Krishnamurti Subtitles home


SA83T5 - 脳細胞の条件づけを解くこと
公開講話、第5回
スイス、サーネン
1983年7月19日



1:43 私たちは、日曜日に止めたところから、進んでもいいですか。 私たちは、智恵と安全について、話していました。 そして、私たちは、地点に、来ました - 過去、現在、未来が、 今に収容されているところに、です。 すなわち、すべての時は、今なのです。 そして、今に、時は、まったくありません。 私たちがそれを理解したのか、 私たちが相当充分に、それに入ったのかどうか、私は知りません 私たちは、今日と木曜日だけを持っているので、 私たちは、覆うべき地面を、たくさん持っています、 で、私たちは、戻って、すでに話してきたことを、 反復しないでしょう。
3:10 私たちは、人類の未来が何であるかを、 考慮すべきです。 様々な出来事の継続をとおし、 膨大な経験と、 集合的な記憶 - 進化をとおして、 すなわち、過去からの時の過程全体、です。 現在までの無際限の過去が、進化と呼ばれます。 継続的な出来事、記憶、経験などです。 私たちは、人間進化のこの現在の段階に、達したのです。 そして、私たちの未来は、何ですか。 一人一人の未来だけではない - 私はそれを問います。 一人一人が人類より分離しているのかどうか、ですが、 未来とは何ですか。 私たちの先に、何がありますか。 私たちは、同じ道を進行しますか - 私たちが、多かれ少なかれ、ここ百万年の間、 進んできたように、です。 ゆっくり発達し、 ゆっくりと膨大な記憶を蓄積しています。 テクノロジーの世界で、だけではなく、 また、心理的な区域に、 内的な区域においても、です - 私たちがそれを、そのように表せるなら、です。 そして、進化が私たちを、今、何へ連れてきたのかを、考慮し、 そして、継続的な出来事は、何であるのか - 私たちの先にある経験は(何であるのか)、です。 私たちは、進化してきましたが、 私たちは、心理的に、ほぼ原始的です - 怒って、暴力的で、 無数の幻影、 様々な宗教と様々な集団の 教義、信念、信仰 - 社会と文化の(それら)。 そのすべてが、私たちにより継承されています。 私たちは、そのすべてです。 それについて、疑問は、ありません。 誰も、論争したり、理論的にそれらに反対したりできません。 私たちは、膨大な継続的な経験、出来事などの結果です。 それが、私たちの意識です。 それが、私たちなるものです。 そして、時の始まりから、 私たちは、あまり変化してきていません。 生物的に私たちは、一定の点に、到りました。 私たちが、三本目の腕や、二つの頭や、その種類のものを、 発達させられるとは、私は思いません。 私たちが、自分自身と、私たちの社会を、見つめるとき - 私たちが創り出してきた社会、 私たちが、もたらしてきた分割、 宗教的、民族的、部族的、その他すべてのを、です。 すべての人間の未来は、何であるかと、思われます。
7:49 これは、きわめて深刻な問いです - 私たちが、ともに考慮し、究明すべきことです。 語り手が探検しているか、指摘している、のではなく、 私たちは、あなたと語り手はともに、 同じ道路を、歩んでいます - 同じ速度で、 同じ意図をもち、 同じ参与をもち、 人類の未来が、何であるかを、見出そうとして、です。 私たちの孫たちと、 そのまた孫たちなどの未来だけではなく、 人類の全体、です。 自分の特定の未来ではない。 そして、私たちの意識は、 私たちなるものです。 私たちの反応、 私たちの応答 - 心理的にと、物理的に、です。 様々な文化、様々な人々の、信念すべて。 すべての信仰、教義、 環境的な条件づけ、 私たちの恐れ、 私たちの心配、さびしさ、憂鬱、 悲しさ、そして、常なる葛藤の痛み。 これが、すべての人間たちが依って立つ、 共通の地盤です。 それは、事実です。 あなたが、苦しむとき、 あなたが、さびしい、憂鬱で、心配で、 自分の友だちと、 自分の妻や夫との葛藤にあるとき - これは、世界中の、すべての人間の定めです。 彼らが、ロシア、シナ、インド、アジアなどに、生きていても、 アメリカにでも、ヨーロッパにでも、 あらゆる人間は、これを経てゆきます。 それを違ったように、表現しようとも、 それを、あなたに馴染み深くない言葉に、表そうとも、 その感情、痛み、心配、 悲しみ、不確実性、不安全、 幻影しか実在性のない何かへの信仰、 膨大な迷信のネットワーク。 これが、すべての人間の共通の定めです。
11:16 それが、私たちの意識です。 あなたの意識は、何か私的な、人格的なもの、 排他的に自分のではありません。 それは、すべての人間により、分かち合われています。 あなたが、アフリカの最も原始的な地方へ、行こうとも、 ニューヨークの最も洗練された人々でも、 または、東京や、(ソ連の)モスクワでさえも、ですが、 みんな、これを分かち合っています。 で、それは、私たちの人格的な意識ではありません。 それは、何らかのものへの、 あなたの私的な、個人的な信念ではありません。 この信念は、あらゆる人により、分かち合われています。 彼らは、何かを信じているかもしれないし、 あなたは、他の何かを、信じているかもしれないが、 信念は、私たちのみんなに、共通です。 痛み、涙、笑い、ユーモア、 絶望的なさびしさの感覚、 心配は、この美しい地上のあらゆる人間により、 分かち合われています。 で、それは、あなたのではありません。 そして、この意識が、自己です。 「私」、人格、自我です。 この自我は、人類の共通の自我です。 これは、ほとんどの人々にとって受け入れることと、 それの真理を見ることが、きわめて困難です。 なぜなら、私たちのみんなは、自分たちが分離した人間、 分離した魂であることを、信じるよう、条件づけられているからです - 宗教は、それを助長してきました。 私たちが考えるとき - 私たちは、まるで自分たちが、 他のすべての考える人々より分離しているかのように、考えます 考えることは、私たちのみんなに、共通です - 高度に教育され、洗練された思考者、 哲学者や、 小さな、さびれた集落や、村や、小屋の、 最も原始的な人物でも、 彼もまた、考えます。 考えることは、私たちのみんなに、共通です。 ゆえに、それは、あなたの個人的に、私的に考えることではありません。 子ども時代から、自分たちは分離していると考えるよう、 育てられてきた人々にとって、これは、とても困難です。 それは、すばらしい幻影です。 綿密に養成されています - 文学をとおし、 才能をとおし、 宗教をとおし、 民族的崇拝と、その他すべてをとおして、です。 この共通の意識、 共通の自己 - あなたの自己ではありません。 あらゆる人が縋りつく自己、 それは、共通の自己、集合的な自己です。 そして、人類の未来は、何ですか。 その人類は、幾千年に幾千年をかけて、 集合的に進化してきました。
16:06 どうぞ、私たちは、ともに考えています - 非情動的に、非ロマンチックに、 何の偏見や先入観もなく、です。 それが可能であるなら、です。 私たちは、この問いを、究明しなくてはいけません。
17:02 私たちは、昨日、或る人物と話していました - コンピューターについて、抜群な資格を持っている人と、です。 彼は、それらの一つを構築していて、 トップのコンピューターの人々みんなと、会っています。 そして、彼らのとてつもない活動です。 昨日の、私たちの議論の中で、 特にアメリカと日本の大きな組織は、 何百億のドルや円を注ぎ込んでいます。 癌を治すため、だけではなく、 また、コンピューターを創り出すために、です。 第五世代、 超知性の機械的な精神、頭脳が、 ロボットをともなって、ですが - これが、現代文明です。 雑音です。 語り手のそれを含めて、です。 彼らは、創り出しているか、もたらそうと働いています。 トップの人々が、です - 地方の発明家たちが、ではない - 彼らはまた、もたらすために、行動します - ロボットつきのコンピューター、 すなわち、人を凌ぐだろうものを、です。 これらを理解されますか。 その機械は、もっと速く考えられ、もっと多く創り出せます - 人間の頭脳がしてきて、できることを、 ほとんどすべて、です。 これは、事実です。 彼らは、一日二十四時間、それを目指して働いています。 アメリカと日本が、互いに競争しています。 彼らは、私たち人間を制御するだろう機械を、 生産しつつあります。 それは、実際に、今、進んでいます。 機械、コンピューターと、他の機械装置 - 私たち人間の活動を、制御するであろうもの、です。 私たちは、機械により形作られるでしょう。 理解されますか。 私たちは、今、形作られつつありますが、 それは、きわめてゆっくりで、何気ないが、 巨大産業は、 私たちを制御するであろう機械を、生産しつつあります。 工場では、 ロボットとコンピューターが、車を、製造するだろう、 などなどなどです。 それらは、手術を行います。 それが、その一面です。 他の面はまた、彼らは、やろうとしています - 遺伝子工学ですが - 人間たちの遺伝子を変化させようとしています。
21:08 そしてまた、 一定の国は - (ソビエト・)ロシアですが - 頭脳の活動を理解することに、もっと興味を、持っています。 すなわち、思考の転移- 理解されますか - 他の人々の思考を、読むこと、 (合衆国大統領)レーガン氏が何を考えているかを、見出すことです。 そして、レーガン氏は、(ソビエトの共産党書記長)アンドロポフが 何を考えているかを、見出そうとしています。 そして、間もなく、彼らは成功するなら - たぶん成功するでしょう。 なぜなら、彼らは、最善の科学と、 何千何百万ドルを、これらに、注いでいるからです。 大会社とともに、政府もまた、 何が頭脳を、一定のさまに機能させるのか、 そして、それを変化させることと、他の人々の思考を読むことは、 可能であるのかどうかを、見出すために、です。 彼らは、それらに取り組んでいます。 おそらく、あなたたちの幾人かは、すでにご存じです - すなわち、アメリカのデューク大学は、 或るとき、超感覚的知覚 人々の思考を読むこと、 思考による物質の制御・・・ 彼らは、周辺に、触れただけです。 ESP - 超感覚的知覚、ですが、 今、彼らは、費やしています- すべての科学者と、 トップの人々は、これに取り組んでいます。 どうぞ、これらは、事実です。 私は、誇張していません。
23:14 で、人類の未来は、何ですか。 私たちの頭脳に、何が起きようとしていますか - コンピューターとロボットが、引き継ぐとき、 そして、巨大産業が、 これらすべての超知性機械の機器を、発明するとき、です。 そして、あなたは - 人間として、あなたの未来は、何ですか。 問いを理解されますか。 これは、起きつつあります。それは、何か未来のことではありません。 それは、十年が、掛かるかもしれません。 彼らは、「私たちは、十年でそれをするだろう」と言います。 いいですね? 彼らは十年で、それをしようとしています - 商業的な理由のために、です。 で、彼らは、外側から、 人間頭脳に対して、行動しています。理解されますか。 生化学をとおし、電流などをとおして、 外側から、です。 彼らは、私たちの条件づけを、外側から、 変化させるかもしれません。 たぶん、そうするでしょう。 彼らは、世界の他のどの導師より、 良い導師を、発明するでしょう。 どうぞ、笑わないでください。 これは、きわめて深刻です。 それは、おかしく、ユーモラスに聞こえますが、それは、事実です。 コンピューターは、地上で最善の神を、発明するでしょう。 機械的に作動する社会を、もたらすでしょう。 理解されますか。 これらに、向きあってください。
25:43 そして、人の未来は、何ですか。 もし、人間として私たちが、 中から、内側から、変化しないなら - 理解されますか - それらが、あなたを、外側から変化させようとしています。 これは、回避不可能です。 それは、見込まれています。 私たち、素人は、これらについて、何も知りません - それらが、何をしつつあるのかを、です。 おそらく私たちは、知りたくないのでしょう。 そして、私たちの頭脳に、何が起きようとしていますか - 人間の頭脳に、です。 トップのコンピューター専門家と、生化学者と 遺伝子工学者により、発明された機械的頭脳 - 頭脳を制御するために、外側から行動するもの、ではない。 これらを理解されますか。 私たちは、暗い絵図を描いていません。 それは、事実です。 それは、起きつつあります。 人間の頭脳に、何が起きようとしていますか - 私たちが、膨大な余暇を持つとき、です。 なぜなら、コンピューター、ロボットが、 すべての汚い仕事をするだろうからです。 それらは、車を製造するでしょう。 それらは、道路を清掃するでしょう。 おそらく、あなたと、あなたの妻の間に、 よりよい関係を、確立するでしょう。 どうぞ、これは、深刻です - 私たちが言っていることは、です。 それは、コンピューターをとおして、あなたに、 性的経験すべてを、与えてくれるかもしれません。 はい、そうです。それをも、呑み込んでください。
28:11 で、人の未来は、何ですか。 あなたの理論、あなたの特定の導師、あなたの教義、 あなたの教会は、まったくどこにも居所が、ないでしょう。 なぜなら、コンピューターの頭脳のほうが、はるかに活動的であり、 はるかに明瞭であるからです。 百万分の一秒で、それは問いに、答えるでしょう。 これらを取り込んで、怯えるのではなく、 それで憂鬱になるのではなく、 進みつつあることの実際の事実を、見る。 そして、私たちのこの友だちは、 コンピューターを構築していて、トップの人々みんなに、会っていますが、 議論する中で、私たちは、人の未来が何であるかを、見ました。
29:29 私たちの頭脳は、今、経験により、条件づけられています - 経験をもたらす継続的な出来事、 恐れ、楽しみ、 苦痛と心配と、悲しみの痛み、 死、です。 私たちは、言語的に、気候的に、条件づけられています。 それが、私たちの条件づけです。 私たちは、それを認めるなら- 連続する年々か、 進化の期間の間、私たちは次第に内的に変化するだろうと、です。 それは、私たちなるものを、ほぼ無際限に、継続する、という意味です。 それが、進化です。 または、突然の飛躍です。 それは、心理的に不可能です。
30:55 で、私たちが訊ねていることは、こうです - 二人の友として、私たちは一緒に話し合っています。 二人の友として、私たちは、昨日、この人物と話しました。 私たちは、彼を、何年もの間、知っています。 また、あなたたちの何人かを、私たちは何年もの間、互いに知り合っています。 私たちは、仲良く、友情の中で、ともに話し合っています。 これらは、事実です。 反駁不可能な事実です。 そして、私たちは、 たとえ、わずかの者でも、 変化できますか。 頭脳の脳細胞こそに、 変異をもたらせますか。 それは、時が、掛かりますか。 理解されますか。 それは、一連の出来事が、 連続的な記憶が、掛かりますか - 条件づけに、変異をもたらすために、です。 これらに付いてきておられますか。 究明する中で、悟る・・・ 条件づけは - 私たちは、人格的な条件づけを、究明していません。 それは、人間頭脳の条件づけです。 その頭脳は、時をとおして、進化してきました。 それは、あなたの頭脳ではありません。 で、私たちは、あなたの個人的な変容について、話していません。 または、あなたがもっと覚りを開く個人的変異について、ではありません - もっと幸せだ、もっと或る種の戯言です。 私たちは、人間の頭脳について、話しています。 なぜなら、あなたは、一人の人間として、すべての人類を、代表しているからです。 あなたは、すべての人類です。 なぜなら、あなたは苦しむ、彼らは苦しむからです。理解されますか。 あなたは、人類です - ただの孤立した一人の人物、 個人的で、隠し立てし、自分のひどい小さな自己に、 関心をもっている者だけではありません。 さて、私たちは、見出そうとしています。
34:02 私たちは、根本的に心理的革命を、もたらさないなら、 - 変異をもたらす、という意味で、です - 私たちの頭脳は、萎れるでしょう。 なぜなら、コンピューターとロボットと、 発明されつつある他のものは、 私たちの頭脳を、非活動的にするであろうからです。理解されますか。 これらを理解なさるのかどうかと、思われます。 さて、あなたは、考えなくてはいけません。 あなたは、究明しなくてはいけません。 あなたは、働かなくてはいけません。 それは、あなたの頭脳が、活動的でなくてはいけない、という意味です。 が、コンピューターとロボットが、物事を引き継ぐとき、 あなたの頭脳に、何が起きようとしていますか。 それは、萎れようとしていますか。 あるいはまた、或る種の巨大な娯楽へ入ってしまおうとしていますか。 それもまた、起きつつあります。ですね? 注目なさったのかどうかを、私は知りません - スポーツへ、どれほど大きな重要性が、与えられつつあるのかに、です。 オリンピックと、それらの事柄、です。 で、それは、そこに捕らわれるでしょう。 よろしいですか。これは、起きつつありますよ。 または、 そのときあなたは、究明しなくてはいけません - あなたは、残りの人類である人間として・・・ 根本的な変異があるのなら、 あなたは、人類の意識の全体に、影響するでしょう。 あなたが注目されなかったのかどうか、私は知りません - もし、アメリカで、または、ロシアで、または、日本のどこか遠い地域で、 彼らは、何かを発明します。残りの世界は、それを取り上げますが ・・・それは、そこにあります。 理解されますか。それは、起きつつあります。 で、一人か、二人か、一ダースか、百人が、 条件からの根源的な自由を、もたらすとき、 彼らは、人類の意識全体に、影響するでしょう。 ですね?そのとおりです。 ヒットラーが、人類の意識全体に、影響してきたように、です。 ナポレオン、 あなたの宗教指導者や、他の宗教指導者、 彼らは、人類に影響してきたのです。 で、私たちは、これらを述べた後、 私たちは、もたらせますか - 段階的な進化の過程をとおして、ではない。 それは、だめです。 終了しました。 私たちは、もたらせますか - 変異を、私たちの存在全体に、 私たちの振るまい全体に、私たちの生への見方に、です。
37:40 で、私たちは、ともに、究明しなくてはいけません - 私たちの意識の内容を、です。 理解されますか。あなたは、それの(存在)です。 なぜなら、内容が、意識を作り上げるからです。 内容なしには、私たちが知っているような意識は、存在しません。 私たちは、この事柄について、明らかですか。 私は、ヒンドゥー教徒であり、そのすべての事柄をともない、 すべての迷信をともない、その神々をともない、 その儀式をともない、そうね、 サーカスをともなっているなら - あなたが、キリスト教徒として、自分のサーカスをともなったように、です。 そして、私たちの信仰、私たちの信念、私たちの習慣、そのすべて。 そのすべては、根本的に、変化を、もたらされますか。 全的な変化を、です。 ですね? 理解されましたか。 私たちは、そこから進めますか。
38:57 どうぞ、これは、きわめて深刻です。 これは、何か戯れることではありません。 一方での危険を、見てください - 私たちの頭脳へ、外的に、何がされようとしているのかを、です。 そしてまた、私たちの頭脳が何であるかを、実際に見てください - 民族的に、言語的に条件づけられています。 恐れ、楽しみ、悲しみとそのすべて、 信仰 - 私は、信じている。 私は、信じていない。 私の先入観のほうが、あなたの先入観より、良い、 などとです。それが、私たちなるものです。 さて、私たちの意識の内容の一つは、恐れです。 それは、すべての人間により、分かち合われています。 それは、あなたの恐れだけではありません。それは、恐れです。 恐れとは、何ですか。 それは、どう生じますか。 どうぞ、あなたは、これを分かち合っています。ともに考えています。 私が探検していて、あなたは、ただ聞き、 言葉を玩ぶだけではない。 あなたは、恐れています。 それは、事実です。 死ぬのを、恐れている。 失うのを、恐れている。 何かにならないのを、恐れている。 自分の妻や夫を、恐れている。 または、他の誰かしらを、です。 自然を恐れている。 よろしいですか。恐れです。 その恐れは、 私たちの精神、頭脳を条件づけてきましたが、 その恐れは、完全に終わりえますか。 時をとおして、ではない - それは、進化、という意味です。次第に、ですね。 これらに付いてきておられるのかどうかと、思われます。 どうぞ、それは、あなたの生です。 それは、私の生ではありません。 それは、他の誰かの生ではありません。 それは、あらゆる人間の生です。 恐れは、ひどいことをします。
41:46 恐れは、あなたをして、嘘をつかせます。 恐れは、あなたをして、殺させます。 恐れは、あなたを暴力的にします。 恐れは、自らをして、自分自身の中に、縮こまらせます。 私たちのみんなが、恐れが何であるかを、知っています。 恐れの原因の一つは - それは、何かになることですか。 理解されますか。 心理的に、何かになること。 すなわち、私は、これである。 私は、あれでなければならない。 「あれ」は、比較をとおした投影です。ですね? 私は、自分自身を、あなたと比較します。 ですね? 私は、あなたのようになりたい。 または、私は、あなたのように、なりたくなくて、他の誰かのように、なりたい。 なること。 理解されますか。 比較が、なることです。
43:18 で、私たちは今 - 明日ではなく、比較すべてを、終わらされますか。 もちろん、あなたは、二台の車の間で比較しなくてはいけません。 あなたは、お金を持っているなら、より良いほうを、買います。 あなたが、一つの住宅、一人の建築家などを、比較しているとき、 そこでは、比較することが、必要です。 一番良い布地、一番良い住宅を、得るために、です - あなたが、お金を持っている、などなら、です。 が、私たちは、心理的な比較について、話しています - 比較の帰結を見るように、です。 すなわち、なっていくことの(帰結を)、です。ですね? そして、恐れの原因の一つは、これです。 それの真理が見えることが、比較すべてを、即座に終わらせます。 あなたは、そうしていますか。 後生ですから、あなたたちのわずかな人でも、です。 それで、あなたの精神、あなたの頭脳が、この重荷より、自由であるように、です。 それは、あなたが、脳細胞自体の条件づけを、解きつつある、という意味です。 それらの細胞は、比較するよう、慣習化され、訓練され、教育されてきました。 理解されますか - いつの日か、あなたは、神の隣りに、座るだろう、と。 そうね、それらのことです。 または、あなたは、自分のあるがままを、自分のあるべきものと、比較します。 それで、すべての理想、未来の感覚が、 完全に終わるのです。 それで、恐れの原因の一つは、即座に終わります。
45:57 他の、恐れの多数の原因が、あります - 世論の恐れ、 あなたの友だちが、あなたについて言うかもしれないことの恐れ、 そうね、千の恐れです。 闇の恐れ、あなたの妻や夫の恐れ、 これの恐れと、あれの恐れ、 あなたの導師の恐れ、 なぜなら、あなたは、彼のようでありたいからです。ですね? 彼はあなたに、どう冥想するかを、語ります- そうね、それらの愚かなことです。 で、あなたはいつも、何かになろうとしています。 そして、なっていくのは、何ですか。 観念、記憶、思考- 理解されますか。 よろしいですか - それが、なっていくものですか。 ゆえに、それは、空っぽのなっていくことです。 そこには、何もありません。 けれども、私たちは、それに縋りつきます。 で、恐れの他の原因は、何ですか。 どうぞ、私たちはともに、究明しています。 それは、時ですか。 未来の恐れや、過去の恐れ、 してきたこと・・・そうね、過去の恐れですか。 生物的な恐れも、心理的な恐れも、 過去に、基づいています- すなわち、時です。 死としての未来の恐れですか。 で、時と思考は、恐れの根です。 ですね? もちろんです。 それは、こうも明白です。 私たちは、そこから進めますか。
48:20 あなたと私は、比較の事実を、見られますか - それもまた、時の一部です。 なっていくこと、です。 そして、「私は、ならなければならない。 私は、なければならない」と言う思考。 思考、時は、恐れの基本的な要因です。 あなたが、「私はどうやって、考えるのを止めることになるのか」と、言うなら、 それは、間違った問いです。 が、あなたは、事実が見えるなら- 理解されますか - あなたは、危険な蛇が、身の前に見えるなら、行為します。 あなたは、「私はそれを、どうすることになるのか」と、言いません - 「どうぞ、私に、それからの逃げ方を、教えてください」と。 あなたは、誰かに訊ねて、「私は何をすることになりますか」と言いません。 危険が、あるとき、即座の応答が、あります。 そして、時と思考は、恐れへの関係において、 事実です。ものすごい危険です。ですね? あなたは、実際に危険が、見えますか。 または、危険の観念ですか。 理解されますか - 観念のほうが、事実より、強い。 それで、私たちは、それを玩びます。 蛇の観念は、実際の蛇より、異なっています。 実際の断崖絶壁より、です。 あなたは、自分が断崖絶壁に立っていることを、想像できるし、 落ちようとし、遊んで回れますが、 あなたは、足下に、 深い淵の前にいるとき、即座に応答します。 で、恐れの本性と、恐れの危険に 気づいているなら - それがいかに、精神、頭脳を、腐敗させるのか、です。 精神は、違っています。 すみません。 私は、その「精神」という言葉を、使いました。 私は、その「精神」という言葉を、頭脳より、離しておくでしょう。 で、自らは、その危険が見えて、ゆえに、行為しますか。
51:12 そしてまた、自らは、 楽しみの追求全体を考慮しなくてはいけません - 性的なこと、 なっていくこと、達成、 何かへ繋がれていること、 何かへ執着している、 何かを所有している、 様々な形の楽しみ、です。 あなたが、執着しているとき、あなたが、何かへ繋がれているとき、 腐敗が、始まります。 ですね? これらをご覧になるのかどうかと、思われます。 私が、自分の妻に、または、夫に、繋がれているとき、 または、理想や、一連の論理的、 演繹的な結論に、ですが、 私は、それに取りすがります。 そのとき、腐敗は回避不可能です。 私が自分の妻に、取りすがり、執着しているとき - これらに付いてきておられますか - または、自分の彼女に、です。 なぜなら、私は、慰め、セックス、 その他すべてが、ほしいからです。 その執着の中、その絆の中に、 腐敗の始まり、種子が、あります。 あなたは、その真理が見えるとき - すなわち、 どこでも、何へのどの種類の執着でも、あるところ - あなたの家具へ、人物へ、理想へ、体系、体制へ、です。 それが、民主主義的でも、社会的でも、 または、何へのどの執着、絆でも、 あなたはすでに、種子を腐敗へ、花開かせつつあります。 そうです。 そして、楽しみは、その腐敗です - あなたがそれを追求しているなら、です。 楽しみが起きるなら、よろしい。 しかし、あなたがそれを、追求するなら - ほとんどの人間が、そうするように、です - そして、楽しみに執着しているなら、 そのときあなたは、腐敗的な過程すべてを、起こしています - 頭脳の衰退をもたらすものを、です。 腐敗が、衰退です。
53:56 また、私たちはともに、話し合うべきです - はるかに複雑な問題、苦しみのそれについても、です。 人類は、どこに生きていても、 尋常でなく苦しんできました。 貧しい国々へ、行ってください - そこでは、一日一食で、十分に食べ物が、ありません。 彼らは、無際限に苦しみます。 そして、多くの世紀のすべての戦争。 どれほど多くの人々が、殺されてきたのか、 どれほど多くの涙か。 あなたは、これらすべてのひどいことに、気づいていませんか。 達成しないことの悲しみ、 無知の悲しみ - 書物の、ではありません。 蓄積された専門職的な知識の、ではありません。 それは、無知の一部です。 私たちは、実在の(真理)、内的に起きつつあることの 真理への無知について、話しています。 あなたが愛していると思う誰かを失うことの悲しみ。 病気の悲しみ、千の物事の悲しみ。 世界中の人類は、この悲しみを、抱えてきました。 私たちはまだ、それとともに、やっていきます。 で、私たちのどこが、間違っていますか。 私たちは、今、進みつつある戦争を、知っています。 不具になる - よろしいですか。 あれらのひどい戦車。 航空機は、三万フィート上から(原子)爆弾を落とし、 それが起こす破壊を、見ていないで、 その終わりに、 「私が、長崎や広島に原子爆弾を落としたとき、 神が私とともにおられた」と言う。
56:58 で、悲しみを終わらせることは、可能ですか。 それは、さびしさに向き合い、 それを、終わらせることです。 時を掛けない - 悲しみの原因を、です。 慰めを探し求めていると、慰める者が、いつもいます。 司祭者、心理分析者、 友だち、導師 - あなたとともに泣いてくれ、 あなたの手を取ってくれるだろう誰かが、です。 それは、悲しみを終わらせません。 それは、深い傷を負っているのに、似ています。 あなたは、それを、覆い隠すかもしれません。 それより、逃避するかもしれませんが、 それは、いつもそこにある - 自分の頭脳の暗い奥底、深くに、です。 そして、それを終わらせるには - なぜなら、苦しみが、あるところ、愛は、ないからです。 そして、愛と慈悲なしには、智恵はありません。 私たちが、自分の生を追求するなら - 今、私たちが生きているような、日々の生活を、 来る年も来る年も、死ぬまで、です。 多大な、何百万、何十億の人々が、そうしているように、です - 彼らは、全体的な、人の集合的な意識へ 何も、寄与していません。 しかし、あなたと、私たちのうちのわずかが、 基本的に、根源的に、 頭脳の条件づけに、 変異を、もたらすなら - それは、まさに脳細胞自体に、という意味です。 それは、私たちが、自らの条件づけに、気づいていて それに真っ向から向き合うときだけ、可能です - 恐れ、 すべての信仰と教義、愚かな儀式、 恐れ、楽しみ、悲しみ - 私たちが依っているものに、です。 変異がないのなら、 私たちは、人類の醜さへ寄与しているでしょう。
1:00:19 で、私たちには、たった一つの選択が、あります。 私たちには、たった一つの方向が、です。 私たちは、娯楽の世界へ入るのか - 理解されますか。 フットボール、文学、絵画、 映像と映画についての話。 理解されますか。 娯楽の世界全体、あの巨大産業が、 次第に、私たちを引き受けつつあります。 その産業には、宗教的な人々の儀式すべても、含まれます。 それは、一つの形の娯楽です。 彼らは、来る日も来る日も、ミサへ行くことでは、変化しません。 または、インドの儀式へも、です。 インドには、或る寺院が、あります - 私たちが生活する学校の近くですが、 そこは、インドで最も有名な寺院の一つです。 彼らは、内側のあの像に対して、誓いを立てます。 そして、彼らは、一日、何千ドルも、注ぎます。 それは、ものすごい営業に、なったのです - すべての宗教のように、です。 これらを理解されますか。 世界の教会です。 で、実際に、これらを見るとき - はっきりとした地図のように、自分の前に、拡がっています。 コンピューター、ロボット、 生化学、遺伝子工学と、 頭脳の活動への探求が - 他の人々の思考を読むためです - 一方にある。 他方には、巨大な娯楽。 自らがとてつもなく気づいているのでなければ、 あなたは、これらに、捕らわれようとしています。 たぶん、あなたは、すでに捕らわれています。 そして、変化があるとき - 条件づけに、根本的な変異が、です。 それは、条件づけすべてからの自由、という意味です。 その自由は、愛です。 それは、自己利益ではありません。 その自由は、慈悲です - そこには、同情があり、そのすべてが、ありますが、 慈悲は、どの宗教にも執着していません。 私が慈悲深いのは、 私が、行って、貧しい国々を助けるのは、 私がイエスやクリシュナや誰かを愛しているから、ではありません。 慈悲は、全的な自由の中からだけ、生まれます。 終了しました。 どうぞ、立ち上がってもいいですか。