RV79DS3 - 君は、イメージより自由でありえますか。

学校討論、第3回
インド、リシ・ヴァレー
1979年11月21日
テキストのみのバージョン
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0:23
クリシュナムルティ: もしよければ、 私は、三十分間ほど、話をするでしょう。
そして、君たちが、 何でも自分のしたい質問を、
してくれるだろうことを、願っています。
それで、だいじょうぶですか。
それに賛同しますか。
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0:42
学生たち: はい、先生。
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0:48
K: 君たちは、何にでも 賛同するのでしょう?
君たちは、車を 運転したことが、ありますか。
車を運転したことが、あるなら、
自分が見守っていることに、 注目しましたか -
少なくとも、自分の前の 100メートル以上を、です。
運転するとき、君の目は、 あらゆる物事を、取り入れています。
そばで起きつつあること すべてを、です。
いいですか?
見守っている - そちらか、他から 車両が来るのかどうかを、です。
で、君は、目は思考より 速いことを、見つけるでしょう。
それに入ったことが、ありますか。
たぶん君たちは、これのどれにも、 入ったことが、ありません。
2:00
で、どうぞ、聞いてください。
何か、君が前に聞かなかったことを、 学ぼうとしてください -
または、たぶん聞いたことを、です。
聞いたことがあるなら、 自分が学んだことを、忘れて、
聞いて学ぼうとしてください。
記憶するのではなく、学ぶ。
すなわち、君の目は、
この植物、人々を見て、
君の精神より、 君の思考より、速いですね。
そこに座っていながら、 今、実験してください。
あれらの樹々を、見つめてください。
どうぞ、見つめてください。
君の目は、君の精神より、 はるかに速く、見ます。
君の精神は、あれを見るとき、 それに言葉を与えます。
あれを、樹と呼びます。 あれを、緑、赤と呼びます。
3:01
これに付いてきていますか。
すなわち、君の目は、 君の思考より、速いのです。
さて、目と思考を、
一緒に同期化させることが、 注意です。
これを理解しましたか。
すなわち、
君は、何かを見るとき
- 樹のように、友だちや あのカメラのように、です -
君の目は、すばやく それへ焦点を合わせます。
そのとき、君の精神は、 それに言葉を与えます。
あれはカメラだ、 あれは誰それだ、と。
で、君の目は、 精神より、速いのです。
精神と目が同期化し、
即時に、同時にまとまるとき、
君は、とてつもない注意の性質が、 あることを、見つけるでしょう。
4:26
私が話しているとき、 君は、こうしていますか。
いいえ、そうしていません。
君は、そうしていますか。
君は、 そうするでしょうか。
私を見ないでください。
あの樹を見て、 あれらの花を見てください。
そして、電話線を、です。
それを見てください。
君が見るとき、君の精神は、 それに言葉を、与えつつあります -
あれは電話線である、あれは緑だ、 あれは赤だと、言っています。
で、初めに、君の目が見ます。
そのとき、精神が作動します。
さて、私は、二つをまとめなさい、 即座に、と言っています。
そのとき、君は、 全部が見えるでしょう。
私が話していることを、 理解できますか。
5:24
君は、そうしていますか。 または、私を見つめていますか。
で、君の精神は
- 私がいう精神とは、どういう 意味かを、理解できますか -
君が考える性質は、
目が見るものより、遅いのです。
目と思考が、同じ瞬間に まとまるとき、
君は、注意の奇妙な性質が あることを、見つけるでしょう。
君は、これを理解しましたか - 君たちの誰かは、です。
そうですか?
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6:08
学生: はい。
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6:09
K: で、君の精神は、 目より遅く作用するよう、
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6:10
訓練されています -
視覚的な目より、です。
視神経は、動く精神より、 はるかに速い。
そして、精神、君の精神は、
すなわち、考える性質は、
言葉で満ちています。
いいですか?
それに 注目したことが、ありますか。
これは、あまりに困難ですか。
すなわち、君の精神は、
何世紀に何世紀もの間、 訓練されてきました -
言葉で考えるようにか、
イメージで、映像で、象徴で 考えるように、です。
ですね?
アシットジ、私と一緒に来てください。
私は誰かに、話さなければなりません。
彼らはみんな、あそこで 変な顔をしています。
言葉は、とてつもなく 重要になります。
インドという言葉が、君たちにとって とても重要であるように、です。
なぜなら、君たちは、 ここに生きてきて、
宣伝が つづいてきたからです。
そして、君は、 自分はインド人だと、言います。
8:01
で、その言葉は、イギリス人のように、 フランス人、ドイツ人、ロシア人、
中国人、アメリカ人のように、
言葉が、とてつもなく 重要になります。
君が、彼はインド人だ、 と言うとき、
何が起きますか。
君は、一般化しています。
個人を見ていません。
神様!
これらに 付いてきていますか。
君が、フランスに行くとき、 そこで生活するなら、
「フランス人」という言葉が - フランセ、です -
彼にとって、ものすごく 重要であることが、分かります。
彼は、自分自身を、 国の全体と同一視します。
この同一視の中で、 彼は安全に感じます。
「私はインド人だ、 私はヒンドゥー教徒だ。
私はイスラム教徒だ」と言うとき、 君は、そうなっています。
ですね?
これに付いてきていますか。
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9:22
で、その言葉は、事実より 重要になったのです。
それがお分かりになるのかどうかと、 思われます。
いいですか?
で、君は、あの樹を見つめられますか - 気をつけて、聞いてください -
君は、あの樹を、言葉なしに 見つめられますか。
進んで、見てください。
それを見つめ、 見出してください -
応答として、即時に 何が起きるのかを、です。
君は、あれらの花を 見つめます。
即時に、「赤」という言葉が、 君の精神に、入ってきます。
ですね?
さて、君は、あれらの花を、 言葉なしに、見つめられますか。
君は、そうしていますか。
で、精神は - それは、 思考の動き全体ですが -
言葉をまとっています。
10:37
ですね?
で、私たちは今朝、探究しようと しています - 考えるとは、何ですか。
私は、気をつけて、君を この点まで、導いてきました。
すなわち、初めに、
君が車を運転しているときや、 誰かが代わりに運転してくれるとき、
君は、見守っています。
君は、自分の100か200 メートル先を、見守っています。
目は、精神よりはるかに速く、 両側を見ます。
目は、左と右を見ます -
こちら側かあちら側に、 往来があるのかどうか、です。
そして、減速します。または、 往来がないなら、進みます。
11:28
ですが、思考より、 はるかに速いのは、目です。
ですね?
それを理解しましたか。
私が話をしていながら、今、 君は、それを実験してきましたか。
そのとき、精神と目が、 即座にまとまるとき、
同時に、無媒介に、です。
君は、注意のとてつもない 性質を、持つでしょう。
さて、それが、一点です。
私たちの精神のほとんどは、
言葉が慣習化しています。
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12:20
言葉は、実在より はるかに重要です -
現実に起きつつあることより、です。
さて、思考は、
言葉の動きです。
ですね?
象徴の動きです。
象徴とは何かを、 知っていますか。
知っていますか。
何かを表象すること、 すなわち、
それは、真実なのかもしれないし、 真実でないかもしれません。
または、イメージを表象する。
思考は、言葉、象徴、 映像、イメージです。
いいですか?
ここまでは、理解しましたか。
たぶん、誰も前に、このように、 君へ、話したことがないでしょう。
で、少し手間を掛けて、語り手が 何を言っているかを、見出してください。
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13:31
で、私たちはともに、探究しようと しています - 君と私は、です。
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13:34
考えるとは、何ですか。
なぜなら、君たちは、みんな 考えているからです。
ですね?
そうではないですか。
君が、授業へ行くとき、
そこで、君は、数学か 地理を、学んでいます。
または、それが何でも、 物理学でも、です
君は、知識を 蓄積しています。
いいですか?
君は、技術者や科学者に なりたいのなら、
一定の事実を 知らなくてはいけません。
で、思考は、動きです。
動きとは何かを、理解できますか - 動き、動くこと -
言葉の中、観念の中、
映像の中の動きです。
いいですか?
それで、私たちは、訊ねています - 考えるとは、どういうことですか。
さて、ちょっと待ってください。
世界全体、私たちが 生きているところの世界、
私たちがすること、 私たちが建ててきた建物、
築かれていた寺院、神殿、
すべてのすばらしいモスク、 教会、大聖堂は、
思考により 組み立てられています。ですね?
15:17
これに 付いてきていますか。
列車を走らせるエンジンは、 思考により、組み立てられています。
自動車は、思考により 組み立てられています。
ですね?
で、君のまわり すべての世界、
すべての行為、 すべての建物、
すべての建築、 すべての工学、
科学的知識の とてつもない蓄積は -
私は何と言いましたか。
学生: 思考の動きです。
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15:58
K: ええ。思考の動きです。
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16:02
樹は、思考により 作られていません。ですね?
ですね?
違いが、分かりますか。
このランプは、思考により 作られていますが、
樹は、思考により 作られていません。
ですね?
ですが、思考は、樹を使って、 椅子を作られます。
ですね?
これを捉えていますか。
で、思考は、 知識の動きです。
ですね?
すなわち、君は、知識を 蓄積してきました -
技術者として、 ヴァイオリニストとして、歌手として、
または、何をしていても、君は 知識を、蓄積してきました。
その知識より、行為します。
ですね?
彼女は、楽しい時を過ごしています。
そうしてもらいましょう。
で、思考は - どうぞ、聞いてください -
思考は、知識の応答です。 ですね?
17:33
すなわち、君は、理科、 工学、数学を、学んできました。
君は、その知識を 蓄積してきました。
その知識より、行為します。
で、知識は、 経験の結果です。
ですね?
君の経験だけではなく、
何千年に何千年の人間の経験、
知識を蓄える頭脳に、 蓄積されたもの、です。
その知識より、君は 考えます。
ですね?
待って、待って。
私は、 初めに、私に話させてください、
それから、君たちは 質問をする、と言いました。
で、知識は、いつも 制限されています。
ですね?
それに付いてきていますか。
それが、ウパニシャッドや
いわゆる聖典すべての 知識であっても、
科学者たちが 蓄積してきた知識であっても、
生物学者、数学者、
工学の知識であっても、
知識は、いつも 制限されています。
なぜなら、君は、完全な知識を 持っていないからです。ですね?
19:01
で、気をつけて、 聞いてください。
で、知識はいつも、 無知の影を、持っています。
それを理解しましたか。
で、知識は、けっして 完全ではありえません。
で、考えるのは、 けっして完全ではない。
これを理解しましたか。
すなわち、君は、 思考を持っています。
その思考は、君の 知識、応答の結果です。
思考は、その知識からの 応答です。
その知識は、いつも 制限されています -
それが、アインシュタインでも、
・・
・博士
- 私たちの友だち、 彼の名前は、何ですか。
ナラヤン: ボーム博士です。
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20:03
K: ボーム博士。
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20:05
彼がここにいないことが、 うれしいです。
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20:06
私は彼に、これを語ってきました。 で、それはだいじょうぶです。
で、知識は、いつも 制限されています。
で、思考は、 制限されています。
ですね?
それを見てください。
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20:22
学生: 知識は、どのように 制限されていますか。
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20:25
K: お待ちください。お待ちください。
私は、こう言いました - 初めに、礼儀正しく聞いて、
それから、後で 質問をしてください。
で、思考は、
神々、儀式を、 創り出してきました -
大聖堂で、教会で、モスクで
君のビジネスで、家で、
起きるすべてのことを、です。
思考は、いつも制限されています。
完全ではありません。ですね?
それは、分かりますか。
で、考えるのは、 制限されています。
「私の観念は完全だ」と 言う人は、
戯言を言っています。
理解できますか。
さて、待ってください。
私は、 さらに少し、それに入るでしょう。
君は、探究したことが、ありますか。 のぞき見たことが、ありますか -
21:43
観念とは何ですか。 理解できますか。観念です。
すなわち、君は、 何かを観察します。
観察した後で、君は、 自分の観察より結論します。
それを、観念にします。
観念(アイディア)という言葉は、観察を 意味するギリシャ語から、来ています。
これに付いてきていますか。
観察する、見る。
ですが、見ることより、観念と 呼ばれる抽象を、結論するのではない。
彼らがこれらを理解するのか どうかと、思われます。
で、君の神々、君の儀式、
君の導師、君の書物、
それらすべては、観念に、 思考に、基づいています。
ゆえに、それらは、いつも 制限されています。
ゆえに、それらは、 神聖(ホーリー)ではありません。
いいですか?
23:04
寺院、神殿にあるものは、 思考により、そこに置かれています。
ゆえに、思考は、制限されているので、 像こそが、制限されています。
で、何でも 制限されているものは、
断片です。
君が、その断片より 行為するなら、
君の行為は、いつも 制限されるでしょう。
それらが、制限されているとき、
君は、痛みを持ちます。
君は、苦しみを持ちます。
君は、心配です。
君は、怯えています。
で、見出してください。
君の精神は、
思考を、制限されている その所へ、置けるのかどうか、
そして、何が起きるかを、 見てください。
それは、彼らにとって、 あまりに困難です。
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24:31
学生: あなたは、彼らに 観察するよう、仰りますか。
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24:34
僕たちに、観察しなさいと、
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24:36
仰ろうとしていますか。 K: はい。
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24:38
私は、30分間、話してきました。
今、君たちが、私に言って、 質問してください。
いいえ?
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25:08
学生: 知識がどう制限されているかを、 説明していただけるでしょうか。
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25:16
ナラヤン: 知識は、どう 制限されていますか。
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25:18
K: 知識は、どう 制限されていますか。
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25:21
N: たぶん私は、それとともに、
彼らは、思考がどう 抽象であるかに、
困難を持っているかも しれないと、思います。
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25:40
K: 工学について、
すべてを知っている技術者は、 いませんね。
「私は宇宙、万物を理解した」という 科学者は、いません。
いいですか?
「私は人間の問題すべてを、解決した」 と言う哲学者は、いません。
ですね?
で、科学者として、彼は、いつも 知識を蓄積しています。
ですね?
- もっともっと多く、です。
で、知識は、けっして 完全ではありません。
ですね?
で、知識は、いつも 無知を伴います。
分かりましたか。
これを理解しましたか。
で、知識とは何ですか。
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26:44
学生: 知識は断片です。
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26:47
K: いえ、いえ。知識とは何ですか - 知ること。
さて、ちょっと待ってください。
君は、自分の姉妹を 知っていますか -
姉妹を持っているなら、ですが。
君は、「はい、私は、彼女を 知っています」と言います。
君の、姉妹を知っている、というのは、 どういう意味ですか - 知っている。
それは、どういう意味ですか。
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27:13
学生: 僕は、彼女がどのように 見えるかを、知っています。
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27:19
僕は、彼女の名前を 知っています。
K: 彼女はどのように 見えるのか、
彼女が何を言うのか、 ですが、
君は、彼女を 知らないでしょう。
君は、見かけを 知っていますが、
君は、彼女が何を 考えるのか、
彼女が何を感じるのかを、 知りません。
で、君はけっして、「私は 誰かを知っている」とは言えません。
私が言っていることを、 理解できますか。
君たちは、(校長)ナラヤンさんを、 ここ二年間、見てきました。
君たちは、自分は彼を 知っていると、言えますか。
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27:58
学生: いいえ、そうは思いません。
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28:01
K: ええ。
気をつけて、見てください。
気をつけて、検討してください。
君は、彼を見てきました。
君は、彼が歩いているのを、 彼の歩き方を、見てきました -
彼の歌い方、彼の、 君たちへの教え方を、です。
が、君は、ナラヤンを、 知りません。
理解できますか。
で、知識は、 制限されています。
分かりましたか。
君が、知識より 行為しているとき、
君の行為は、 制限されています。
いえ、待って、 次の一歩を辿ってください。
それは、制限されているとき、 後悔、悲しみ、痛み、嘆きなどを、
もたらすにちがいありません。
ですね?
それを理解しましたか。
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28:53
学生: どうですか。
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28:56
N: それは、どう、悲しみ、 痛みを、もたらしますか。
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28:57
学生: 知識が制限されているとき、 僕たちはどう、苦しみますか。
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29:02
学生: 知識が制限されているとき、 私たちはどう、苦しみますか。
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29:11
K: フゥー!
私はお話ししましょう。
君は、気をつけて 聞くでしょうか。
適切に座ってください。
君は、聞いているとき、 注意を払っているのでしょう。
で、君は、 適切に座ります。
君は、制限されている知識が、
どう悲しみをもたらすのかを、 訊ねていますね。
君は、その知識より 何かをします。
ですね?
その知識は、制限されていて、 小さい。
きわめて制限された知識より、 何かをするとき、何が起きますか。
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30:06
学生: 僕たちは、十分にそれを、 することができません。
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30:12
K: それは、どういう意味ですか。
進んで、君の精神、頭脳を 使ってください。
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30:27
学生: それは、不完全なままに 留まります。
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30:32
K: それは、どういう意味ですか。 進んで、押してください。
何か完全でないことを、 するなら、何が起きますか。
私は、例をお示ししましょう。
ですが、私が例をお示しする前に、
考えぬいてください。
なぜなら、例は、とても たやすい抜け道であるからです。
それは、君が考えるのを、 阻止します。
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30:57
学生: 何かを不完全にするなら、 不満足の感覚が、あります。
不満足の感覚、です。
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31:04
K: 誰が、こう言っていますか。 私には聞こえません。
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31:06
学生: 不満足の感覚です。
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31:08
K: ええ。さて、君が 不満足であるとき、何が起きますか。
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31:11
君は、不幸せなのでしょう。 学生: はい。
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31:14
学生: それは、挑戦を 創り出します。
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31:17
学生: 挑戦を、創り出します。
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31:20
N: 彼女は、こう言っています - それは、不満足へつながります。
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31:24
彼は、こう言っています - それは、 さらなる挑戦を、創り出します。
K: それは、挑戦として作用します。
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31:30
N: はい。
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31:34
K: さて、君は、それは挑戦として 作用すると、言っています。
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31:37
で、一分間、止まってください。
もう一人の人物は、それは君に、 不満足をもたらす、と言います。
さて、待ってください。
なぜ君は、不満足ですか。
それは不満足をもたらすと、 言うとき、
君がいうそれは、 どういう意味ですか。
進んでください。
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32:07
学生: 僕たちは、自分の仕事で幸せではありません。僕たちは、満足していません。
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32:16
学生: 僕たちは 幸せではありません。
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32:20
K: 進んでください、お兄さん。
君は、満足がほしいと 思います。
制限された知識より 君がしていることは、
不満足をもたらします。
ですね?
さて、不満足があるとき、 何が起きますか。
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32:44
学生: 僕たちは苦しみます。
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32:47
K: 君は苦しみます。進んで、 もっとそれに入ってください。
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32:51
学生: 自分は不幸せです。
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32:54
K: 君は、不幸せです。 他は何ですか。
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33:00
学生: 自分がしたいことを、 完成させられません。
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33:04
K: そのとおりです。
そうね、あれらすべての成長した 人たちは、まったく話をしません。
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33:14
学生: その感じは、その仕事を二度と してはいけないと、自分に語ります。
不満足な仕事より得られる、 その感じが、
その仕事を二度としては いけないと、自分に語ります。
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33:25
K: 君は、ここに 出てきてください。
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33:33
N: 彼は、バンガロールからです。
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33:39
K: 君は、何を 言っていましたか。
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33:42
学生: 不満足な仕事をしたとの感じが、 その仕事を二度としてはいけないと、
自分に語りますし、 自分はその仕事が嫌いです。
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33:51
K: それは、 どういう意味ですか。
彼は、こう言っています -
君は、不満足です。
君は、後悔します。ですね?
そのとき、それは、 どういう意味ですか。
君は、不幸せです。
君は、悲しみの中にいます。
君は、「私はあれをしなかったら、 よかった」と、言います。
ですね?
で、君が、何か 完全でないことを、しているとき、
それは、必然的に、悲しみ、 痛みを、もたらします。
ですね?
これを理解しましたか。
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34:28
学生: はい、先生。
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34:30
K: よし。
他の子は、「挑戦」と 言います。
さて、君がいう、 その言葉は、どういう意味ですか。
学生: あなたは、それを完成したいです。
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34:42
K: 何ですか。
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34:44
N: 彼は、その仕事を 完成したいと思います。
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34:45
K: 君はどうして完成しますか - さて、ちょっと待ってください。
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34:52
君は、友だちに 何かを言ってきました -
困った中から、怒りの中から、です。
君はどうして、それを完成できますか。
進んでください。
君は、怒っているとき、 私を、馬鹿と呼びます。
君はどうして、私から 完全に拭い去れますか -
自分が私を 傷つけてきたとの感情を、です。
質問を理解できますか。
私を馬鹿と呼ぶことにより、君は、 私を傷つけてきました。ですね?
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35:45
学生: はい。
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35:47
君は、どのように、 それを拭い去れますか。
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35:57
学生: 僕は謝罪できます。
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35:59
K: 君は、謝罪できます。 ですね?
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36:01
学生: でも、それは、傷を 拭い去らないでしょう。
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36:03
K: で、君は、それは傷を 拭い去らないだろうと、言います。
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36:07
学生: はい。なぜなら、自分は やはり、それを感じるからです。
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36:09
K: 君はやはり、それを感じます。 で、私は何をするのでしょうか。
待って、 考えぬいてください。
君は、私を馬鹿と呼ぶことにより、 私を傷つけてきました。
そして、君は、謝罪します。
が、それでもなお、君は 私を傷つけてきました。
さて、そのとき問いは、こうです - 君は、自分の義務を果たしてきました。
君は、謝罪してきました - 「ほんとにすみません」と。
が、君は、私を傷つけてきました。
私は傷ついてきました。
私は、その傷を、 どうするのでしょうか。
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36:44
学生: 相手の人物は、 敏感であるなら、
自分は、彼のように、 二度と他の人物を
傷つけないだろうと、 彼に請け合えます。
それで、彼は、 満足を得るでしょう。
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36:55
K: こちらに来なさい。
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37:05
K: 何ですか。 学生: 他の人物が、敏感であるなら、
そして、自分は二度とそうしない だろうと、彼へ請け合えるなら、
- あの人物のように、 別の人物を傷つけない、と、です -
そのとき彼は、精神的な満足を、 得るかもしれません。
あの人物は、この間違いを することで、改善した、
ゆえに彼は、二度とこの間違いを 犯さないだろうと、です。
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37:25
K: 彼女は、二度とその間違いを 犯さないかもしれませんが、
彼女は、私を 傷つけてきました。
ですね?
私は、その傷を 持っています。
ですね?
彼女は、「私は別の人を傷つけません」 と言うかもしれませんが、
彼女は、私を 傷つけてきました。
私は、その傷を どうするのでしょうか。
質問を理解できますか。
私の質問を、理解しましたか。
私は、何を するのでしょうか。
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37:56
学生: それを拭い去ろうとします。 他には、何もできません。
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37:59
K: それを拭い去ろうとします。 他には、何もできません。
私はそれを、どのように 拭い去るのでしょうか。
これへ注意を払ってください。
なぜなら、君たちは、みんな 傷ついているからです。
でしょう?
君たちのみんなが、 子ども時代から、傷つきます
- 物理的に、ではなく、 内的に、です。
で、私たちは、傷より自由である ように、何をするのでしょうか。
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38:29
学生: それについて、考えないでしょう。 傷について、考えないでしょう。
そして、なぜ他の人物が、あなたを 傷つけてきたのか、
何で他の人物は、あなたを 傷つけたのかを、考えます。
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38:37
K: ええ。君は訊ねます - 何で、他の人物はそのように、
君へ話して、それで、 君を傷つけたのか、です。
他の人物は、怒っていました。
なぜなら、彼は適切に眠らなかったから、
なぜなら、他の誰かが、 彼を、馬鹿と呼んだからです。
で、彼は、それを 君にぶちまける、などです。
私はまったく、それを 訊ねていません。
君は、私の論点を 逃しています。
私は君に、訊ねています - 君は 傷ついているなら、何をするのでしょうか。
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39:10
学生: なぜ自分が 傷ついているかを、見出します。
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39:12
K: ええ、そうです。 なぜ私は、傷ついていますか。
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39:18
学生: なぜなら、自分自身について イメージを持っているからです。
そのイメージが、 傷ついています。
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39:23
学生: なぜなら、自分自身について イメージを持っているからです。
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39:25
学生: そのイメージが、 傷ついています。
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39:28
K: ちょっと待って、 ちょっと待って。
君は、自分自身について イメージを、持っています。
ですね?
君は、これを考えぬきましたか。
または、誰かが君へ、語りましたか。
学生: 僕はそれを考えぬきました。
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39:37
K: 何ですか。
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39:38
N: 彼は、自分が 考えぬいたと、言います。
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39:39
K: お見事! こちらへ来なさい。
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39:40
君は下がって、彼にここに 座ってもらいましょう。
君もまた、バンガロールからですか。
学生: いいえ。
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39:57
N: 彼はここにいます。
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39:57
K: 彼はここにいます。さて、君は それを、どのように考えぬきましたか。
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39:59
ゆっくり、ゆっくり。 学生: なぜなら、僕は自分自身、それを経験したからです。
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40:07
学生: 僕は一度、傷つきました。僕は、 なぜ自分が傷つくのかを、考えていました。
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40:11
或る位置で、僕は、傷つくのは、 イメージ、僕が持っているものだと、
考えました - 実際に、 僕が、ではなくて、です。
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40:24
K: 全くそうです。君たちは、 これを聞いてきましたか。
すなわち、彼は、自分は 一度、傷ついたと、言います。
彼は、「なぜ私は 傷ついているのか」と、言いました。
それについて考え、 見守っていて、
彼は、自らが自分自身について、 イメージを持っていて、
そのイメージが傷ついている ことを、見出しました。
ですね?
さて、ちょっと待ってください。
君たちは、これを理解しましたか。
君は、自分自身について イメージを持っていますか。
学生たち: はい、先生。
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40:54
K: ええ。いいですね?
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40:57
で、君が、自分自身について イメージを持っているかぎり、
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40:59
誰かが、君を 傷つけることになります。
学生: はい、先生。
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41:07
K: いいですか?
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41:09
これを理解しましたか。
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41:11
次の問いは、こうです - どうすれば・・・
君自身について、イメージを 持たないことは、可能ですか。
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41:25
学生: はい、先生。 それは可能です。
事実を受け入れます。
仮に、誰かが自分を 傷つける、とします。
それが真実であるなら、 それを受け入れます。終了します。
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41:38
K: 何を受け入れる?
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41:41
学生: 事実を受け入れます。
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41:43
K: 自分が傷ついているとの事実を、 受け入れる。
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41:46
学生: つまり、イメージを持っていない なら、傷つかないだろう、って。
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41:48
K: で、君は、自分自身について イメージを持っていますか。
気をつけて、気をつけて、 考えぬいてください。
速く答えないでください。
君は、自分自身について イメージを持っていますか。
彼らはみんな、自分は 持っていると、言いました。
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42:05
学生: 僕は持っていると、 思います。
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42:08
K: なぜ君は、イメージを、 持っていますか。
私は、君にも、訊ねていますよ、お兄さん。なぜ君は、イメージを持っていますか。
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42:19
学生: 他の人物が、「あなたは 大した人物だ」と、言ってくれるから、
イメージを持っています。
それで、自分自身について、自分は 大したものだとのイメージを、形成します。
なぜなら、他の人物が、あなたを 大したものだと呼んでいるからです。
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42:29
K: で、誰かは、君に 「おまえは馬鹿だ」と言います。
君は、自分自身について イメージを持っていますか。
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42:36
学生: 自分が好きなものについて、 イメージを形成します。
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42:39
K: いいえ。気をつけて、 聞いてください。
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42:44
学生: これがされるべきであると、 社会により決められてきたと、思います。
それが、あなたが 持っているイメージです。
誰かが、あなたを馬鹿と呼んで、 あなたは、傷つきます。
社会は、あなたは馬鹿である べきでないと、決めてきました。
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42:57
K: で、社会は、イメージを 持つよう、君を助けます。
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43:02
学生: 僕たちは、 その社会の一部です。
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43:04
K: 君の親は、イメージを持つよう、 君を助けます。 学生: はい。
君の兄弟は、イメージを 持つよう、君に言います。
で、君のまわりの人々みんなが、イメージを持つよう、君を助けます。
ですね?
そして、君自身が、 イメージを持っています。
で、なぜ君は、 イメージを持っていますか。
気をつけて。
気をつけて、考えぬいてください。
進んでください。君たちのみんなです。 なぜ君は、イメージを持っていますか。
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43:35
学生: 何か裏に 隠れられるものです。
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43:40
K: 何か裏に 隠れられるものです。
イメージの裏に 隠れているものは、何ですか。
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43:48
学生: 「私」です。
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43:50
K: 「私」です。 その「私」は、何ですか。
進んでください。イメージの裏に 隠れている「私」は、何ですか。
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44:08
学生: 身体と精神です。
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44:13
学生: 身体と精神です。 K: 待って。
で、君は、イメージの裏に、 身体がある。
そして、精神が、と 言っています。
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44:27
学生: イメージはあなた自身だと、 思います。
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|
44:30
K: そのとおりです。
で、イメージの裏に隠れることは、 ありえません。
なぜなら、「私」は、イメージで あるからです。
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44:39
学生: はい。
K: 君は、それを捉えましたか。
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44:42
学生: はい、先生。
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44:46
K: で、君がイメージを持っている かぎり、それは、傷つこうとしています。
さて、君は、どうやって、 そのイメージより、自由でありえますか。
見てください。
君は、 イメージを持っているかぎり、
傷つこうとしています。
ですね?
さて、次の問いは、こうです - イメージを持たないことは、可能ですか。
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45:13
学生: 自分のイメージを 見守るなら、
それが築き上がっていくのに、 気づいているなら、
それは、けっして、 築き上がらないでしょう。
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45:19
K: いいですよ。君は、 それに気づいていますか。
または、君はただ、言葉を 投げているだけですか。
君は、自分がイメージを 築き上げていることに、
気づいていますか。
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45:32
学生: はい、先生。
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|
45:33
K: すると、そのイメージは、 傷つこうとしています。
で、君は、「私は傷ついている」 と言うでしょう。
そして、傷つかないこと - イメージを集めないことは、可能ですか。
理解しましたか。
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45:50
学生: それは可能です。
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45:51
K: では、なぜ君は、それは 可能だと、言いますか。
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45:53
学生: それは、僕に起きてきたからです。 そういうわけで、それは可能なんです。
一つの事例に、それは僕に起きてきました。そういうわけで、それは可能なんです。
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45:59
K: よし。一つの瞬間に、 それは、君に起きました。
|
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46:02
学生: はい。一つの瞬間、一つの 特定の事例に、ではなくて、です。
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46:05
K: 一つの特定の事例 - 誰かが、「おまえは馬鹿者だ」と言ったとき、
君は傷つきませんでした。
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46:14
学生: はい、先生。
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|
46:15
K: いいです。さて、でも、 君は、イメージより自由ではない。
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46:20
学生: 十分には、そうでない。 K: いえ、 十分には、と言わないでください。
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46:23
なぜなら、君はそうであるのか、あるいは、そうでないのか、であるからです。
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|
46:29
学生: それは、あなたはそうで なくてはいけない、という意味です。
なぜなら、仮に、誰かがそう言う ことにより、僕を傷つけると、します。
おまえは背が低いとか、 何かそのようなことを、です。
でも、あなたは、イメージを 持っていないなら -
僕はイメージを持っていません。 だから、僕は、もう傷つきません。
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46:52
K: で、私は訊ねています。 それは理解できますが、
君はどうやって、自分自身について イメージを持たないのでしょうか。
誰かが君を、低いと呼びます。
彼は背が高いからです。
学生: それを見ます。それだけです。
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47:05
K: いいえ。気をつけて考えてください。
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|
47:07
君は、自分自身について、イメージを 持っています - 背が低い、と。
|
|
47:09
君は、背が低いとの イメージを、持っているかぎり、
傷つくことになります。
|
|
47:29
学生: はい。
で、君は、どうやって イメージを持たないのでしょうか。
学生: 自分は背が低いことを知るときと、 それは事実であるのを、知り、
事実を受け入れ、それについて忘れる とき、です。誰でも言える・・・
|
|
47:38
K: 気をつけて。君は、何かを言いました。すなわち、事実を受け入れる、と。
|
|
47:44
学生: 自分は背が低いなら、です。 K: 君は背が低い。
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|
47:45
学生: はい、僕は低いです。
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|
47:47
K: で、君は、事実を受け入れます。 イメージを、ではない。
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|
47:52
いえ、いえ。 違いを見てください。
イメージは、思考によって 組み立てられます - ですね?
社会により、 君の親によって、です。
で、イメージは、 事実ではありません。
学生: でも、本当に背は低いなら・・・
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|
48:18
K: そのとおり。
学生: そして、自分より 背が高い人物が、来て、
「おまえは僕より低い」 と言うなら、
そして、自分は本当に、 その人物より低いなら、
当然、自分は低いことを、 受け入れなくてはいけないでしょう。
|
|
48:31
K: それだけです。それだけです。
|
|
48:35
学生: 自分を傷つけるのは、 いつもイメージではありません。
誰かが自分に、何かを 言うからではありません
傷つくのは、 イメージではありません。
背丈の例を取ってください。
背が低い人物、です。
仮に、僕が行って、 背が低い人物へ、
「あなたは低い」と言うことに なった、とします。
その人物は、自分は低いのを、知っています。
彼は、それを受け入れてきました。
彼は、自分は背が高いとの イメージを、持っていませんが、
やはり彼は、傷つきます。
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48:58
K: 君はそうですか。
|
|
48:59
学生: 僕はなりません。 もうなりません。
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49:01
学生: いいえ、彼ではない。誰か他の 人物です。それは僕かもしれません。
僕は教室で、のろまかもしれません。
僕は、事実を受け入れますが、
誰かが来て、「おまえは のろまだ」と、僕に言うなら、
それで僕は傷つきます。
|
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49:12
K: それは、どういう意味ですか。
|
|
49:15
学生: 僕は、自分がまぬけだという 事実を、受け入れたんです。
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|
49:17
K: いいえ。君は、事実を受け入れて いません。君は考える・・・
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|
49:23
学生: 自分は間抜けであることを、知って います。その事実を受け入れました。
|
|
49:25
K: 君は、自分が事実を 受け入れたと、考えます。
私が、「おまえは馬鹿だ」と 言うなら、
君は、馬鹿かもしれません。
君は、 それを受け入れるかもしれませんが、
君は、やはり傷つきます。
学生: はい。
|
|
49:38
K: なぜですか。
|
|
49:39
学生: 僕は、 馬鹿でありたくないからです。
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49:40
K: それは、君が自分自身について イメージを持っている、という意味です。
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|
49:43
学生: いいえ。でも、それは違っています。 自分は馬鹿でありたいとは、思いません。
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49:50
自分は馬鹿ですが、 馬鹿でありたいとは思いません。
自分が馬鹿でないとは、思いません。 そうありたくないんです。
|
|
49:59
K: いいえ。私は、こう言っています - 誰かが私を、馬鹿と呼びます。
私は聞きます。
私は、自分自身について イメージを持っていないなら、
それは、大事なことではありません。
ですが、私は、イメージを 持っているかぎり、傷つくでしょう。
そうではないですか。ラヴィ?
|
|
50:30
学生: 僕はそう思いません。いいえ、 僕は、あなたが正しいとは、思いません。
|
|
50:32
K: すると、お兄さん、君は、私が 言ったことを、聞きませんでした。
私は、イメージを 持っているかぎり
- それが、小さなイメージでも、 大きなイメージでも、
世界的なイメージなどでも、
それを持っているかぎり、 私は、傷つくでしょう。
|
|
50:53
学生: それには、条件づけが 関与していませんか。
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|
51:04
K: そうです。
|
|
51:07
学生: でも、そのとき、子どもの頃より 自分は、条件づけられています。
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51:11
K: 待って。全くそのとおりです。 子どもの頃より、君は、
条件づけられています。 それは、どういう意味ですか。
|
|
51:19
学生: それは、 親が自分に、何かを語ってきた、
社会が自分に、何かを語ってきた、 という意味です。
|
|
51:23
K: そのとおりです。そのとおりです。 私は、君に何をも、語りません。
で、社会、君の親、 君のおばあさん、おじいさん、
君の友だちが、君を条件づけます。
それは、どういう意味ですか。
君がいう、条件づけとは、 どういう意味ですか。
|
|
51:49
学生: 自分自身へ、 一種の重要性を、発達させます。
自分の関係をとおして、 イメージを発達させます。
|
|
51:55
学生: 彼は、自分自身へ一種の重要性を 発達させると、言っています。
|
|
51:59
K: はい。
君の条件は、 君がインド人である、
君がバラモンであるか、 非バラモンである、という意味です
- 君は、寺院に行かなければならない、 君は、技術者にならなければならない、
君は、お兄さんやお姉さんほど 良くないが、
君は、弟より良い、 などと、です。
次第に、君の親、 社会、環境が、
君の精神を、形作ります。
いいですか? いいですか?
座り込まないでください。
誰がそれを言ったにせよ、 考えぬくのを、つづけてください。
で、君の親は、君を 条件づけてきました。
ですね?
さて、君は、その条件づけより、 自由であるのでしょうか -
そして、別の条件づけに 陥らないのです。
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52:53
学生: 実在を見ることに よって、だけです。
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53:02
K: 何の実在を、ですか。
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|
53:07
学生: 何であれ、自分のそれを、です。
|
|
53:10
K: 進んでください。君は、完璧に 正しいよ。もっと説明しつづけてください。
|
|
53:14
N: 彼女は、言います - 自分が何であるかの実在を、です。
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53:17
K: 君が何であるかの実在を。 君は、何ですか。
考えぬいてください。
|
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53:27
学生: あなたは、あなたのイメージです。
|
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53:33
学生: 彼は、あなたは、 あなたのイメージだと、言います。
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53:39
K: 私のイメージですか。
|
|
53:42
学生: あなたは、あなたのイメージです。
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53:45
K: 全くそのとおり。あなたは、あなたの イメージです。全くそのとおりですね。
あの子は、どこにいますか。
ああ、君は、そこにいますね。
あまりに多くいます。
君は ここに来て、座りたいですか。
で、君はまだ、私の質問に 答えていません。
君は、自分自身について イメージを、持っています。
君は、イメージを持っているかぎり、 傷つこうとしています。
ですね?
さて、君はどうやって、 そのイメージより、自由になりますか。
|
|
54:21
学生: 再び始めます。
それが可能であるなら、 まさに最初から、再び始めます。
|
|
54:27
学生: それが可能であるなら、 まさに最初から、再び始めます。
|
|
54:30
K: 君は、イメージを 持っているなら、
|
|
54:40
まさに最初から、 どのように始められますか。
学生: 私が自分自身について 持っているイメージは、
幾年もかけて、私が 収集してきた何かです。
私の記憶は、私のイメージにおいて 役割を果たします。
なぜなら、私は、それに 取りすがるからです。
私が自分の記憶と ともに生きなくてこそ、
私のイメージは、 成長するのを止めます -
私が、自分の過去とともに生きなくて、 今とともに生きるときだけ、です。
|
|
55:04
K: ええ、それは どういう意味ですか。
何か現実的なことを、言ってください。
理論的なことでなくて、です。
何かを考案しないで、 自分が言っていることが、
真実であるのを、見てください。
|
|
55:26
学生: 私が今とどの瞬間にも 経験すること、
私が経験すること - 私は、 それを、経験に任せておきます。
|
|
55:38
K: 君は、経験すべての 結果ではないですか。
|
|
55:48
学生: それは、こういう 意味だと、思います -
あなたが、或る人物を見つめていたり、 何でも見つめているとき、
「彼はすでに、私にこれをした。
彼はすでに、私にあれをした」と
考えるべきではない、と。
それは、記憶が役割を 果たしています。
その時に、彼を見つめます。
|
|
56:03
K: ええ、全くそのとおり。 さて、君は、そうできますか。
|
|
56:11
学生: 僕は、やってみましたが、 けっして、できませんでした。
|
|
56:17
K: 君は、何を できなかったんですか。
|
|
56:19
学生: 人物を見つめることと、
彼が前に私にしてきたことについて、 考えないことが、です。
僕は、その人物を 見つめるやいなや、
彼が僕にしてきた、良いこと、悪いこと すべてについて、考えます。
|
|
56:28
K: そのとおり。すなわち、 君は私を見つめます。
私が君に、何か 害をしてきたなら、
君は、その記憶を、持ち運びます。
待って、待って。
君は、その記憶をとおして、 私を見つめます。
明らかですか。
私は君に、害をしてきました。
君は、それを憶えています。
そのスクリーンをとおして、 君は、私を見つめます。
で、君は、けっして私を見つめません。
スクリーンをとおして、私を見つめますね。
で、君はどうやって、スクリーンなく、 私を見つめるのでしょうか。
|
|
57:05
学生: 僕たちが、あなたについて イメージを持っていないなら、です。
|
|
57:12
K: 君は、私について イメージを持っていませんが、
|
|
57:18
私は、自分自身について、 それを持っています。
学生: 双方がイメージを持たない ときだけ、それは、可能です。
|
|
57:22
K: そうなんです。君は、 何かを言ってきました -
君がイメージを持っていなくて、
私が自分自身について イメージを持っていないなら、
私たちはけっして、互いに 傷つけあえません。
いいですか?
それなら、君は、イメージを 持たないでしょうか。
進んでください、お兄さん。
頭を垂れないでください。
それに入ってください。
なぜ 君は、イメージを持っていますか。
君がイメージを持っていない なら、何が起きますか。
|
|
58:00
学生: 僕は傷つきません。
|
|
58:03
K: いいえ。私はイメージを 持ちません。何が起きますか。
君は、傷つかないだろうだけでなく、 何が起きますか。
|
|
58:18
学生: その人物を見つめます。
|
|
58:19
K: いえ、いえ、お兄さん。 気をつけて、聞いてください。
仮に、私は自分自身について イメージを持たない、とします。
君は、私を傷つけられません。
が、私の精神には、何が起きますか。
私はイメージを持ちません。 私の精神は、何ですか。
|
|
58:42
学生: それは、現在にあります。 それはちょうど、現在です。
|
|
58:47
K: それはちょうど、現在です - それは、どういう意味ですか。
|
|
58:50
学生: 現在。 N: それは、現在にある。
|
|
58:52
K: ええ。君がいうそれは、 どういう意味ですか。
|
|
58:54
学生: 自分がしていることを、 つづけてゆきます。
|
|
58:58
他の何についても、考えません。
自分がしていることを、 つづけていくだけです。
|
|
59:05
K: すなわち、君は 現在のみに、生きているのです
- 過去なしに、ですね?
または、未来なしに、です。
これは、君にとって、観念ですか。 または、現実的ですか。
|
|
59:25
学生: イメージを持たないことが、 可能であるなら・・・
|
|
59:29
K: いいえ。 私は訊ねています -
君は、イメージを持っていませんか。
|
|
59:32
学生: 僕は、イメージを持っています。
|
|
59:34
K: では、それについて、 話さないでください
|
|
59:42
- それを持っていないなら、 と、です。
いいですか?
|
|
59:44
学生: 観念だけです。
N: すると、それは観念ですと、 彼は言います。
|
|
59:46
K: そのとおりです。 観念だけです。
|
|
59:48
そのような観念は、 無価値なのでしょう。
それは、重要性を持ちません。
重要性を持つのは、君が、
君たちのみんなが、 イメージを持たないことです。
なぜ、君たちは、私に 訊ねないのですか。
進んでください。
なぜ、君は、私に 訊ねないのですか -
私が自分自身について、イメージを 持っているのかどうかを、です。
学生: あなたは、イメージを 持っていますか。
|
|
1:00:19
学生: あなたは、イメージを 持っていますか。
|
|
1:00:22
K: 君は、私にそれを 訊ねていますか。なぜですか。
なぜなら、私が君に、私へ 訊ねるよう、頼んだからですか。
君は、何と考えますか。
|
|
1:00:38
学生: あなたはイメージを 持っていると、僕は思います。
|
|
1:00:41
K: 何ですか。 学生: 彼は、あなたは イメージを持っていると、思います。
|
|
1:00:42
K: どうやって知りますか。
|
|
1:00:43
学生: 僕があなたとで経験した 何かのせいで、です。
|
|
1:00:47
学生: 彼があなたとで 経験した何か、です。
|
|
1:00:53
K: 理解できます。彼がいう それは、どういう意味ですか。
|
|
1:01:01
それは、君が私に対して イメージを投影してきた、
君は、そのイメージを見る、 ということですか。
質問を理解できますか。
君は、私にイメージを 被せてきました。
君は、「ええ、あなたは イメージを持っている」と言います。
なぜなら、私は演台に座る、
ですね?
私は話をする、
私はたまたま、世界中を 回って行く、
そして私は、一定の評判と それらを持っているからです。
で、君は、私について イメージを持っています。
ですね?
私は、自分自身について、イメージを 持っていないかもしれません。
これらに、付いてきていますか。
で、私は君に、訊ねています -
君は自分自身について、イメージを 持っているのかどうか、です。
君は、持っています。
ゆえに、 君は、何をするのでしょうか。
それを保っておきますか。
そして、 余生の間、傷つきますか。
それは、ばかげていますね?
ならば、それを取り除いてください。
そのようなものだと、 言わないでください。
君が、今、「どうやって、 イメージより自由であるかを、
言ってください」と言うなら、 私は、君に言いましょう。
ですが、君たちは、私に その質問をしません。
|
|
1:02:32
学生: でも、僕たちが自分自身、 それを見なくてはいけません。
|
|
1:02:34
K: 全くそのとおりです。
が、私はそれを、君に指し示せるし、 君は自分自身、それを見られますね。
|
|
1:02:41
学生: では、それを、 僕たちに言ってください。
|
|
1:02:45
N: それを言って、私たちに知らせてください。どうぞ、私たちに語ってください。
|
|
1:02:52
K: 君は、本当に それを知りたいです。
|
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1:02:54
学生たち: はい、先生。 K: それは、どういう意味ですか。
|
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1:02:57
学生: 僕たちは、あなたに 聞かなくてはいけない、ということです。
|
|
1:02:59
K: 君は、私に聞くだろうだけでなく ・・・ 学生: 注意を払う。
|
|
1:03:02
K: 君はまた、彼が言うように、 注意を払うでしょうが、
聞く中で、君は、自分のイメージより 自由になろうとしています。
ですね?
「ええ、私はあなたに 聞きましょう。それはとてもすてきですが、
私はその終わりに、まだイメージを持っています」と言うのでは、何にもなりません。
ですね?
それは、 何の意味もない。ですね?
で、君は、私が言っていることに、 注意を払うのでしょうか。
そして、自分はイメージを 持っているかを、見出すのでしょうか。
君がイメージを持っているのなら、なぜ イメージを持っているかを、見ましょう。
そして、それより自由であることは、 可能でないのかどうかを、見ましょう。
いいですか?
君は、何を、 イメージと呼びますか。
君が、「私はイメージを持っている」と 言うとき、それは、どういう意味ですか。
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学生: 何かあなたである・・・
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K: 気をつけて、気をつけて 考えぬいてください -
で、それが、君にだけでなく、 あらゆる人に、通用するように、です。
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学生: 条件づけです。
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K: ええ、自分の条件づけです。 それは、どういう意味ですか。
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学生: 私の中の 良いものと、悪いものです。
私は、自分自身について イメージを持っています -
私は、何について良いかと、 何について悪いかの、です。
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学生: 彼女は、自分自身について、 イメージを持っています -
彼女自身について、何が良いのかと、 何が悪いのかについて、です。
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K: そうね、あのお嬢さんは、 聞いていませんでした。
彼女はただ、何が良いのかと、何が 悪いのかの観念を、持っています
- それは、 イメージの一部です。
ですね?
で、私は言います - なぜ、君は イメージを持っていますか。
そのイメージは、君の親、 等々により、創り出されてきました。
さて、君は、それを知っていますか。
いえ、待って、気をつけてください。
または、それは、君が自分は 知っていると考える観念ですか。
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学生: 僕は、自分がイメージを 持っていることを、知りません。
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K: 私が言ったことを、理解しましたか。 学生: あなたは、「自分がイメージを
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持っているのかどうかを知って いますか」と、仰いました。
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K: 君は、自分がイメージを 持っているのを、知っていますか。
または、自分がイメージを 持っているとの観念ですか。
違いを理解できますか。
分かりますか。
学生: 僕たちは、それを知っています。
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K: 待って、お兄さん。
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学生: 僕たちのほとんどは、それを知らないと、僕は思います。それは観念だけです。
なぜなら、僕たちは、それを 見るなら、落とすからです。
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K: いいえ、君は、私が言ったことを、聞いていませんでした。
君は実際に、これを 知っていますね?
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学生: はい。
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K: でも、君は、それについて イメージを持っています。
君がイメージを持っているとして、 観念は、それではありませんね。
それは分かりますか。
良い子だ。利巧ですね。
で、君は実際に、自分がイメージを持っていることを、知っていますか。
または、自分はイメージを 持っているとの観念ですか。
学生: それは、観念です。
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K: そうなんです。
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さて、それは観念であるなら、 それは、現実的ではない。ですね?
さて、君は、観念を脇に置いて、 現実に向き合えますか。
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学生: 僕たちは、自分がイメージを 持っているのかいないのかを、
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どうやって知るのかを、 語ってもらえますか。
K: 私は君に、訊ねています -
君はイメージを持っているのか、 それは観念なのか、現実的なのか、です。
君がリシ・
ヴァレーに いることは、観念ですか。
学生: いいえ。僕たちは、ここにいます。
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K: 私たちは、ここにいます。
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同じように、君は、自分が イメージを持っていることを、
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知っていますか - 現実、です。
学生: おそらくは。
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K: おそらくは、ではない。
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学生: 誰かが、小さな形で 自分を傷つけるとき、
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それを深刻に取りません・・・
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K: 私は、それについて、 話していません、お兄さん。
私たちは、それを 越えていきました。
私は、君に、自分がイメージを 持っていることを、知っているのか
- 知っているのか どうかを、訊ねています。
または、それは、自分はイメージを 持っているとの、観念ですか。
それは、こういう意味です - いいかな、気をつけて聞いてください -
君は、事実とではなく、観念と ともに、生きてきました。
ですね?
君の教育すべては、事実でもって、 ではなく、観念でもって、です。
観念は、事実より 重要になります。
で、私は君たちに、 訊ねています -
君は、自分がイメージを持っている との事実を、見つめていますか。
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1:08:31
学生: それは本当に、事実ではありません。なぜなら、仰ったように、
経験全体が、観念であるからです。
で、あらゆる物事が観念であるなら、
自分のイメージもまた、 観念であるにちがいないです。
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1:08:42
K: で、君は、観念の中に 生きているだけです。
で、君は、イメージでもって、生きていません - それは、観念なのかもしれません。
分かりますか。
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学生: それを繰り返してもらえますか。
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1:09:00
K: 君のイメージは、 観念なのでしょう。
分かりますか。
待って、 気をつけて聞いてください。
すべての宗教は、 一組の観念です。
君の行為は、 観念の中から、生まれます。
君の教えは、一つの観念を、 別のへ変容させることです。
で、君の精神の仕組み全体が、 観念の上に、築かれています。
で、君のイメージは、 観念なのかもしれません。
ですね?
さて、君はどうやって、その観念より 自由であるのでしょうか。
君は、自由でないなら、 傷つこうとしています。
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1:10:00
学生: あらゆる物事を、事実として見る - 事実である物事すべてを、です。
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1:10:05
K: いいえ。お兄さん、 観念は、事実ではないよ。
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学生: ええ。でも、事実である物事 すべてを、見つめます。
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1:10:08
K: で、君は、どのように、 それを見つめるのでしょうか。
それがどんなに困難なのかが、 分かりますか。
理解できますか。
君の精神が、何を してきたのかを、見てください。
それは、観念とともに、 生きてきました。
で、それは、君自身について 観念を、創り出してきました。
その観念は、イメージの 構造、動きです。
ですね?
そして、君は突然に、悟ります - 自分の生すべては
- 君が、ではない。
君はまだ、若い -
自分の生すべては、 観念でしかないことを、です。
それの悲劇が、見えますか。
それがすべてです。
そこに留まってください。
今朝は、それで十分です。
私たちはみんな、 疲れつつあります。
さて、快適に座ってください。
さて、眼を閉じる前に、 見出してください -
なぜ自分は、考えているのか、 自分は、何について考えているのか、
自分は、何の原因や起源から、 考えているのかを、です。
さて、目を閉じて、 それを解き明かしてください。
よろしいです。
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