と言われます。 ですね? さて、逆の方から、表します。 ここで、彼らは一つのことを言います。 君は、家に帰り、これに反対の他の何かをします。ですね? 何が起きますか - 君が、ここで一つのことを言い、 家では、他の何かのとき、です。
46:41 学生: いいですよ。僕は、自分は肉を食べたくないとは、言っていません。
46:44 K: 私は、当座、肉を食べることについて、話していません。
46:49 学生: それは、僕たちが話をしている実例です。 僕は、自分は肉を食べたくないとは、言っていません。
46:54 K: すみません。 

学生: 僕たちは、食べないように強いられます。
46:56 K: それは理解します。 私は、肉を変えました。 私は、肉から離れました。 私は、こう言っています - 君は、ここで一つのことを言い、 家で、全く違った他の何かを、言う。
47:13 学生: それは偽善でしょう。

K: それが、私が言っているすべてです。
47:16 なぜこれを、ここに適用しませんか。
47:21 学生: それは、肉に適用されません。
47:24 K: 何? 

学生: 肉には適用されないと、彼は言います。
47:26 K: なぜですか。
47:31 学生: 僕は、殺すことを信じていないからです。 

K: 聞こえません。
47:34 学生: ここで、彼らは、殺すことを信じていませんが、 家で、彼らは信じているんです。
47:46 K: それがまさに、私が言っていることですよ。 ここで、君は、一つのことを信じ、家に帰って、他の何かを信じます。
47:54 学生: 彼は、自分は肉を食べたいと、信じています。 彼は、どちらの時も、肉を食べたいんです。 彼は、学校で肉を食べたいし、外側で肉を食べたいんですが、
48:02 彼は、そうするのを許されていません。 

K: もちろんです。
48:06 君たちはみんな、法律家ですか。 白を黒に変え、黒を白に変える?
48:20 学生: でも、一定の環境で成長しているとき、 急激に変化するのは、とても困難です。
48:27 K: で、環境の圧力に応じて、君は、屈します。 誰かが君に、「軍隊に加われ」と言います。君は、屈します。 誰かが君に、「技術者になれ」と言います。 君は、「いいですよ。私は技術者になろう」と言います。 ゆえに、君はちょうど、風見鶏に似ていますね?
48:53 学生: でも、自分の家族の中で、みんなが技術者であるなら・・・

学生: 自分の家族の中で、彼らがみんな、技術者であるなら・・・
49:04 K: 何? 

学生: 自分の家族の中で誰もみな、技術者であるなら、 自分は技術者になりがちです。
49:09 K: すなわち、家族の中で、君たちがみんな、猿であるなら、 君もまた、猿になる。
49:24 学生: 人々は、肉を食べる間、きっと気持ちが良かったと、思います。 彼らは、それを食べているとき、それを感じません - 自分たちが残酷であることを、です。
49:35 K: 彼は、私に、敏感であるとはどういうことかを、訊ねました。 敏感であるとは、 自分がしていることに、気づいている、という意味です - 殺していることと、それの意味合いすべて、 暴力に、です。 ここで、君は、ふりをします。 暴力的でない、ふりをします。 で、それにより、君は鈍感になります。ですね? 君は、「私は肉を食べまい」と言うのか - なぜなら、それは、殺すことを含意しているからです。 いいですか、私はイングランドにいました - 十二、十三歳から、 イングランドに、フランスに、イタリアに、アメリカに、です。 私はけっして、肉に触れませんでした。一度も、です。
50:29 学生: 先生、あなたは、例外なのかもしれません。
50:32 K: ああ、待ってください。 私は、自分の文章を終了させていません。 私は、圧力のもとにいました。 私は、大変多くの人々に、招待されていました - とても頭がいい、など、 俳優と、あらゆる種類の人々に、です。 私は、「私は肉を食べません」と、言いました。 なぜなら、私はそれを信じていない、私は殺したくないからです。 ですが、私は野菜を、殺さなければなりませんね。 で、私は、できるだけ殺しません。いいですか?
51:18 学生: それは、もしもあなたが、 何かまったく生きていない食べ物を、持っていたなら、って意味ですか・・・
51:28 学生: もしも、何かまったく生きていない食べ物を、 持っていたなら -それは生きていなくて・・・
51:43 K: 君たちはみんな、とても利巧な法律家に、なるでしょうが、 君たちは、あまり先へ行きません。
51:51 学生: それは、肉を食べるすべての人々は、 鈍感である、という意味ですか。
51:56 K: そうです。
51:57 学生: 僕は不同意だと思います。
52:01 学生: 彼は不同意です。
52:02 K: なぜですか。 君が不同意するとき、なぜ不同意なのかを、教えてください。
52:10 学生: 幾つかの場合に、環境がきびしいとき・・・
52:16 K: もちろんです。君は、極地に生活しているなら、 肉を食べなくてはいけませんが、 君は、極地に生活していません。 で、君は私に、敏感であるとは、どういうことかを、訊ねました。 私は、敏感とは、自分の環境に、丘に、緑に気づく、 という含意だと、言いました。 気づく、見守る、聞く。 君は、「僕は肉を食べることに、慣れているだけだ。 僕は、他の何をも食べないだろう」と言うなら、鈍感になります。 理解できますか。 敏感さは、君の感覚すべてを養成する、という意味です。 動物たちへの、君の残酷さ- 理解できますか - そのすべてが、含意されています。
53:16 学生: 私たちは、肉を食べることにより、残酷であると、あなたは、仰っています。 何か死んでいるものへ、残酷になっていません。
53:27 K: こちらへ来なさい。
53:38 学生: 残酷でなくてもいいです。 なぜなら、 何か死んでいるものへは、残酷になっていないからです。
53:45 K: 君は残酷ではない。なぜなら、それは、何か死んでいるものであるから。 でも、君は初めに、その動物を殺します。 それを死なせますね。
53:57 学生: でも、僕はそれを殺しません。
54:00 K: 君は、それを殺しませんが、他の誰かが、それを殺します。 で、君は、残酷なことを支援しています。ですね?

学生: はい、先生。 

K: ええ。
54:12 学生: 僕は思うんですが、肉を食べる人たちは、 それは残酷であることだと感じないなら・・・
54:19 K: ああ、私が感じる、ではない。 見てください。検討してください。 私が何を感じるか、ではない。 いいですか、私は、君と同じぐらい利巧です。 今、10時半です。 私たちは、明後日、再び会うでしょう。ですね? さて、私たちは、しばらくの間、静かに座りましょうか。 本当に静かに、です。 動くことなく、ええ、動かず、快適に落ち着きます。 快適に、落ち着きます。 静かに座ってください - 絶対的に静かに、です。 眼を閉じて、 目玉を動かしません。 それらを、きわめてじっとさせ、とても静かに座ります。
56:04 よろしいです。 明後日、お会いしましょう。
56:10 学生: 今回は、誰もがみな、あなたのナマステに、し返しました。