Krishnamurti Subtitles
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RV81DS2 - 君は、腐敗しないよう、責任を持つのでしょうか。
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| 0:21 クリシュナムルティ: 君たちは私に、 何について、話してほしいでしょうか。 |
| 0:26 学生: 僕たちは前回、止めたところから、 つづけられますか。それから進んで・・・ |
| 0:35 K: 分かりました。 私たちはどこで、止めましたか。 |
| 0:37 学生: あなたは、僕たちの今の生き方に、 代替案があることを、仰りました。 そして、あなたは答えを 提供しないだろうこと、そして、 僕たち自身が、あなたの 助けでもって、それらを 探さなくてはいけないだろうことを、 仰りました。 |
| 0:49 K: よろしいです。 初めに、私が話したいことについて、 少し話してもいいですか。 それから私たちは、君たちの 話したいことを、つづけられますか。 私は質問をしたいと思います - 私たちがいう学びとは、 どういう意味ですか。 私たちはほとんど、書物から、 印刷された言葉から、学びます。 または、教育者により、教示されたり、 言われたり、情報を与えられたりします - すでに自分の特定の教科に、 ぎっしり満ちている教師から、です。 私たちは、聞くこと、 見ることをとおして、 学びます。 また私たちは、 その言葉を使っていいなら、 自分たちの心をとおして、 学びます - すなわち、慈しみ、同情、 寛大さ(をとおして、)です。 で、生について、 幾つもの学び方が、あります - 生は、とても複雑な過程です。 2:31 ほとんどの学校と、 ほとんどの教育機関は、 書物の知識にのみ、 関心を持っています。 その知識は、私たちの精神、 頭脳を、制限します。 私たちは、自分たちの 頭脳の全体ではなく、 頭脳の一部を、 使っているだけです。 君がそれに興味があるなら、 私たちは、入れます - 全包括的な精神、 全包括的な頭脳でもって 生きるとか、行為するとは、 何であるかの観念や、 または、実在へ、入れます。 すなわち、君の頭脳の 小さな一部分でだけではなく、 その全体でもって、 ということです。 その小さな部分は、 蓄積した知識です - 経験から、書物から、 出来事から、観察などからの 学びと呼ばれるもの、です。 3:58 で、学びは、見たところ、 今、教えられたり、 学ばれたりしているように、 特定の主題、科目や、 特定の分野へ - 科学、生物学などのへ - 制限されています。 で、特定の視点に 限定されていない、 学びが、ありますか。 眼でもってだけではなく、 聞こえることでもっても、また 学びが、ありますか - 感覚的な耳でもって、 だけではなく、 はるかに深く聞くのです。 そして、私がその言葉を 使っていいなら、 君の心からの学び - その意味ですが、 それは、私が言いましたように、 寛大さ、同情、 大変多くの慈しみ、配慮、 親切、大きな愛の感覚です。 5:27 それら三つすべてが、 完全な調和にあり、ともに働いているとき、 それは、全包括的な、 または、頭脳の全体の作動です。 なぜなら、私たちのほとんどは、 とても利己的であり、 自分自身に関心を持ち、 自分の試験、 自分の未来を心配し、 自分の特定な小さな問題を心配し、 自分の成功などを 心配しているからです。 私たちのほとんどは、 きわめて自己中心的です。 君たちは、その言葉、 「自己中心的」を、理解しますか。 すなわち、きわめて利己的です。 見たところ、 私たちは、動いて、 その区域の外へ出ることを、 ひどく困難だと見るようです。 6:30 確かに教育は、 いわゆる学業的な側面に 関心を持つだけではなく、 またそれは、人の発達全体に、 関心を持っています - それは、君の心、 君の聞くこと、君の見ることと、 君自身について学ぶことです。 君が何であるかを、学ぶことです。 そして、その学びをとおして、 君自身を越えていく。 これが、確かに 私たちの教育の一部です - 単に君の目を、書物に 固定するだけではない。 この広大な美しい谷、 この田舎、国が、あります。 この国で、何が 起きているかを、見る。 腐敗は、生の道であるように、 思われます - そこでは、部族主義が、 ますます成長しています。 分離主義、 南北の対立、東西の対立などです。 7:55 政府が何であるかについて、 学ぶこと、 君の行為の仕方、 君の学び方、生き方について、 学ぶこと。 で、それらが、 私たちの学びの一部です。 誰も、君自身についてどう 学ぶのかを、君に教えられません。 心理学者、精神科医と 哲学者たちは、 君が自分は何であるかと 考えるのかを、指摘してきました。 で、私たちは、彼らに付いていくなら、 君は、自分が何であるかに、ではなく、 君は何であるかと、彼らが考えるものに、 付いていっています。 これが明らかであってほしいと、 願っています。 で、教育は本当に 基本的に、君自身と、 世界への君の関係について、 学ぶことです - 兄弟へ、妻へ、夫へ、 姉妹へ、隣人などへの 君の関係について、 (学ぶの)です。 9:24 なぜなら、私たちは、 互いとの自らの関係を 理解するよう、学ばないなら、 私たちは、とうてい、 新しい社会を創り出せません。 それが、私たちの教育の一部です。 また、私たちが良い人間であるよう 見計らうことも、 私たちの教育の一部です。 私たちは、その言葉が 何を意味するかを、説明しました。 で、これが、世界と 君自身についてと、 君自身と世界との間の 関係について、 学ぶ過程全体です。 さて、私は、君たちに 質問をしましょう - 私たちが先日、話していたことを 継続するように、です。 |
| 10:23 学生: 僕は、一つのことを 訊ねたいと思うんです。 あなたは、 同情と慈しみをとおして 学ぶことが重要であると、 仰りました。 10:31 僕は、それを理解できません。 |
| 10:35 K: 彼は、訊ねています - 同情、慈しみ、寛大さと それらについて、学ぶことは、 重要である。 そして彼は、「あなたがそういう意味が 理解できません」と言います。 (気前よく)寛大であることは、 とても困難ですか。 君は、それについて、 学ばなくてはいけませんか。 君はシャツを持っているなら - 余分のシャツを、です - 君はそれを、誰かに 与えるでしょうか。 学生: いいえ。 |
| 11:14 K: いいえ。 |
| 11:16 全くそうです。 |
| 11:17 君たちのまわりには、 これら広大な貧困が、あります。 君たちは、相当にいい暮らしを しているように、思われます。 または、君たちの両親は、 いい暮らしをしています。 君は、余分なシャツを持っています。 または、余分のスカートを、です。 君はそれを、自分より貧しい誰かに、 与えるでしょうか。 君は、そうしたことがありますか。 すなわち、見返りに何をも求めずに、 それを誰かに与えてしまう。 それが、(気前よい)寛大さです。 |
| 12:00 学生: 僕はありますが、 僕は一つのことに、注目してきました - 僕たちが、その種のことをするよう 促されるのは、一定の時にだけです。 |
| 12:06 K: もう一回、お願いします。 |
| 12:08 学生: 僕は、それをしたことが、ありますが、一つのことに、注目してきました - 一定の時にだけ、僕たちは、 その種のことをするよう、促されるのです。 |
| 12:17 K: 彼は、一定の時に、 (気前よく)寛大であるだけです。 |
| 12:21 ナラヤン: 彼は、 自分は一定の期間にのみ、 そうするよう促されると、 言います。 |
| 12:29 K: 彼は、いつの時も寛大ではない。 彼は、それが自分に適うとき、寛大です。 |
| 12:34 学生: 僕は、そうとも言わないでしょう。 |
| 12:36 K: 君は、そうとも言わないでしょう。 すると、あなたは、いつ (気前よく)寛大ですか。 私たちはこれを、彼一人に、 限定していません。 君はいつ、(気前よく)寛大ですか。 君は、どの時にも、寛大ですか。 |
| 13:01 学生: 自分が幸せであるとき、です。 |
| 13:06 K: 君は、幸せであるとき、 (気前よく)寛大です。 そうですか。 君はいつ、幸せですか。 で、君は、こう言っていますか - 私たちは本当は、それが自分に適う ときだけ、(気前よく)寛大である、と。 いいですね? それが、私たちに都合がいいとき、です。 私たちは、与えてしまうべき古い衣服を、 何か持っているとき、とても寛大です。 いいですね? |
| 13:42 N: 彼は、いいえ、と言っています。 K: 君は、いいえ、と言って いますか。 |
| 13:46 学生: はい。 |
| 13:47 すると、君はいつ、 (気前よく)寛大ですか。 |
| 13:48 君はいつ、慈しみふかく、 親切に、寛大に、同情的に 感じていますか。 または、君は、けっして それを感じませんか。 または、時折だけですか。 |
| 14:08 学生: 時折だけです。 |
| 14:10 K: なぜでしょう。 君が、時折、と言うとき、 その言葉は、どういう意味ですか。 めったにない。 そうですか。 |
| 14:24 学生: 僕は、そう言えます。 |
| 14:27 K: 君は、そう言うんでしょう。 それは、一年に一回です。 学生: どの時もないです。 |
| 14:31 K: どの時もない。 |
| 14:33 君はいつ、(気前よく) 寛大に感じますか。 |
| 14:35 学生: 自分が、何かにより 動かされるとき、です。 |
| 14:39 K: 君が、何かにより 動かされるとき、です。 |
| 14:47 それは、変な現象でしょう。 昨夜、君たちは、 あの美しい舞踊を見ました。 君たちは、それにより、 動かされましたか。 君はその動きを感じた、 君自身がほとんど踊れそうだと 感じた、という意味で、 動かされましたか。 |
| 15:31 学生: はい。 |
| 15:33 K: 君は、リズムに 付いてゆきましたね。 何が君に、そうさせましたか。 君は、その美しさを 見ました。 ですね? そのリズム、 姿勢、 活力、 強さを、です。 それは、君に訴えかけました - 君の美的感覚 美しさの感覚が、目覚めました。 ですね? あの瞬間に、君は、何かを 与えていたのでしょうか。 君は、自分自身を忘れたでしょう。 |
| 16:21 学生: 僕はほぼ、そうなりました。 |
| 16:32 K: 君は、動機なく、 (気前よく)寛大でありえますか。 動機なく、誰かに 何かを与えるのです。 学生: そう思いません。 |
| 16:42 K: ええ。 |
| 16:44 で、君は寛大ではない。 |
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16:46
それは、それが 君に適うときだけです。
君ではないよ。
私は一般的に話しています -
私たちのみんなが、です。
で、私たちは、それらの側面を、 全的に無視します -
土地の美しさを、です。
私は君たちに、質問してもいいですか - 君たちのみんなに、です。
君たちは、この国が、
腐敗の状態にあることを、 知っています -
ここでは、腐敗が生の道です。
ですね?
君たちはみんな、それに同意しますか。
学生: : はい。 K: いいです。 君はそれについて、何を しようとしていますか。 君は、その腐敗に 加わるのでしょうか。 学生: 僕は本当に知りません。 |
| 17:52 K: 君は知りません。 |
| 17:53 ですが、私は君に訊ねています - 君は何をするのでしょうか。 |
| 17:54 今、それについて 考えてください。 この国への君の関係を、 見出すことは、 君の教育の 一部ではないですか - この国は、政治的に、宗教的に、 経済的に、腐敗の状態にあります。 |
| 18:33 学生: この国だけではありません。 起きつつあることが、 多くあります。 例えば、人が環境に介入してきた。 人口が増大している。 資源が、使い切られようと している。 |
| 18:46 K: ええ、そうです。私は それらを知っています。 君はそれについて、何をするのでしょうか。 それについて、君の責任は、何ですか。 |
| 18:55 学生: 僕は、自分がそれについて 何かをできることを、知りもしません。 |
| 19:03 K: 君は、腐敗している政治について、 何かをできますか。 |
| 19:08 学生: できるとは思いません。 K: 君はできない。 |
| 19:10 君は、他の人々の腐敗を、 止められますか。 |
| 19:12 君はできないでしょうね。 学生: ええ。 K: では、君は、自分自身が腐敗しない ことに、責任を持つのでしょうか。 学生: それはできます。 |
| 19:27 K: 君はそれをできます。 |
| 19:29 で、君は、腐敗しない 責任能力が、あります。 |
| 19:30 学生: でも、そのように、あなたは またもや、利己的になります。 |
| 19:38 N: 彼女は、そうして、あなたは またもや利己的になると、言います。 |
| 19:50 K: ああ!その女の子は、言います - そうして、あなたは、またもや利己的になる、と。 |
| 19:57 すなわち、「私はこの腐敗の一部に ならないだろう」と 言うことは、利己性でしょうか。 |
| 20:12 学生: 自分自身だけについて、 考えはじめます。 |
| 20:20 K: いいえ。君は、自分自身について 考えるかもしれませんが、 確かに、君は、身の回りに 腐敗を見るとき、 その腐敗に加わらないことは、 利己性ではありません。 |
| 20:33 学生: ですが、それは、 腐敗を終わらせないでしょう。 |
| 20:37 K: もちろん、そうでしょう。 ですが、少なくとも君は、 腐敗していません。 いいですか? それは、なかなかのことでしょう。 |
| 20:50 学生: ですが、先生、そういう 状況において、自分は、 何が正しいのかと、何が間違って いるのかを、知らないでしょう。 |
| 20:55 K: 君のいう、何が正しいのかとは、 どういう意味ですか。 |
| 20:59 学生: 自分の行為が、正しい行為であるのか、ないのかを、知らないだろう、 |
| 21:04 という意味です。 K: はい。ただ聞いてください。 君は、腐敗が何であるかを、 知っていますか。 君は、その言葉が、何を意味して いるかを、知っていますか。 |
| 21:15 学生: 僕は今日、それが何を 意味しているかを、知っています。 |
| 21:21 K: その言葉(コラプション)は、 ラテン語から来ています。 それは、壊すことを、 意味しています。 「ロムペレ」は、壊すことです。 理解できますか。 何かを壊して、ばらばらにする。 君が断片的に行為するかぎり、 腐敗は存在します。 私が言ってきたことを、 理解できますか。 いえ、気をつけて。 君が、自分自身で 矛盾した行為をするかぎり - 一つのことを言い、別のことをする。 それが腐敗です。 約束をして、 その約束を守らない - それが腐敗です。 一つのことを考えて、他の何かをする - それが腐敗です。 それは、君が断片化している、 壊れてしまっている、 自己矛盾している、という意味です。 いいですか? それが腐敗です。 腐敗はそれです。 また、理解されているような腐敗は、 賄賂、だまし取る、不正直。 それらが腐敗です。 さて、君は、腐敗している その集団に、加わるのでしょうか。 |
| 22:49 学生: 僕は、彼らに加わりたくないですが ・・・僕には分かりません。 |
| 22:56 学生: 先生、すみません。 この段階で、古いことわざを、 思い起こします - 彼らをやっつけられないなら、 彼らに加われ、と。 |
| 23:10 K: そのとおりです。 私はそれを知っています。 君は彼らをやっつけられないなら、 彼らに加われ、と。 それを持ち上げられないなら、 塗りつぶしてしまえ、と。 さて君は・ ・・私は君たちに、 とても真剣な質問を、しています。 なぜなら、私たちはみんな、この国で、 それに向き合っているからです - ここでは、腐敗は生の道です。 君は、教育を受け、 同情的で、寛大な人物として、 君は、それに 加わるのでしょうか。 「いいえ」とか「はい」とか 言わないでください。 それについて考え、それを見つめ、 それに入ってください。 なぜなら・ ・・ 君は、一人の人物が、 ものすごくたくさん できることを、悟りますか。 君たちは、ヒットラーについて、 聞いたことがあるでしょう。 ごらん。 一人の人が、 彼が何をしたか、です。 彼は、狂った人でしたが、 彼がやったことを、見てください。 で、君が絶対的に 腐敗不可能であるなら、 君は、流れ全体に、 立ち向かうでしょう。 それはできますか。 学生: 先生・・・ |
| 25:04 K: 他の何かに答えないで ください。私は君に、訊ねています。 学生: その生に、 それに、 耐えようとしているなら、 それは、とてもさびしい生に なろうとしています。 |
| 25:11 K: さびしい生を送りなさい。 君が正しいと考えることに、 拘りなさい。 これが正しい - 腐敗した世界に、 加わることではない。 |
| 25:28 学生: その流れは、 この国では、とても強いんです。 |
| 25:33 ナラヤン: その腐敗の流れは、 この国では、とても強いんです。 |
| 25:36 K: それは存じていますよ。私たちは みんな、それに同意してきました。 君はそれについて、 何をするのでしょうか。 君は、それに 立ち向かうのでしょうか。 見出すことが、君たちの教育の 一部ではないですか - 君が、そのすべての醜さに、 耐えられるのかどうかを、です。 君たちは、導師たちが腐敗していることを、 悟りますか。 いいですか。 宗教は、腐敗しています。 政治は、腐敗しています。 私たちの関係は、腐敗しています。 君は、それらに加わるよう、 教育されていますか。 どうか、私に答えてください。 君たちはみんな、議論、論争がとても 上手です。私に言ってください。 |
| 26:39 学生: 僕は、自分が腐敗する だろうか、しないだろうか、 自分が腐敗に抵抗できるか、 できないかは、言えません。 でも、僕は、一つのことを言えます - 僕は、腐敗しないだろう、と。 すなわち、僕は、自分を腐敗させる 仕事を、しないでしょう。 それにより、僕は、 腐敗へ抵抗するでしょう。 僕は、自分が腐敗しない職に、 就くでしょう - 農業のように。 |
| 27:04 K: 君は、成長するにつれて、 それらに、立ち向かうのでしょうか。 |
| 27:09 学生: はい、先生。 |
| 27:12 K: 聞いてください。 君が、「はい、先生」と言うなら、 本気でそうだし、それに拘ります。 |
| 27:16 学生: そうします。 |
| 27:19 K: 君は、飢えるかもしれません。 職がないかもしれません。 |
| 27:23 N: 彼は、自分は、そこに腐敗が ない仕事をするだろう、と 言いました - 農業のように、です。 そして、腐敗の連中に、 加わらないだろう、と。 |
| 27:33 K: で、君は 農民になるんでしょうか。 |
| 27:37 学生: はい、先生。 K: それは正しいですね。 |
| 27:38 学生: 農民の間にも、 また腐敗があります。 |
| 27:39 K: もちろんです。もちろんです。 |
| 27:44 そうね、私たちはみんな、 流れに逆らうこと、 一人で立つことを、恐れています。 ですね? なぜですか。 |
| 28:01 学生: なぜなら、奥深く、 あらゆる人間の中に・・・ |
| 28:05 K: いえ、いえ、一般化しないで ください。君について、です! |
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28:07
学生: いいですよ。僕について。 僕は、自分自身について、話しています。
K: ええ。
学生: 奥深く自分の中に、僕は、 自分が群衆の一部でありたいとの 感情を、持っています。 K: 連中の一部に、ね。 |
| 28:15 学生: ええ。 |
| 28:16 学生: 大多数は腐敗しています。 |
| 28:18 あなたは、腐敗していない、ただ一人の 個人であるように、思われます。 |
| 28:22 学生: あなたは、 その地位において、全く安心です。 |
| 28:29 学生: 先生、群衆に逆らいたいと思うなら、 たくさんの精神的な強さを、 持たなくてはいけないと、感じます。 それが、欠けているものです。 |
| 28:38 N: 群衆に逆らうには、たくさんの 精神的な強さが、必要です。 それが、欠けているものです。 |
| 28:48 K: 君は、これらに立ち向かうには、 たくさんの強さが、必要です。 君は、それについて、 学ぶでしょうか - これらに立ち向かう強さを、 どのように持つか、です。 そうね、君たちは本当に、 流れとともに、行きたいのです。 そうですね? で、君たちは、みんな臆病者です。 そうなんです。 さて、君たちは先日、 訊ねましたね - 試験、職とそれらに、 代替案が あるのかどうか、です。 君は、代替案がほしいですか。 君たちが、その問いを始めました - 君たちの何人かが、です。 君は、代替案がほしいですか。 君は見出したいですか。 |
| 30:12 学生: はい。 |
| 30:13 K: はい? 仮に、私たちが100エーカー (の土地)を得る、とします。 君は、どう農業をするかを学び、 その訓練をするのでしょうか。 そして、君たちの二、三人が 一緒にまとまり、 自分たちで農業を 始めるのでしょうか。 そうするのでしょうか。 質問を理解できますか。 私たちは、どこかに100エーカーを 得ることを、考えています。 そこで、連中(ギャング)とか 腐敗したビジネスに 加わりたいと思わない君たちは、 そこに行き、農業について すっかり学べます。 そして、外に出ていき、 一切れの土地を買えます - おそらく君たちの二、三人が、 一緒に、農業を始めます。 君たちは、それに 取りかかるんでしょうか。 |
| 31:36 学生: ちょうど今、僕は 金銭的に、父親に依存しています。 |
| 31:41 K: 君はそうです。 で、君のお父さんに、 言いなさい。 勇気や根性を持って、 君のお父さんに、言いなさい - 「僕は、この愚かなビジネスへ 行って、加わりたくない。 僕は、仲間の二、三人で 農業を始めたい」と。 君はそうするのでしょうか。 先日、君たちは、 代替案は何なのかと、訊きました。 君は、それにもまた、 怯えていますか。 |
| 32:16 学生: 農民になる代替案 - それは、あまり望みがありません。 |
| 32:28 N: 彼は法律家です。 彼は、農民になる代替案は、 あまり望みがあるように 聞こえない、と言います。 |
| 32:40 K: 分かります。法律家になることは、 大いに望みがありますか。 君は、法律家になりたい人々が、 どれほど多くいるのかを、 知っていますか。 君たちは、先日、 代替案を求めました。 この代替案が、あります - 普通に試験に通り、就職し、 余生の間、填まり込むのより他の、 何か別のことです。 |
| 33:13 学生: でも、その職には、 安全が見られません。 |
| 33:20 N: 彼は、この職には 安全がないと、言います。 つまり、農業に安全はない、 ということですか。 |
| 33:27 学生: はい、先生。他の、給料を もらう職ほどには、ないです。 |
| 33:33 N: 君は本当は、 そういうつもりではない。 彼は、農業には、 給料をもらう職ほどの 十分な安全はないと、言います。 |
| 33:42 K: 君は、何について 話していますか。 |
| 33:47 N: 今日、農民に訊ねなさい。 |
| 33:51 K: それはすべて、事に依存します。 もしも、君たちの二、三人が 一緒にまとまって、 多くのエーカーか、 100エーカーを買ったなら、 そこから、すばらしい生活を できるかもしれません。 |
| 34:03 学生: すみません。 話を遮って、ごめんなさい。 でも、僕自身について話すと、 僕は一種、持っています - 自然な・ ・・ N: 傾向を。 |
| 34:15 学生: いえ、そうではない。 |
| 34:16 学生: 僕が言っていることは、 この生活は、あまりに良すぎて、 |
| 34:18 本当だと思われない、ということです。 当然、僕は用心しています。 |
| 34:24 K: あまりに良すぎて、本当ではない って、どういう意味ですか。 |
| 34:26 学生: すなわち、僕は、自分の ほしいものすべてを、得ています。 |
| 34:30 N: 彼は、ここで、というんです。 K: ああ、ここか。 |
| 34:31 学生: いえ、僕は、農業を言っています。 もし僕たちが、農業をしようと |
| 34:33 しているなら、生活は、あまりに 良くて、本当だとは思われません。 で、当然、僕は用心します。 |
| 34:44 K: 何ですか。彼は何を・・・ |
| 34:46 N: 彼はこの意味合いで、言っているようです - もしも自分が農業を始めたなら、 自分の生活は、あまりに良くて、 本当にならないだろう。 自分には何も挑戦がない、と。 |
| 34:54 K: ああ、挑戦はたくさんありますよ。 学生: いえ、僕はそう言っていません。 |
| 34:57 N: どういう意味ですか。 |
| 35:00 学生: 出されている代替案ですが、 あなたは、幾らか土地を得て、 そこで農業をできるかも、と仰りました。 K: 君たちのグループが、ね。 |
| 35:10 学生: 僕らのグループが、です。 |
| 35:11 K: 理解できますか。 初めにアイディアを分かってください。 |
| 35:12 君たちのグループが、 親たちの助けでもって、 良い農民になる訓練を受けた後 - そうね、現代の農業者です。 自分たち自身で、一切れの土地を買う - 親たちの助けでもって、です。 彼らは 君たちへ、それを与えてくれるでしょう。 学生: ええ。 |
| 35:41 K: そして、それに取り組む。 君たちはそこで、完全に安全です。 学生: はい、先生。 それが、 僕が言っていることです。 で、僕は人間です。 当然、 僕はそれに用心しています。 なぜなら、僕たちは、自分たちに 差し出されるすべてのものが、 他の何かを持っている段階、 何か紐付きのところへ、来たからです。 K: ああ、これには、何も紐は付いて いません。 |
| 35:55 学生: これにはない。 |
| 35:57 僕は、これにはないかもしれないと、 言っています。 |
| 35:58 N: 彼が言っているのは・・・ 彼は懐疑的です。なぜなら、彼の経験は、 |
| 36:01 いつも何か紐が付いている、 ということであったからです。 |
| 36:07 K: 何も紐は、付いていません。 それは、君たちの土地です。 お兄さん、君たちはみんな、怯えています。 それが、そのことなのです。 |
| 36:22 学生: ええ。 違ったほうへ動くのを、 怯えています。 学生: ですが、僕は、農業が嫌いです。 代替案はありますか。 |
| 36:26 K: 君は、農業が嫌いです。 なぜですか。 |
| 36:29 学生: それが好きではない。 |
| 36:30 K: 君がいうのは、どういう意味ですか - それが好きではない、とは。 |
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36:36
N: まだ代替案はあります
君は、舞踊家になれます。
君は、音楽家になれます。
K: こんにちは。
N: 君は芸術家になれます。 君のお父さんが 法律家であるから、といって、 君は必ずしも、 法律家にならなくていい。 |
| 36:51 学生: それだけではありません。 法律家になることの何が、 いけませんか。 |
| 36:55 K: 君は、写真家になれますよ - 君がそうなりたいなら、 トップの写真家に、です。 芸術家、舞踊家 - 君が、自分の人生をそうしたいもの、 何にでも、なれます。 |
| 37:07 学生: でも、僕は 法律家になりたいです。 |
| 37:09 K: じゃあ、そうしてください。 腐敗に加わりなさい。 |
| 37:19 学生: 政治家や法律家になって、 腐敗しないことは、可能です。 |
| 37:30 K: ああ。政治家になって、 腐敗しないでいられますか。 |
| 37:38 N: 彼は、法律家と政治家になって、 そうならないのは、可能だと・・・ |
| 37:41 K: ああ、はい。何でも可能ですが、 君は、そうなるでしょうか。 進んでください。 |
| 37:56 学生: 僕の父がするだろう最初のことは、 僕を精神病院へ入れることです! |
| 38:08 N: 彼の父親がするだろう 最初のことは、 彼を精神病院へ入れることでしょう! |
| 38:16 K: おそらくね。 精神病院の陰で、君は 最も健全な人であるかもしれません。 世の中がどんなに狂っているのか、 理解されますか。 戦争の準備をしている - ですね? それは狂気でしょう。 ですね? 他の共同体すべてに抵抗しながら、 小さな共同体に生きることは、 狂気です。 部族主義は、間違っているでしょう。 民族主義は、間違っています。 それは腐敗して、破壊的です。 ですね? ちがいますか。 そうね、君たちは、 これらのほうに考えません。 君たちは書物漬けです。 法律家の息子は・・・ 君のお父さんは、法律家でした。 君は、法律家になろうとしています。 君のお父さんは、政治家でした。 君は、政治家になりたいと思います。 君は、「違った生き方を 見出そう」と、言いません。 |
| 39:37 学生: でも、それは、 僕にとって、新しい経験です - 僕が法律家になることは、 新しい経験です。 |
| 39:44 K: それは、新しい経験です。 いいですよ。 殺害は、新しい経験です。 |
| 39:51 学生: それは、一つの形です。 それは極端です。 |
| 39:54 K: 分かります。で、君はどうやって法律が 今のように腐敗していないと、知りますか。 君は、見出すために、 それを通って行きたいですか。 学生: おそらく。 |
| 40:04 K: おそらく。待ちなさい。 |
| 40:06 君は、酔いが何であるかを、 見出すために、酔っ払うのでしょうか。 |
| 40:07 君は、薬物を摂るのでしょうか。 学生: いいえ。 |
| 40:14 K: そのとおり。 |
| 40:15 で、君は、自分がしたいこと、 自分が楽しいことを、取ります。 |
| 40:16 君のお父さん、君のおじいさん、 君のひいおじいさんが、 肉屋、法律家、 何らかの者であったから、 君は加わります。 |
| 40:39 N: 法律家のモットーについては、 とても興味深いジョークが、あります - 進みなさい。信義をもちなさい。 正直でありなさい。 |
| 40:47 K: ああ、神様! 進んでください。 君たちは、先日 別の質問をしていました。 それは何でしたか。 |
| 41:14 学生: 代替案です。 |
| 41:17 K: 私たちは、そう言いましたよ。 私たちは、君たちに代替案を、 差し出しています - 教育を受けた人々のため、 いわゆる教育を 受けた人々のための、 普通の伝統的な轍に、 ただ従うだけより、むしろ 他の何かすることを、です。 |
| 41:42 学生: 僕は、一時に 二つのことを、できませんか。 僕は、写真家であり、なおかつ、 法律家になれないんでしょうか。 僕は一時に、 二つのことを、できませんか。 |
| 41:49 N: 彼は、自分は法律家であり、なおかつ 写真家になれないんでしょうかと、 言っています。彼は、二つのことを できないんでしょうか、と。 |
| 41:56 K: ああ、君は、たくさんの ことを、一緒にできますよ。 ですが、それらの中で、 君の心は、どこにありますか。 私は、写真家、舞踊家、 法律家、政治家でありえます。 君のおもな興味は、何ですか。 なぜ、これらのことの どれかを、しますか。 なぜ法律家でいますか。 正義を求めていますか。 または、お金を儲けていますか。 |
| 42:24 学生: どちらも、です。 |
|
42:28
K: どちらも、です。
私は、或る人を知っていました。
彼はかつて、私に会いに来ました -
年配の人で、白いあごひげで、
彼は、この国の 或る種の裁判官でした。
どうぞ、私が言っていることを、 聞いてください。
講話の一つの後、 彼は、私に会いに来ました。
彼は、こう言いました -
「私はかつて裁判官をしていて、
何が正しいのかに則って、 判決を下していました」と。
で、或る朝、彼は 目覚めて、言いました -
「私は本当は、何が正しいのか、 正義が何なのかを、知らない。
私はそれに 入らなければならない」と。
で、彼は、家族を離れて、 森に入ってしまいました -
古き良き伝統です。
彼は、正義とは何か、 真理とは何かを見出すために、
十一年間、冥想しました。
43:41
君は、そうするのでしょうか。
もちろん、しないでしょう。
君たちは、 何をするための根性をも、持っていません。
学生: でも・
・・ K: ちょっと待って。 私の物語を終了させてください。 十一年の後、彼は、 講話の一つへ来ました。 彼は後で、私に会いに来ました。 彼は、「私は、十一年間、真理とは 何なのかを見出すことができなくて、 自分自身に催眠をかけてきたん ですよ」と、言いました。 彼は老人でした。 理解できますか。 これらすべての年の後、 「私はそれを見つけていません でした」と言う勇気を、持つ。 理解できますか。 君たちは、他に何について、 質問をしたいんでしょうか。 |
| 44:41 学生: どうか、正しい行為とは 何なのかを、議論できるでしょうか。 |
| 44:54 K: 君のいう「正しい」と「行為」という 言葉は、どういう意味ですか。 ただそれを、考えぬいてください。 初めに、考えぬいてください。 頭に思いつく何をも言わずに、 自分のいう「正しい」とは、 どういう意味かを、考えぬいてください。 |
| 45:21 学生: ちょうど今、 僕が「正しい」と考えることは、 僕はそれを、「間違っている」と 考えることと、比較します。 そのとき僕は、 それは正しいと、言います。 それはいつも、 何か正しくないこととの比較です。 |
| 45:31 K: 全くです。 で、それは正しいですか。 待って、気をつけて聞いてください。 何か、比較する。 君はこれを、あれと比較します。 君は、あれが正しいと、考えます。 さて、これは間違っているかも しれません。 君は、あれと比較します。 君の比較もまた、 間違っているかもしれません。 で、あれは、正しくない かもしれません。 で、比較を消去してください。 いいですか? いいですか? |
| 46:09 学生: 世界は、比較から 作り上げられています。 |
| 46:13 K: いえ、私は、世界は比較から 作り上げられているのを、知っています。 私は八十六歳です。 私は世界に生きてきました。 で、私に対して、世界は比較から 作り上げられていると、 言わないでください。 私は君に訊ねています。 |
| 46:25 学生: 先生。ですが、いつも 僕の思考は、比較により、損なわれます。 |
| 46:29 K: 比較する - それは、どういう意味ですか。 ごらん、君は、論点を逃しています。 私は、ここから動かないでしょう。 私は君に訊ねています - 何が正しいですか。 それは、すべての境遇のもとで、 正しくなければなりません。 ですね? それは、境遇に応じて 変われません。 正確ですか? それは、すべての圧迫のもとで、 正しくなければなりません。 それは、この気候にあっても、 別の気候にあっても、 そうであり、 的確でなければなりません。 それは、すべての境遇のもとで、 正しいのです。 ですね? で、それは何ですか。 君が「正しい」と使うとき、それは、 精確である、という意味ではないですか。 的確であり、 真実である。 何かの理想、何かの人々に応じて 真実なのではなく、 君自身の知覚に応じて、真実です。 その知覚は、的確で、 論理的で、健全で、理性的なので、 君はそれを、そしてもっと多くを、 正しいと呼ぶのでしょう。 さて、君がいう「行為」とは、 どういう意味ですか。 進んでください。君がいう行為とは、 どういう意味ですか。 |
| 48:26 学生: 僕がすること、何でも、です。 |
| 48:29 K: 君がすることすべてが、 行為です。ですね? |
| 48:32 学生: 先生、行いです。 |
| 48:38 K: で、君がすること - それは、 何か未来の観念に、依存しますか。 進んでください。答えてください。 |
| 48:57 学生: それは、自分の未来の観念と 過去の観念に、依存します。 |
| 49:00 K: ええ。それで、君の行為が、 過去や未来の観念に、基づいているなら、 それは行為ですか。 君は、行為が何を意味するかを、 知っていますか。 することです。 過去に沿ったり、未来に沿って するのではなく、することです。 いいですか? それは、今起きつつあることです。 で、君の行為は、 信念に基づいていますか。 君の行為は、何か伝統の結果ですか。 君の行為は、君のお父さん、 お母さんに、依存していますか。 君の行為は、他の人々が言うことに、 基づいていますか。 |
| 49:58 学生: そのとき、それは 正しい行為ではないと、言えます。 |
| 50:02 K: もちろん、そうです。 で、正しい行為は、 的確で、客観的で、 非個人的な行為です。 いいですか。 それは、 境遇に応じて、変わっていません。 行為は、過去や未来の圧迫なしに、 することです。 それが何を意味するかを、見出してください - そのように生きることが、です。 |
| 50:43 学生: 先生。でも、精神は、 記憶を持っています。 過去はいつも、記憶に 蓄えられています。 |
| 50:50 K: 君はここに来なさい。 君は、何を言っていましたか。 |
| 51:00 学生: 僕たちは、 記憶を持っています。 僕たちは、物事を憶えられます。 |
| 51:05 K: ええ。それで、君は記憶です。 気をつけて。 君が言ってきたこと、 それに拘ってください。 君は、何か的確なことを、言って きました。 それに拘ってください。 すなわち、君のすべて、 君が考えること、君の行為、 君のふるまい、 君の関係は、記憶に 基づいています。 君は記憶です。 君は、霊的ではありません。 君は、神聖ではありません。 君は、何者か、 何か優れたものではありません。 君は、全面的に記憶です。 それを理解できますか。 それを理解しましたか。 保ってください。 保ってください。 記憶は、過去を意味しています。 ですね? 過去に基づいていない行為は、 ありますか - すなわち、記憶に、です。 考えぬいてください。 法律家くん、 よく気をつけて 考えぬいてください。 私たちの行為は、 記憶に基づいています - 過去の記憶が 現在と未来を 曇らせています。 その記憶は、本質的に、 過去の思考の結果です - 過去の、です。 さて、過去から出てきたものでない 行為が、ありますか。 |
| 52:46 学生: それは、記憶が間に入って 来るべきではない、という意味です。 |
| 52:49 K: 「べきである」、 「べきでない」と言わずに、 見出してください。 それに入り、究明して、 記憶に基づいていない行為が あるのかどうかを、 自分自身で発見してください。 見出してください。 それが何なのかを言ってくれるよう、 誰かに訊かないで、 そういう行為があるのかどうかを、 君自身で見出してください。 または、そういう行為は、 ないかもしれません。 いいですか? で、見出してください。 時間を掛け、 それについて考え、それについて悩み、 君の教師に訊ねなさい。 たぶん彼も、知らないでしょう。 で、それに入ってください。 |
| 53:36 学生: 先生、思考は、 行為でありえますか。 |
|
53:41
K: 思考は記憶です。
思考は、記憶の応答です。
ですね? 学生: でも、先生、・・・ K: 聞いてください。 初めに 聞いて、見出してください。 学生: ええ、理解できます。 K: 君はそれを捉えましたか。 思考は、経験、 知識、記憶です。 記憶の応答が、思考と行為です。 さて、私は訊ねています - これに 基づいていない行為が、ありますか。 |
| 54:16 学生: 考えることについては、 どうですか。 |
| 54:18 K: 考えること自体が、過去です。 |
| 54:22 学生: 学ぶことについては、 どうですか。 |
| 54:25 K: 私は、君がそれについて 学ぶよう、助けています。 見出しなさい。 時間を掛け、労を厭わず、 考え、それに入り、見てください - 過去の重荷すべてなしの行為といった ものが、あるのかどうか、です。 理解できますか。 これが教育です。 なぜなら、それは君を、はるかに 微妙にするだろうからです。 理解できますか。 君たちみんなは、眠っていますか。 |
| 55:07 学生: いいえ。 |
| 55:12 学生: 先生、あなたが仰った、もう一つの ことは、比較を消去しなさい、でした。 K: ええ。 |
| 55:21 学生: それは、どういう意味ですか。 K: 君は美術館へ、行ったことが ありますか。 |
| 55:22 学生: はい。 |
| 55:24 K: 絵画を見たことが、ありますか。 学生: はい。 K: 君は、一つの絵画を、 別の絵画と比較せずに、 見つめられますか。 |
| 55:38 学生: それは、僕は、初めのものの 記憶を持たない、という意味です。 |
| 55:40 K: いいえ。私は、質問をしています。 ただ聞いてください。 |
| 55:42 学生: 僕は、一度もそうしたことが、 ありません。 K: してください! |
| 55:44 学生: それはできません。 K: どうして分かりますか。 |
| 55:46 君はそれを試したことが、ありますか。 学生: 僕は知っています。 |
| 55:48 K: それを試したことが、ありますか。 君は法律家です。 |
| 55:50 君は、自分が試したことが ない発言を、してきました。 腐敗があるよ! それが腐敗です。 検討せず、理解せず、 それに入らずに、何かを言う。 で、君は、自分自身を、 自分の兄弟と比較します - 彼のほうが、 背が低いのか、高いのか、 利発なのか、智恵があるのか。 なぜ君は、そうしますか。 なぜ君は、自分自身を、 より利巧かもしれない他の一人と、 比較しますか。なぜですか。 |
| 56:47 学生: 自分がどこにいるかを、 知りたいんです。 |
| 56:51 K: なぜですか。いいえ。 もう少し、それに入ってください。 |
| 56:56 学生: それにより、僕は もっと一生懸命、勉強するでしょう。 |
|
57:03
K: ああ、君は、それにより、自分は もっと一生懸命、勉強するだろう。
なぜなら、自分は、あのように なりたいから、と考えますか。
彼は白痴なのかもしれません。
それで、君は勉強します・・・
学生: 僕が考えられる・
・・ K: 待ってください。 君たちはみんな、速すぎます。 君たちは、これらの意味を、捉えません。 君が、自分自身を、 もっと利発な兄弟と比較するとき、 比較の中で君は、自分は彼ほど 利巧でないと、考えますね。 ですが、もしも君が、比較 しなかったなら、何が起きるでしょうか。 君は、利巧になるのでしょうか。 君は、鈍くなるのでしょうか。 |
| 57:41 学生: 自分なるものになるでしょう。 |
| 57:44 K: まさにそうです。 君は、君なるものです。ですね? 君は、それを言いました。 それに拘ってください。 君は、君なるものです。 そこから動いてください - 君の兄弟のほうが、 賢いからではなくて、です。 |
| 58:00 学生: ですが、先生、僕は比較を するんです。僕は訊ねています - |
| 58:03 なぜ僕らは、比較をしますか。 K: 私は君に訊ねています。 それが、私たちの伝統の 一部であるからですか - 君たちの学校は・ ・・ で、専門校、大学、 ビジネスへ入ること、 上へ上がる、上へ上がる。 で、それらは、君が君なるものでは ないことを、指示しています。 君は、自分が何であるかを、自分自身で けっして、見出したことがありません。 君はいつも、他の誰かを 模倣しています。 ですね? よろしいですね? で、君は、受け売りの 人間になりますね。 |
| 58:45 学生: どうすれば僕は、 自分が何であるかを、見出しますか。 |
| 58:50 K: それは、違った問いです。 私は君に言うでしょう。 ですが、初めに悟ってください - 君自身を誰かと、比較することにより、 君はけっして、自分が何であるかを、 見出さないのです。 いいですか? そのとき、その質問をしてください。 君は何ですか。 進んでください。 私に言ってください。 君は何ですか。 (大学卒の)文学学士ですか。 |
| 59:21 学生: 僕はそう思いません。 それに答えられるかって、ことですが、 あなたが仰る、君は何であるかとは、 どういう意味ですか。 またもや、他の何かと 比較しなくてはいけないでしょう。 |
| 59:30 K: いいえ。君が、それを言いました - 君なるものです。君は、君なるものです。 |
| 59:33 学生: ええ。自分が何であるかは、 言えないって、いうことです。 |
| 59:36 K: 待って、待って。君は言いました - 君は、君なるものです。 さて、君は何ですか。 君だけではなく、 あらゆる人は、です - 君は何ですか。 君の名前、 君の形態、君の見かけ。 進んでください。 私が君に言っています。 私に言ってください! 学生: 自分の思考です。 |
| 1:00:03 K: 自分の思考。 |
| 1:00:05 学生: 自分のイメージ。 |
| 1:00:07 K: 自分自身についてのイメージ。 |
| 1:00:10 学生: 自分の信念 - 神とかについて・・・ K: そのとおり。ええ、君の信念。 |
| 1:00:12 進んで! |
| 1:00:16 学生: 先生、それは、僕がまったく 自分自身ではない、という意味です。 |
| 1:00:19 K: それに拘ってください。君は、 何か良いことを、言ってきました。 |
| 1:00:24 お願いですから、見出してください。 |
| 1:00:29 ただ何かを言って、それから、 去ってしまわないでください。 君は、これらすべての物事でしょう。 で、君は、これらすべての物事でしょう。 で、君は、これらすべての物事ですか。 明白にそうです。 いいですか? 君の名前、君の形態、 君の身体的なあり方、 君が学んできたこと、 君のFA、BA(文学学士)、MA (文学修士)、それが何であれ、 MAD(狂気)でも、です! いいですか? 君はそれらでしょう。 それが、君なるものです。 君はそれらです。 |
| 1:01:28 学生: すると、僕は、僕なるものではない。 または、僕は、僕なるものと 思われているものではない、 ということですか。 |
| 1:01:37 K: 君なるものであると 思われているものもまた、それの一部です。 そうね、君は、すべて 君の名前、君の形態、 君が試験に通ること、(大学卒の) 文学学士とか、それが何であっても、です。 君は、伝統です。君は、信念です。 君は、それらです。 |
| 1:02:08 学生: で、なぜ僕は、それらですか。 |
| 1:02:12 K: 君はそれです。 「すると、私は何なのか」ではない。 君は、それです。 |
| 1:02:17 学生: 僕がそれであるなら、 何ですか。 |
| 1:02:22 K: 私は、「なら、何ですか」とは 言っていません。 |
| 1:02:24 学生: 僕は知りたいです。 K: 君はそれです。 |
| 1:02:26 学生: そうです。僕はそれです。 K: さて、ちょっと待って! |
| 1:02:26 君が、それらを越えることは、 可能ですか。 |
| 1:02:28 学生: とても困難です。 |
| 1:02:35 K: なぜ君は、「とても困難です」と 言いますか。 |
| 1:02:41 学生: 先生、それは、あまりに深く埋め込まれています。 K: 何が埋め込まれている? |
| 1:02:45 学生: 僕は、比較なしに生きられないん です。僕は、そうせざるをえない。 さもないと、自分がどこに立っているか、 どこを漂っているか、知らないからです。 |
| 1:03:00 K: 比較することにより、 安全に感じる、ということですね。 ですね? そうなのですか。 一人の法律家を、別の法律家と 比較することによって - それが安全ですか。 |
| 1:03:16 学生: 先生、自分にとって、 そうではありません。 時々、さらに不安全に感じるかも しれません。 それは、事に依存します。 時々、比較をするとき、 不安全なのかもしれません。 |
| 1:03:25 K: もちろん、そうです。 君は不安全であるところ、 比較をします。 君は安全であるなら、比較をしません。 ですね? 君が、最も偉大な 写真家であるなら - このお方が、インドで そうであるように、です。 彼は安全です。 彼は、自分がその職業の トップであると、知っています。 学生: でも、彼は生きなくてはいけません。 同時に彼は、とても不安全です。 |
| 1:04:06 なぜなら、彼はそれに沿って 生きなくてはいけないからです。 |
| 1:04:11 K: いいえ。彼は、 自分の職業が上手です。 君が大工の名匠であり、 君がそのトップであるなら、 君は安全です。 |
| 1:04:24 学生: でも、あらゆる人が、 自分の職業のトップには、なれません。 |
| 1:04:33 K: で、すると、 君は何が上手ですか。 すると君は、何をしたいですか。 |
| 1:04:40 学生: トップになろうとします。 |
| 1:04:46 K: お兄さん、君はけっして トップになれないよ。 学生: なぜですか。 |
| 1:04:47 K: 君は、トップになろうとしつづける なら、けっして、そうならないでしょう。 |
| 1:04:49 ですが、君は何かが上手であるなら - 理解できますか。比較するのではない。 ちょっと待って。 もし君が、 僕は大工になるのが大好きだ、と 言うなら - 君が、ではない。 君たちはみんな、 トップの誰かになりたいんです。 私は、良い一流の大工、 大工の名匠になりたいと思います。 なぜなら、私はそれを愛しているからです。 私は、自分自身を比較しないでしょう。 なぜなら、私は、自分がしていることを 愛しているからです。 |
| 1:05:24 学生: 僕が法律家になりたいなら、 そして、僕が敵対者の論議を 比較しないなら、僕はどこにいません。 |
| 1:05:30 K: ああ、神様! 法律家にならないでください。 |
| 1:05:37 学生: 何かを抜群にするためには、 それに興味を持たなくてはいけません。 K: そのとおりです。 |
| 1:05:43 学生: では、自分の 興味が何であるかを、どうやって 見出すのでしょうか。 この世界には、 とても多くの物事があります。 K: この世界には、とても多くの 物事があるのを、私は知っていますが、 自分が何に興味を持っているかを、 見出してください。 君の思考を、注いでください。 「僕は、庭園作りに興味がある。 農民になることに興味がある。 お金持ちになることに興味がある」と 言わないでください - 何であれ、君が望むものになることに、 興味があっても、です。 自分が深く望むのは 何であるかを、見出してください。 |
| 1:06:12 学生: 僕は深くは、自分は全体的に 安全でありたいんだと、思います。 |
| 1:06:19 K: 何ですか。物理的に安全ですか。 学生: 物理的に、です。 |
| 1:06:28 K: 考えぬいてください。 考えぬいてください。 初めに、物理的に、ですか。 学生: はい、先生。衣服、住居です。 |
| 1:06:30 K: それは、持たなければなりません。 君は、衣食住を 持たなければなりません。 それは、絶対的に必要です。 それから、それを終了させてください。 君の興味は、何ですか。 君は、何に興味がありますか。 これは、君たちのみんなに、適合します。 後生ですから、聞いてください。 君は、何に興味がありますか。 興味を持つのではなく、 君は、余生の間、 何を愛して、したいのでしょうか。 あらゆることが、 君に開いています - 法律家、政治家になる。 宗教にのぼせる人になる。 すばらしい画家、詩人、何にでもなる。 君がしたいと思うことは、何ですか。 そうね、君たちの教師は、 ここで君を助けてくれません。 ですね? 頼みなさい。要求しなさい。ともに 見出しなさい。それについて議論しなさい。 |
| 1:07:33 学生: 先生、ごくわずかの人しか、 進んでそうしようとしません。 |
| 1:07:36 K: お兄さん、私は今、君に頼んでいます。 |
| 1:07:42 学生: 僕は、自分が何に 興味があるかを、知りませんが、 僕は、自分が変化しつづける ことは、知っています。 |
| 1:07:50 K: ああ、いいえ。私は少年のとき、 パイロットになりたいと 思っているかもしれません。 ですね? 私は、少し年を取るにつれて、 「ああ、それはバカらしい」と言って、 それを放り出します。 後で私は、「私はビジネスマンに なりたい」と言います。 で、私は、死んで行くときまで、つづけるし、私はけっして、見出さないでしょう。 なぜなら、君は、自分が何を愛して、 するかを、訊ねたことがないからです。 比較しない - そちらのほうが、 もっとお金が儲かるからとか、 お父さんがそれやあれを 望むからとか、いって、です。 君が本当に、心から愛して、 したいと思うことは、何ですか。 |
| 1:08:28 学生: 先生。私が絵を描きたいと思うなら、 人々は、私をバカと呼ぶでしょう。 |
| 1:08:32 K: 彼らには、自分をバカと呼ばせなさい。 誰が気にしますか! 君が、何かを愛して、するなら、 人々が何と言うかは、大事なことではない。 見てください。 私は、自分が愛して、 したいと思うことを、しています。 ですね? 私は、人々が何と言うかを、気にしません。 それは、大事なことではない。 なぜなら、私はこれを 愛しているからです。 見出しなさい。 君たちは若い。 見出しなさい。君の注意を、 それに注ぎ、訊ねなさい。 |
| 1:09:19 学生: 先生。僕は、何かをすることに、 興味があります。 大きな興味を持っていますが、 同時に僕は、責任のために、 それをできません。 |
| 1:09:30 K: 君は、その年齢で、 責任を持っていますか。 学生: いえ、僕が言っている・・・ |
| 1:09:39 K: 君は、責任を持っていますか。 学生: はい、先生。 |
| 1:09:43 K: 何ですか。 君のお母さんを養う、 お父さんを養う、 弟を養う、 叔父さんを養うのですか。 君は、その「責任」という言葉が、 どういう意味かを、理解できますか。 君は、樹を植えます。 君は、その樹が保護されるよう、 責任があります - 水をやられ、見守られ、 気づかわれるように、です。 いいですね? 君は、そういう責任を 持っていますか。 または、それは、自分は責任がある という観念だけですか。 |
| 1:10:36 学生: 親たちはここに、 たくさんのお金を、使ってきたし、 彼らは、何かを期待します。 仮に、僕が、何か違ったこと、彼らが 傷つくだろうことを、する、とします。 |
| 1:10:44 K: ええ。 君のお母さんとお父さんは、 君を誕生させました。 で、彼らは、君に責任がある。 だが、それは、 両親が君にしてほしいことを、そのとおりに 君がすべきだ、という意味ではありません。 君は、自分自身へ、自分の生き方へ 責任を、持っています。 学生: 彼らが僕のために、こんなに 多くをしてくれてきたとき、 どうして僕は、とうてい彼らに 逆らえますか。 |
| 1:11:11 K: ああ、本当ですか。 |
| 1:11:15 君は、これを言う中で、真剣ですか。 学生: 僕は真剣です。 |
| 1:11:18 K: 彼らが君のために、こんなに多くを してくれてきたとき、 |
| 1:11:19 君はどうして、彼らに逆らえますか。 いいですね? 君は今、彼らに 逆らっていませんか。 学生: いいえ。 |
| 1:11:29 K: ああ、気をつけて、気をつけて! |
| 1:11:32 君は、語り手が言っていることを、 聞いているとき、 |
| 1:11:36 彼らに逆らっていませんか。 それは、言葉のごまかしだけです -僕は責任がある。 なぜなら、 彼らは僕のために、そんなに多くを 使ってきたから、と言うことは、です。 君はまさしく、何か、彼らが 君にしてほしくないことを、しています。 それらの種類のごまかしを、 やらないでください。 いいですよ。 それで十分でしょう。 いいですか? よろしいですか。 君たちは今、二、三分間、 静かに座るでしょうか。 本当に静かに、です。 眼を閉じて、 絶対に静かに座ってください。 みなさん、よろしいです。 |