RV80DS2 - 君は、テクノロジーの世界で起きていることに、気づいていますか。

学生たちとの議論、第2回
インド、リシ・ヴァレー
1980年12月13日
テキストのみのバージョン
|
0:23
クリシュナムルティ: 私たちは、何について話しましょうか。
君たちは、話をしないで、 静かに座りたいですか。
いいですよ。私は話しましょう。
|
|
1:08
君たちは、テクノロジーの世界で 何が起きつつあるかに、
気づいているのかどうかと、 思われます。
君たちはたぶん、コンピューターについて 知っていますね。
コンピューターは、人ができることを、 ほとんど何でも、できます。
人は、経験をとおして、学びます - それが知識になる。
それから、頭脳に蓄えられる。
記憶、そして、思考です。
それが、私たちが経てゆく作動です。
経験。
その経験から学ぶ - それが知識になる。
そのとき、その知識は、頭脳に 記憶として蓄えられる。
その記憶から、思考が発生します。
2:13
これは事実です。
君は、自分自身を観察するなら、 君に出来事が、あるかもしれません -
気持ちいいのか、よくないのか。
その出来事から、君は学びます。
それが、知識になる。
その知識は、記憶の中に 保持されます。
頭脳の中に記録されます。
そして、記憶、思考です。
コンピューターは、まさしく これをできるのです。
それらは、チェスの名人と 試合をできます。
チェスの名人が何なのかは、 知っていますね。
チェスが何なのかを、 知っていますね。
学生たち: はい。
|
|
3:04
K: ついに!
|
|
3:06
コンピューターは、 チェスの名人と、試合をできます。
チェスの名人は、それを打ち負かします - コンピューターを打ち負かします。
コンピューターは、 名人が取った動きから、
学びます。
そして、彼と試合します。
それは名人と、二回か三回、 試合し、
いつの時も学んでいて、 いつの時も経験しています。
ついに、コンピューターは、 チェスの名人を打ち負かします。
私が言っていることを、 理解できますか。
コンピューターはまさしく、 人間の頭脳がすることを、します
- 経験する、学ぶ。
知識、記憶。行為する。
これを理解できますか。
これが、コンピューターが していることです。
たぶん、数年で、それは、
人間精神ができることを、ほとんど 何でもすることになるでしょう。
また、ロボットが 開発されつつあります。
K: 君たちは、ロボットが何であるかを、 知っていますか。
|
|
4:24
学生: はい。
|
|
4:25
K: 知っていますか。おやまあ。 知っていますか。知らないですか。
|
|
4:26
知っている? よし。
今、日本では - 君たちは、 たぶん「タイム誌」で、
それについて、すっかり 読むでしょう -
日本では、世界の他のどの地方より、 多くのロボットが、働いています -
車を組み立てる、 車の溶接をする、などです。
ロボットは、これをできます。
すなわち、ロボットの中には、 コンピューターが植え込まれています。
すると、コンピューターは、ロボットに、 何をすべきかを、言います。
これらを理解できますか。
で、次第に、十年かほどで、 十五年以上で、
機械的な労働の問題全体が、 解決されるでしょう。
5:43
この問題を理解できますか。
工場で、たぶんキッチンですら、 あらゆるところに、
ロボットとコンピューターが、 引き継ごうとしています。
これはたぶん、君たちの人生の内に、 起きるでしょう -
君の人生が終わる、 はるか前に、です。
十年か、十五年の内に、 これが起きるでしょう。
で、どうぞ、これを 聞いてください。
人には、何が 起きようとしていますか。
質問を理解できますか。
ロボットとコンピューターが、 人の業務すべてを、
引き継ごうとしているなら -工場へ行く、帳簿を付ける、
新しいものを 発明することを、ですが -
工場労働者は、 いなくなるでしょう。
6:53
そのすべてが、コンピューターと ロボットにより、引き継がれるでしょう。
そのとき人は、君は、世界中の人は、 余暇を持つでしょう。
君たちは、これらを 聞いていますか。
それは、君にとって、 何か意味がありますか。
君たちは、余暇を持つでしょう。
社会は、完全に 変化しようとしています。
君たちは、ますます多くの 余暇を、持つでしょう。
君たちは、その余暇を、 どうするのでしょうか。
それが、出てきつつある 中心的な問題です。
質問を理解できますか。
君たちは、雑誌を読むなら、 日本には、
一万のロボットがあることが、 分かるでしょう -
人間たちがしてきた 機械的な仕事を、しています。
車を組み立てる、車を磨く、
車を溶接する - それらです。
8:15
西ドイツは、八百五十の ロボットを、持っています。
で、次第に、世界全体が、
ロボットとコンピューターにより、 動かされようとしています。
君は、これらを理解しますか。
または、みんな眠っていますか。
で、君に、何が 起きようとしていますか。
質問を理解できますか。
人が、甚大な量の余暇を、 持つとき、
人に、何が 起きようとしていますか。
人は、娯楽を 探し求めるのでしょうか -
フットボール、映画、ラグビー、
そうね、娯楽の世界全体です。
そこには、宗教により 維持された娯楽もまた、含まれます。
これを理解されますか。
フットボールの娯楽、 宗教の娯楽、
あるいは、人は、全然、他の何かへ 向かわなくてはいけないでしょう。
9:51
君は、これらに 付いてきていますか。
見てください。
私が、 毎日、9時から5時まで、
次の五十年間、 事務所へ行く代わりに、
ロボットとコンピューターが、それを、 私の仕事を、引き継いでくれるでしょう。
誰が、生活するために 私へ、支払うのでしょうか。
私は、何の仕事をも 持たないでしょう。
で、私には、何が起きようと していますか。理解できますか。
|
|
10:27
学生: 僕たちは、何のお金をも 持たないでしょう。
で、人々は、何のお金をも 得ないでしょう。
ロボットが、僕たちのために、 仕事をするだけでしょう。
|
|
10:36
ナラヤン: 彼は、ロボットが 仕事をするのなら、
|
|
10:40
僕たちは何のお金をも得ないだろう、 と言います。 K: そうなんです。
ロボットとコンピューターが、 働こうとしているなら、
君たちは、何のお金をも 得ないでしょう。
初めにこれを聞いてください。
後で、私に質問してください。
社会構造は、 変化しようとしています。
さて、君は、事務所や 工場へ、行きます。
橋を架けるため、 などなどです。
ロボットとコンピューターが、 そのすべてを、しようとしています。
君たちが、ほとんど仕事を 持たないだろうとき、
社会の本性は、何ですか。
そのとき政府が、君たちに 支払わなくてはいけません。
そのとき政府は、どのようにお金を、 得るのでしょうか。
よろしいですか。
これは、ものすごい問題です。
新しい社会構造が、 生じなくてはいけません。
君たちは、自分の余暇を、 どのように使うのでしょうか。
無量の余暇を 持とうとしている人に、
何が起きようとしていますか。
12:02
質問を理解できますか。
何が、起きようと していますか。
私はこう言いました。
君は、 あらゆる種類の娯楽へ行くのか
- 寺院、教会、モスクへ、です -
それか、あるいは、君は、何か 全然違ったことを、しなくてはいけません。
君たちは、これらに付いてきていますか。
君は、何をするのでしょうか。
ロボットとコンピューターは、 井戸を掘れるし、樹を植えられます。
私はカリフォルニアで、トラクターが トマトを植えているのを、見ました。
何百エーカーも(畑が)あり、 機械がそうします。
穴を掘り、トマトの苗を植え、
それに水を与え、 つづけてゆきます。
君たちが、これの意義を 掴むのかどうかと、思われます。
彼らは掴みますか。
|
|
13:27
学生: 僕たちは、今、現在 そうであるように、
僕たちは、何か自分の精神を占有する ものを、持たなくてはいけません
- 或る種の思考を、です。
|
|
13:38
K: 全くそうです。 で、君は、問題を持たないとき、
自分の精神を、どうするのでしょうか。 君は、見逃しています・・・
|
|
13:51
学生: 私たちが、事務所へ 行こうとするなら、
そのような職は、きわめて 決まり切っていて、機械的です。
で、そのような職は、引き継がれるし、 余暇の時間が与えられるのなら、
おそらく、自分が本当に何をしたいのかを、 本当に究明でき、見出せます。
今は、事務所で 働かなくてはいけないから、
する時間がないこと、ですが。
|
|
14:19
K: 君は、詩人になりたいと 思うかもしれませんね。
君は、本を書きたいと 思うかもしれませんが、
コンピューターは、 それをできます。
|
|
14:32
学生: すると、人は、自分自身で 考えるのを、止めるでしょう。
すべての仕事を、 ロボットがするでしょう。
|
|
14:39
N: 彼は、コンピューターが 引き継ぐとき、人は、
自分自身で考えるのを、止める だろう、と言います - なぜなら、
仕事は済んでしまい、 人は、すべき仕事がないからです。
|
|
14:47
K: で、人もまた、 ロボットになるでしょうか。
いえ、いえ。
どうぞ、気をつけて、 付いてきてください。
君たちが、これらに関与した問題を、 理解するのかどうかと、思われます。
君たちの頭脳は、働いていますか - 年上の人々、年長の集団は?
君は、私とともに 考えていますか。
見てください。
コンピューターは、 プログラムされます。
すなわち、君は、コンピューターに、 何をすべきかを、語りますね。
それは記録し、それを保ちます。
それから 君がそれに語ることを、します。
私たち人間もまた、 プログラムされます。
私たちは、ヒンドゥー教徒だ。
私たちは、仏教徒だ。私たちは、
事務所へ行かなければならない。
これは正しい。これは間違っている。
コンピューターがプログラムされて いるように、私たちもされています。
私が言っていることを、 理解できますか。
|
|
15:53
学生: はい。
|
|
15:54
K: 君はイスラム教徒です。 なぜなら、君は、
自分はイスラム教徒だと、 言われてきたからです。
君はカトリックです。
なぜなら、君は、自分はカトリックだと、言われてきたからです。
幾世代もの間、です。
ヒンドゥー教徒として、です。
で、君たちは、コンピューターと 同じように、プログラムされています。
コンピューターが、 そのすべてを引き継ぐとき、
君の頭脳には、何が 起きてきましたか。
君の精神には、何が 起きようとしていますか。
|
|
16:28
学生: それは、お金のことだけを、 考えるでしょう。
|
|
16:33
N: 彼は、それは、お金のことだけを 考えるだろう、と言います。
|
|
16:38
K: それで、すべてですか。
君たちはみんな、教育を 受けていると、思われていますね。
|
|
16:46
学生: それは、もっと破壊的に なりはじめます。
それは、もっと 破壊的になりはじめるでしょう。
|
|
16:53
K: ええ。
|
|
16:57
学生: それは、よりよいロボットを 作ることを、考えはじめるでしょう。
なぜなら、それは、余暇時間を もっと多く得ようとしているからです。
|
|
17:11
K: 見てください。このように 表させてください。
君たちは、好きなことを、 自由にできます。
なぜなら、あらゆることが、機械、コンピューター、ロボットにより、されるからです。
そして、君は自由です。
君は、何をするのでしょうか。
神様、君たちは・・・何をしますか。 どうぞ、質問に返答してください。
|
|
17:56
学生: ロボットが、自分のために 仕事をしはじめた後、
自然に仕事について、すべて忘れて、 快楽を楽しみはじめるでしょう。
|
|
18:05
K: いいですよ。君たちは、 どんな形で、楽しむのでしょうか。
|
|
18:13
N: 彼は、自分は快楽を 楽しむだろうと、言います。
|
|
18:15
K: ええ。知っています。私は、 彼にそれを、進めてほしいのです。
君はどのように、 楽しむのでしょうか。
|
|
18:22
学生: 働きたいのでなければ、 働きません。
|
|
18:25
K: で、君は、何の仕事もできません。 君は、何をするのでしょうか。
君は、事務所へ行けません。 工場へ行けません。
|
|
18:39
学生: 僕たちはみんな、 怠けるでしょう。
|
|
18:44
K: そのとき君は、何をするの でしょうか。死ぬだけですか。
ますます怠ける。
ますます緩む。
ますます、することがない。 次第に、萎れてしまうのですか。
|
|
18:57
学生: ずっと注目してこなかった 物事すべてに、注目しはじめます。
|
|
19:01
N: 前に注目しなかった物事に、 注目しはじめるでしょう。
|
|
19:08
K: いいですよ。 そこから始めてください。
余暇は君に、物事を見守る時間を、 与えてくれるでしょうか。
どうでしょうか。
辿っていってください。
君は、樹々、山々を 見守れます -
岩々、川を。
|
|
19:31
学生: はい。なぜなら、彼が言うように、 快楽を楽しみつづけられないからです
- 娯楽などのような、 物理的な快楽を、です。
幾らかの時間の後で、 止めるでしょうし、
まわりの物事に、 注目するでしょう。
|
|
19:47
K: いいですよ。すると、君は、 世界を見つめてきましたね-
樹々、川、大地の世界、
大地の美しさ、
山々の輝き、などを、です。
それをしばらくの時間、見つめて きた後、君はかなり疲れますね。
そのとき君は、他のどこを 見るでしょうか。
|
|
20:15
学生: 自分自身を、です。
|
|
20:18
N: 自分自身を 見つめるでしょう。
|
20:20
K: さて、始めます。
それが、私が君たちに 始めてほしいところです。
君は、自分自身を 見つめます。
ですね?
どこで、ですか。
鏡に、ですか。
学生: いいえ。
K: それを、君たちは 今、しています。
君はどのように、自分自身を 見つめるのでしょうか。
そうね、進んでください。 自分の頭脳を、使ってください。
|
|
20:48
学生: いつの時も、自分がしていることに 気づかなくてはいけないと、思います。
|
|
20:52
N: いつの時も、自分がしていることに 気づかなくてはいけません。
|
|
21:00
学生: たぶん、かつてしていて、もはや しないことを考えながら、
自分自身を見つめるでしょう。 そして、反応は・・・
|
|
21:11
K: 話を遮るのを、許してください。 君は、私の問いに、答えていますか。
|
|
21:16
学生: どのように 自分自身を見つめますか。
|
|
21:17
K: ええ。君は、鏡に 自分自身を、見つめますか。
どのように、自分自身を 見つめますか。
|
|
21:24
学生: 鏡に、ですか。 その他で、ですか。
たぶん私は、自分がしなかったことを とおして、自分自身を見つめるでしょう。
今、自分がしていないが、
ロボットがなかったとき、かつて 自分がしたことをとおして、です。
|
|
21:42
K: で、君は、自分の行為をとおして、 自分自身を見つめます。ですね?
ゆっくり行ってください。
君の行為は、何に 基づいていますか。
|
|
21:55
学生: 私が考えることに、です。
|
|
21:57
K: いいえ。気をつけて、 考えぬいてください。
私が考えぬいて、君へ言うのへ 依存しないでください。
考えぬいてください。
君の行為は、何に 基づいていますか。
|
|
22:09
学生: 経験に。 自分の過去の経験です。
|
|
22:12
K: それは何ですか。
いえ、ゆっくり行って、 学んでください。
|
|
22:19
学生: 記憶です。
|
|
22:23
学生: 経験です。あなたは、 こう仰いました - 経験を持つ。
すると、それが、 自分の頭脳に蓄えられる。
|
|
22:29
K: 君は、私の言葉を、 反復していますか。
|
|
22:31
学生: いえ。でも、それは 思考です。基本的に行為は・・・
|
|
22:35
K: 見てください。 一分間、止まって。
君はこれを、私から学びましたか - 気をつけて聞いてください -
または、君自身で、 それを発見しましたか。
|
|
22:51
学生: 考えることからです。 それを考えて、それから、それをします。
|
|
22:56
K: 何ですか。
|
|
22:58
学生: 何かについて考えます。 それから行為します。
|
|
23:05
N: 彼は、初めに考える、 それから行為する、と言います。
|
|
23:10
K: 私は君に訊ねています - 君は どのように、自分自身を見つめますか。
あのお嬢さん、あの女の子は、 行為をとおして、と言いましたね。
君の行為は、何に 基づいていますか。
気をつけて、 考えぬいてください。
君は、犬を見守ったことが、 ありますか。
待って、聞いて。
君は、犬を 見守ったことが、ありますか。
君が犬に、好きなものを 何かやり、
それをしつづけるなら、
犬は、君に付いてくるでしょう。
君に服従するでしょう。
ですが、君が犬に何かをやらずに、 罰するなら、犬もまた学びます。
これに付いてきていますか。
これを理解できますか。
|
|
24:17
K: それは、どういう意味ですか。
|
|
24:21
学生: 罰です。 K: いえ。 見守って、考えぬいてください。
|
|
24:24
君は犬に、褒美を与える。罰を与える - それは、どういう意味ですか。
犬は、褒賞と処罰をとおして、 学びます。
ですね?
君も、同じことを しませんか。
|
|
24:47
学生: はい。結果に応じて、です。
|
|
24:51
K: 結果は、褒賞と処罰に、 基づいているにちがいありません。
それで、君は プログラムされます。
私がいう、プログラムされるとは、 どういう意味かを、理解できますか。
コンピューターのように、褒賞と 処罰に応じて、行為するように、です。
君はこれを、理解できますか。
進んでください。考えぬいてください。
で、君はどのように、自分自身を 見つめますか。
君は、見つけました
- 自分の生、自分の考え方が、 褒賞と処罰に、恐れと楽しみに、
基づいていることを、です。
ですね?
これを理解できますか。
やれまあ。君たちの頭脳は、 養成されてきていません。
25:53
私は、それについて、(校長) ナラヤンさんに、話をしようとしています。
君たちは、ちょうど 機械に似ています。
君たちは、反復し、反復し、 反復するよう、学びます。
そして、それについて 考えません。
さて、戻ってきましょう。
君たちは、自分が褒賞と処罰に応じて 行為することを、見つけたのです。
ですね?
君はそれが、見えますか。
で、君は、自分自身をどう 見つめるかを、学んだのです。
君たちは、自分の行為をとおして、 自分自身を、見つめはじめています。
さて、行為とは、何ですか。
|
|
26:43
学生: 行為は、 私たちがすることです。
私の行為は、私がすることです。
|
|
26:50
N: 行為は、私たちがすることです。
|
|
26:52
K: 分かります。
神さま!
|
|
27:03
学生: 行為は、自分の思考の 表現であると、言えます。
|
|
27:09
K: そうです。君の思考は、 何に基づいていますか。
君の思考は、何ですか。
思考はどのように、生じますか。
考えぬいて、 ゆっくり行ってください。
|
|
27:23
学生: 何であれ、蓄えておいたこと、 自分の記憶、
何であれ、自分が 経験してきたことから、です。
で、あらゆる物事が、蓄えられている。 私の思考は、そこから来ます。
|
|
27:30
K: ええ。それが、君が 今朝、学んできたことですか。
|
|
27:35
学生: その前、その前にすら、 見つけました。
|
|
27:38
K: はい、良いです。 では、進行して。
すると、君はどのように、 自分自身を見つめますか。
|
|
27:44
学生: ただ、自分がしていることを、見つめるだけです。それが、私がするすべてです。
そのときですら、私が何かを やり終えた後で、
それに注目するということが、 いつも起きるんです。
私は、それをしているとき、自分が していることに、けっして注目しません。
|
|
27:56
K: すると、それをしている 君は、何ですか。
|
|
27:59
学生: 他の誰ですか。
|
|
28:00
K: いえ、待って。君は 聞いていませんでした。
君は何ですか。
それをしている君は、誰ですか。
学生: それは私です。
|
|
28:12
K: 私は誰ですか。
|
|
28:13
質問者: あなたです。
|
|
28:15
K: それは何ですか。
|
|
28:19
質問者: すみません。私は話すべきでは なかったんです。私は学生ではありません。
|
|
28:24
すみません。私は、話を すべきでなかったと、言われます。
|
|
28:40
N: 彼は、ここの 学生ではありません。
|
|
28:45
K: ああ、気になさらないなら、 学生だけです。
君は、「私はこれをしている」 と言いますね。君は誰ですか。
|
|
28:59
学生: 行為しているとき、あの瞬間に 「君」のようなものは、何もない。
|
|
29:03
K: 全くそうです。行為の瞬間に、 「君」はない。ですね?
待ってください。君は それを、発見しましたか。
|
|
29:13
学生: はい。
そういうわけで、僕は、お話を 聞いていたとき、ただ聞いていました。
僕は、あの瞬間に、聞くことに、 気づいていませんでした。
|
|
29:24
N: 彼は、聞いているが、自分が聞いていることに、気づいていない、と言います。
|
|
29:33
K: すると、君は何ですか。
いえ。私は訊ねています。どうぞ、 私の問いを、お聞きになってください。
|
|
29:46
学生: あなたの問いは、こうでした - あなたは何ですか。
|
|
29:48
K: ええ。君は誰ですか。
|
|
29:51
学生: 僕の思考が、自分が そうであると、言うものです。
|
|
29:54
N: 彼は、自分の思考が、自分が そうであると言うものです。
|
29:58
K: で、君は、こう言っていますか - 気をつけて、聞いてください。
君は、こう言っていますか - 君は、自分が考えるものである、と。
学生: はい。
K: すっかり確かですか。
|
|
30:09
学生: すっかり確かではありません。
|
|
30:11
学生: 私たちは、自分たちが 誰であるかを、知りませんが、
|
|
30:13
私たちは、人々が言ってくるとき、自分 たちが本当に誰であるかを、知ります。
|
|
30:14
K: ええ。君は、私の娘である、 君の名前はこれである、
|
|
30:19
君はヒンドゥー教徒、仏教徒である、と 言われます - それが何でも、です。
で、君は、それらを 受け入れますね。
また君は、自分は、自分がそうであると 考えるものである、と言っていますね。
すっかり確かですか。
|
|
30:42
学生: はい、そうです。
|
|
30:45
K: すっかり 確かであってください。
|
|
30:47
学生: 自らが、自分がそうであると 考えるものであるとき、
|
|
31:03
実際に、自分自身を プログラムしつつあります -
自分の思考が、自分にそうあってほしいと 頼むものであるように、です。
|
|
31:12
K: 君はそれを、自分自身で 発見しましたか。
|
|
31:15
学生: はい、しました。
|
|
31:18
K: で、君は、受け売りではなく、 直に、語っています。
|
|
31:22
学生: はい。
|
|
31:29
K: で、君は、自分は、自分が 考えるものであることを、発見しました。
ですね? ですね? 君は何と考えますか。
|
|
31:42
学生: 僕は、自分の好きと嫌いが 何かを、考えて・・・
|
|
31:45
K: で、始めて、進み、 探検してください。
そこで止まらないでください。
|
|
31:56
学生: 私の思考は、 自分の過去の経験から、生じます。
それは、私が過去から 考える、という意味です。
K: ええ、そのとおりです。
学生: いつの時も、です。
|
|
32:06
K: で、進んでください。
|
|
32:08
学生: で、私が、自分が考える ものであるなら、私は思考です。
|
|
32:14
K: さて、全くそうです。君は、 何かを発見したのでしょう。
君は過去です。
ですね?
君はそれを、発見したのですか。
正直であってください。
自分は過去であることを、 君自身で発見しましたか。
|
|
32:36
で、私は生活しているとき、 それに注目しました。
|
|
32:39
K: ええ。で、君は、自分が 過去であることに、注目し、学びました。
君は、他の人々の知識、 他の人々の伝統の結果です -
彼らが君に語ってきたこと、 君自身の経験、
そのすべてが、 君は過去であると、言います。
いいですか?
で、それは、どういう意味ですか。
|
|
33:30
学生: それは、自分が行為していない、という意味です・・・行為は何であるか、と。
ですが、自分は、何か古いプログラムに 応じて、行為しています。
|
|
33:41
K: ええ。それは、どういう意味ですか。 進んでください。考えぬいてください。
|
|
33:47
学生: 自分の過去の行為が、 現在の行為を、引き起こしています。
|
|
33:54
K: すなわち、君の生は、過去です。 君は、過去に生きています。
いいですか?
同意しますか。
それは分かりますか。
どうぞ、私が言っていることに、 懐疑的であってください。
私が言っていることを、 受け入れないで、見出してください。
君は、自分が過去に生きていることを、 自分自身で見出しましたか。
それは、大きな発見です。
理解できますか。
君は過去の結果である、 ということです。
君が考えるのは、過去に基づいて います。
過去は、知識です。ですね?
これを理解できますか。
彼らがこれのどれかを、 理解するのかどうかと、思われます。
で、君の精神に、何が 起きつつありますか。
君が、いつの時も 過去に生きているなら、
君の精神に、何が 起きつつありますか。
|
|
35:29
学生: 精神は、ゆっくり 死にかけています。
|
|
35:32
K: で、それは、どういう意味ですか。 君はゆっくり、死にかけていますか。
気をつけて、 考えぬいてください。
|
|
35:42
学生: それは、何も新しいものを、 見つけていません。
|
|
35:49
K: で、君は、いつの時も 過去に生きているなら、
何も新しいことを見つけられない、と 言います。ですね?
|
|
35:58
学生: ええ。
|
|
36:00
K: 君にとって、そうですか。
|
|
36:03
学生: ちょっとです。
|
|
36:05
K: ちょっと、というのは、 どういう意味ですか。
|
|
36:13
学生: 時々、僕は何かをしていて、
十分にそれに気づいていなくて、
僕は、他の何かについて、 考えているとき、
その瞬間に、自分が過去を していることを、感じません。
僕は、何か新しいことを、 学んでいます。
例えば、時々、僕は、自分が一定の形で 歩いていることを、けっして知りません。
|
|
36:36
K: こちらへ来なさい。
君は、何と、 仰っていましたか。
|
|
36:52
学生: 時々、僕は自分自身を 見守っていないとき、
自分が一定の形で、歩いていることを、 けっして知りません。
「おい、君は、おかしな歩き方を しているね」って、
誰が言うとき、 僕は、それを知るだけです。
|
|
37:03
K: そのとおりです。 それは、どういう意味ですか。
|
|
37:06
学生: それは、僕がちょっと条件づけられて いることを、意味しています。
|
|
37:09
K: 進んでください。 それは、どういう意味ですか。
条件づけが何であるかを、 私に説明してください。
|
|
37:14
学生: たとえば、僕が コンピューターであり、
何をすべきかを、 プログラムされてきたかのように、です。
|
|
37:18
K: 私が言ったことを、反復しないで ください。お兄さん。
君たちはみんな、自分が何を しているかを、分かりますか。
君たちはただ、他の誰かが言うことを、 反復しているだけです。
で、君たちはみんな、 受け売りの人々です。
君には、何も新しいことが、 ありません。
で、自分が何をしているかを、 見出してください。
で、私は、みなさまに、 訊ねています -
君は、どのように 自分自身を見つめますか。
なぜなら、それが、君が残している 唯一つのことであろうからです。
ロボットとコンピューターが、 引き継ごうとしているとき、
君が、単なる娯楽に、 人生を使うのでないなら
- 君たちの幾人かは、必然的に そうするでしょうが -
「さて、私は何もすることがない」と 言う人が、幾らか、いるでしょう
- 「私は大地を、緑の木の葉を、 空の美しさを、見つめてきた」と。
そして、君は、「私は自分自身を、 見つめなければならない」と言います。
38:30
私は、「君はどのように、自分自身を 見つめますか」と、言ってきました。
君はどのように、見つめますか。
私は、君が鏡をどのように 見つめるかを、知っています。
それが、君なるものですか - 表面だけですか。
色白、色黒、細い目、 近眼、それらですか。
君は、それ以上の何かですか。
|
|
38:56
学生: 自分自身を、他の人たちと 比較しています。
|
|
39:01
N: 彼は、自分自身を他の人たちと比較する ことで、自分自身を知る、と言います。
|
|
39:11
K: いいですよ。君は、自分自身を 他の人たちと比較することで、
自分自身を知ります。
よろしいですか。 君は、そう言っていました。
君がいう比較とは、 どういう意味ですか。
|
|
39:31
学生: 彼らがしてきたことと、 自分がしていることを、見る。
|
|
39:40
K: 君たちは、自分の学級の中で、 比較されていませんか。
誰かが、君より多い点数や 良い成績を、取りますね。
君は、いつも 比較されていませんか。
どうぞ、君は、教育者は、 私に答えてくれるでしょうか。
学生: はい、私たちは、 比較されます。
|
|
40:09
K: 君たちは、比較しています。
|
|
40:11
さて、君がAをBと比較するとき、 Aには、何が起きますか。
|
|
40:22
学生: Aのほうが良い。
Aのほうが、多く点数を取るなら、 Aは、Bより優っていると、感じます。
または、Bのほうが、多く点数を取るなら、 Aは、劣っていると、感じます。
そのように、心理的に、 Aへ影響しています。
|
|
40:35
K: 君は、比較されつつあります - ちょっと待ってください -
君は、彼と比較されつつありますね。
彼のほうが、はるかに利巧です。
で、君には、何が起きますか。
|
|
40:47
学生: 私たちは、その人物より 利巧になろうとします。
|
|
40:52
K: で、それは、どういう意味ですか。 神様、これは・・・
|
|
40:58
学生: 自分自身でいようと していません。
|
|
41:03
K: 反復せずに、答えてください。
|
|
41:07
学生: 彼を嫌いはじめます。
|
|
41:10
K: さあ、私は自分自身を 彼と比較します。
彼のほうが、利巧です。
美しい。智恵がある。
良い点数を取る、などなどです。 私に、何が起きますか。
|
|
41:24
学生: 彼を嫉妬することになります。
彼のほうが自分より良いから、 彼を嫉妬します。
|
|
41:30
K: で、私は嫉妬します。 すると、他に何ですか。
聞こえませんね。
|
|
41:44
学生: 自分自身の価値を 見積もります。
自分が、どれほど比較するかが、 分かります。
|
|
41:57
学生: どうにか、他の人たちに対して、 自分自身を、利巧にしようとします。
|
|
42:05
K: ええ。私は自分自身を、 君と比較します。
君のほうが、はるかに利巧です。
美しい、などです。
で、自分自身を君と比較する中で - 気をつけて聞いてください -
私に何が起きますか。
|
|
42:22
学生: 彼より利巧になるために、 学習に学習しつづけます。
学習しつづけます。
|
|
42:30
K: 待って、待って。私はそれに、 一歩一歩、入るでしょう。
君は、それが分かるでしょう。
私は自分自身を、君と比較します。
君のほうが、利巧です。
見目がいい、その他すべてです。
私に何が起きますか。
自分自身を君と比較する中で、 私は、「私はつまらない。
私は美しくない」と言います。
私は、自分が 君のようだったらなあと、思いますね。
で、私には、何が 起きつつありますか。
|
|
43:00
学生: コンプレックスを 発達させます。
|
|
43:06
K: 君はそうですか。
|
|
43:10
学生: 彼を模倣しようとします。 その場合、自分自身ではありません。
|
|
43:16
学生: 他の何かでは、その人物より ましなのかもしれません・・・
|
|
43:20
K: まし、というのは、 どういう意味ですか。
そうね、神様。
あなたたち、教師たちは、私の質問に 答えてくださるでしょうか。
あなたが、一人の少年を、 別の少年と比較するとき、
きっとあなたたちは、 そうすると、私は思います。
|
|
43:40
教師: 私たちは、彼らを どちらも破壊します。
|
|
43:45
N: 彼は、私たちは、彼らを どちらも破壊する、と言います。
|
|
43:47
K: 全くそうです。やっと、です。
君たちは、それを 悟りましたか。
君は、ましになりません。
君は、他の誰かと比較することにより、 自分自身を破壊しつつあります。
彼らがこれを理解できるのか どうかと、思われます。
私たちが言っていることを、 理解できますか。
君たちの政府全体が、 それに基づいています。
君たちの経済体制全体が、 これに基づいています。
すなわち、君たちは、いつの時も自分自身を 他の誰かと、比較しているのです。
それで、次第に君は、 自分の能力、自分の活力、
自分の強さを、 破壊しつつあります。
君は単に、模倣している だけです。
ですね?
これに付いてきていますか。
どうなんでしょう。
|
|
44:54
学生: それに、一歩一歩 入りましょう。
見てみましょう - 自分自身を 別の人物と比較するとき、
彼より高い点数を取るように、 行為しようとします。
|
|
45:07
K: ええ、待って。 先へ進んでください。
|
|
45:12
学生: で、起きることは、自分の過去を とおして、行為しようとするんです。
一定の方法を、持っているんです。
それに従うなら、彼より 高い点数を得られます。
で、そうします。
その古い方法に従います。
点数を取ることで、あの子より、 上になろうとします。
それで、自分が行為したいように、 行為していなくて、
過去により指示された形で、 行為しています。
|
|
45:42
K: ええ。進んでください。
で、君には、何が 起きますか -
君がいつも、彼と競争していて、
より高い点数を 取ろうとしているとき、です。
この常なる格闘。 よろしいですか。
|
|
46:03
学生: で、何か新しいことの 中から、行為していません。
何か終了したことの中から行為しています。
|
|
46:10
K: で、君はどのように・・・
君は、比較なく、 勉強、学習できますか。
|
46:25
学生: 私は、比較するとき、他の誰かに なろうとしていることを、学びました
- で、自分なるものではないんです。
K: そのとおりです。
学生: で、自分自身を破壊しています。
K: そのとおりです。
学生: で、比較をしないなら -
比較なしに、どうやって学習する だろうかと、あなたは仰りました。
|
|
46:42
K: そのとおりです。
|
|
46:44
学生: 私は、 他の何かでないようとか、
他の何でもないように、 自分自身で学習するでしょう。
|
|
46:51
K: で、君は、競争なしに、 学習できますか。
|
|
47:01
学生: 僕たちが競争なく 学習することが、本質的です。
|
|
47:07
K: それは何ですか。
|
|
47:08
N: 彼は、競争なく学習することが、 本質的だ、と言いました。
|
|
47:11
学生: それは、一種、もっと多くの ことをするよう、追い立てるからです。
自分自身のために、 何かをしているなら、
同じことをしなくていいし・・・
|
|
47:18
K: 君は、あれらの人々が言ったことを、 理解するのかどうかと、思われます。
君は、強制されるとき、 競争しているとき、
学習できるだけだと、言います。
|
|
47:30
学生: ええ。それは、比較する ことにより、自分が階段のどこに、
どの段にいるのかを、教えてくれます。 それは、一種のマイル標石です。
|
|
47:40
K: それは、一種の度量です。
さて、ちょっと待ってください。
度量なしには、学習できませんか。
|
|
47:49
学生: 僕は一度も やったことがありません。
|
|
47:51
K: 見出してください。これが、君たちが するよう、プログラムされていることです
- 競争するよう、比較するよう、もっと 良く何かをする、などなどのように、です。
さて、君は、これなしに、学習する 違った道を、見つけられますか。
私は、これについて、君たちの 教育者と話し合いたいと、思います。
なぜなら、比較なしに 学習できるなら、君は、
それに、もっとエネルギーを 注ぐからです。理解できますか。
|
|
48:34
学生: 私はそうできると 思います。
私は、競争なしに学習できる、 と思います。
私は、それに興味を持ち、 それについて学びたいのなら、
それについて学ぶでしょう。
|
|
48:47
K: で、ちょっと 待ってください。
君がいう学ぶとは、 どういう意味ですか。
今、君は、圧迫のもとで 学んでいますね。
君は、他の誰かを追い抜くために、 学んでいます。
ですね?
で、君の学びは、 常なる格闘の過程ですね
- それが数学でも、歴史でも、 生物学でも、何であっても、です。
さて、何が起きるかを、 見てください。
君が、圧迫の下にいるなら、 君のエネルギーは、制限されています。
これは分かりますか。
これらは、あまりに 哲学的ですか。
|
|
49:39
N: 私が何かを、言ってもいいですか。 誰かが比較しているとき・・・
|
|
49:44
K: 大きな声で言ってください。
|
|
49:45
N: 自分自身を、他の誰かと 比較しているときや、
圧迫があるとき、たくさんの エネルギーが、それでむだになります。
そのエネルギーは、観察と研究に 利用可能ではありません。
|
|
49:57
K: さて、校長先生、あなたは、 それを見計らうでしょうか。
N: いえ。ですが・・・
|
|
50:04
K: ああ、話さないでください。
N: 君たちの幾人かは、それが 分かりますか。
君が学習するとき、
仮に、自分自身を、他の誰かと 比較している、とか、
君が圧迫をとおして、 押されている。
君が、自分の圧迫を 創り出し、
その圧迫でもって、 学習している、として、
君は、自分がしていることをする、 充分なエネルギーを、持ちませんね。
それは、とても単純です。
|
|
50:22
K: とても単純です。校長先生、あなたは これがされるように、見計らうでしょうか、
待って。
私は、ナラヤンさんに 訊ねています。
私は、彼を追い詰めています。
|
|
50:38
学生: でも、ナラヤン先生は、 何をできますか。
|
|
50:41
N: 私はそうするでしょう。
私はそうするでしょうが、君もまた 話を聞いてくれなければなりません。
君は、私と協働しなければなりません。君は これの美しさを、見なければなりません。
|
|
50:50
K: さて、他の教師、他の教育者たちは これに同意するのでしょうか。
あなたは、何と仰りますか。
私は、あなたが
そこに座っていらっしゃるのが、 見えます - 青いシャツを着て。
あなたは、何と 仰いますか。
|
|
51:06
教師: 私たちは、まったく 比較していません。
私たちは、学生たちを まったく比較していません。
|
|
51:12
N: 彼は、私たちは学生たちを 比較していない、と言っています。
|
|
51:15
教師: 私はともかく、 そうしていません。
|
|
51:17
K: あなたは、彼らに点数を 付けませんか。 教師: はい。
|
|
51:19
N: 小学校では、点数を付けません。
|
|
51:22
K: ああ、小学校では、ね。
|
|
51:24
あなたは、私を ごまかしておられますか。
|
|
51:42
教師: いいえ。まったく、 していません。
|
|
51:43
K: すると、あなたは、「私たちは そうしない」と言ってきました。
で、あなたは、上の子どもたちには、 そうしています。
教師: 私はそうしていません。
|
|
51:50
N: 彼は小学校にいます。
|
|
51:53
K: 私たちの精神が、どう 働くのかが、分かりますか。
|
|
51:56
で、私は、あなたたちに訊ねています - 校長先生と教育者たちに、です。
あなたは、彼らが何の圧迫も、 比較もなく、学習できるよう、
見計らうのでしょうか。
ナラヤンさんは、よく気をつけて、 説明しました。
すなわち、
君たちは、圧迫のもとにあるとき、 エネルギーが制限されていますが、
圧迫が取り去られたとき、君たちは、学習 するエネルギーを、持っています。
|
|
52:30
K: 君は、それを 聞いてきましたか、お兄さん。
君は、私が言ったことを、 聞いてきましたか。
聞かなかったね。
聞きましたか。
何ですか。
|
|
52:48
学生: 圧迫のもとで学習するとき、 自分のエネルギーのほとんどを、
学びを吸収するより その方向に、使います。
|
|
52:53
K: ええ。すなわち、 君は反復しています。
君たちは、自分たちがみんな 何をしてきたのか、分かりますか。
君たちは、機械的になったのです。
お兄さん。
君は、反復し、反復し、 反復しています。
|
|
53:13
学生: それは、学校では、 可能なのかもしれませんが、
ひとたび外側へ出て行くとき、圧迫に 向き合わなくてはならないでしょう。
|
|
53:23
K: 君は、彼が言ったことを、聞きましたか。それは、ここでは結構かもしれないが、
君は、外側へ出て行くとき、 圧迫のもとにいます。
ですね?
君は、その圧迫に 屈するのでしょうか。
|
|
53:40
学生: 僕が、古い学生たちより 聞いたことからは、
彼らはみんな、自分たちは圧迫に屈しない ことを、試してみたと、言ってきました。
|
|
53:48
K: それは何ですか。
|
|
53:50
N: 彼は、古い学生たちより 聞いてきました - それは何ですか。
|
|
53:53
学生: 彼らは、圧迫に屈しない ことを、試してきましたが、
彼らの幾らかは、そう しなくてはいけなかった。
|
|
53:58
N: 古い学生の幾らかは、 彼に報告してきました -
自分たちは、外に出るとき、圧迫に 屈しないようにしてきましたが、
究極的に、そうしなくては いけなかった、と。
|
|
54:08
K: で、君は、こう言っています - ここから出て行った古い学生たちは、
圧迫に抵抗するが、次第に負ける、と。 そういうことですか。
|
|
54:19
学生: 次第に、ではない。 彼らは一生懸命、やってみます。
|
|
54:21
K: それが、私のいう意味です。 もちろんです。
彼らは一生懸命、圧迫のもとにいない ようにしますが、あきらめます。
|
|
54:28
学生: 彼らは、あきらめません。 彼らは、あきらめるよう、強いられます。
|
|
54:33
K: ちょっと待ってください。
誰が、彼らに強いますか。
|
|
54:39
学生: 社会です。 彼らのまわりの人々です。
|
|
54:41
K: ええ。それは、 どういう意味ですか。
待って、待って。
彼に終了させてください。
私は、ここで教育を受けています。
私は、この場所を離れるとき、
大学、専門校などに入ります。
彼らは、いつの時も私に 圧迫を、掛けています。
私はそれに、抵抗しようとします。
私はそれに、逆らおうとしますが、
他の圧迫が、とても強いので、 私は次第に、それに屈しますね。
さて、なぜですか。
考えぬいてください。
なぜですか。
お待ちください。 私は、彼に拘らなければなりません。
|
|
55:34
学生: 他の人々が、強いられるとき、 より良くやっていることに、
自分が注目することは、可能です。
|
|
55:39
K: それは、どういう意味ですか。
もっと多くのお金ですか。
学生: ええ。
|
|
55:45
K: ええ、もっと多くの権力。
|
|
55:48
で、私は本当は、圧迫を 理解していないのです。
私は、お金の魅力に 惹かれています。
|
|
56:05
学生: 私は、こう思います - 初めに、私たちは、取り除くべきです・・・
私たちは、学習するためにさえ、外的な 動機づけを、持つべきではありません。
|
|
56:15
K: いいですか、君は こうするのでしょうか。
|
|
56:19
学生: します。
|
|
56:20
K: 君は、圧迫なしに学習するだろう、 ということです。 学生: ええ。
K: ここの教育者、ここの教師たちは、 これを手助けするのでしょうか。
本当に助ける、 その重要性を見るのです。
個人的に、私は一度も、圧迫のもとに いたことが、ありません。
私は、自分に圧迫を 持たないでしょう。
私は、お金や何をも、気にしません。
私は、圧迫を持たないでしょう。
私が言っていることを、 理解しますか。
なぜなら、私は、圧迫のもとにいるなら、 自分のエネルギーを、制限するからです。
私のエネルギーは、 とても小さくなります。
ですが、私は自由であるとき、 自分のエネルギーは、甚大です。
彼らがこの原理を理解するのか どうかと、思われます。
|
|
57:17
学生: 僕たちは、比較されないとき、自分が どの地位にいるかを、知らないでしょう。
僕たちは、自分が全く良いと考えるし、
僕たちは、ますます悪くなるかも しれません。
|
|
57:27
K: それは、何ですか。
|
|
57:28
N: 彼は、私たちは、比較されないとき、 自分がどこにいるかを知らないだろうし、
私たちは、もっと悪くなる かもしれない、と言います。
|
|
57:37
K: かわいそうに。
|
|
57:42
学生: 職に応募し、 多くの人々が集合するとき、
広告が行われて、 多くの人々が・・・
|
|
57:52
K: ブルー・ジーンズね。
|
|
57:59
学生: 広告が行われて、 多くの人々が職に応募するが、
ほんの三人の人たちだけが、 選ばれようとしているとき、
当然、本当にお金を 稼ぎたい人々は、
他の人たちより、 良くやらなくてはいけません。
さもないと、彼らは 職を得ないでしょう。
|
|
58:18
K: 彼は全く正しいです。 彼らはみんな、猿です。
君たちは、彼らのように 考えています。
いいですか?
学生: 全くそうです。
|
|
58:34
K: 全くそうです。
学生: でも、競争を行わないなら、外側で どうやって、生存しつづけるのでしょうか。
|
|
58:45
K: さて、その問いに 拘ってください。
君は、残りの彼らと競争しないなら、
どうやって、 生存しつづけるのでしょうか。
いいですか?
それが、君が訊ねたことですか。
|
|
58:58
学生: はい。
|
|
58:59
K: さて、君のいう、生存しつづけるとは、 どういう意味ですか。
|
|
59:04
学生: どうやって、 自活するのでしょうか。
どうやって自活し、 どうやって生きるのでしょうか。
|
|
59:10
K: 君は、見出しましたか。
気をつけて、聞いてください。
君たちは、「私はここでは 競争しないが、
私は、外側へ、世の中へ出た瞬間に、 生存しつづけるために、
競争しなくてはいけない」と、 言いますね。
彼らの標準に応じて、 生存しつづける。
いいですね?
それは何ですか。お金。
|
|
59:35
学生: 権力。
|
|
59:37
K: それがすべてです。
君が、お金と権力を持っているなら - お金は、権力を与えてくれます。
で、彼らの標準は、お金です。
それが、君がほしいものですか。
恥ずかしがらずに、正直で いてください。
|
|
59:54
学生: はい。
|
|
59:56
K: すると、それは だいじょうぶです。
それが、君のほしいものなら、 それを取りに行きなさい。
|
|
1:00:01
学生: ですが、お金は、 この頃、おもな目的です。
お金なしには、生きられません。 お金のために、競争しなくてはいけません。
|
|
1:00:06
K: はい、ダーリン。 私はそれを知っていますよ。
で、君は、何をするのでしょうか。 残りの彼らのように、なりますか。
|
|
1:00:17
学生: 残りの彼らのようにならずに、 そうする道が、ありますか。
|
|
1:00:21
N: 残りの彼らのようにならずに、 そうする道が、ありますか。
|
|
1:00:26
K: 庭師になりなさい。
大工になりなさい。
ですが、君たちはいつも、 (大学卒の)文学学士や
(大学院卒の)文学修士に なりたがっています。お金です。
|
|
1:00:39
学生: でも、仮に、家族を 持っている、として、大工や・・・
|
|
1:00:42
K: 君は、家族を持っていますか。 学生: いいえ。
|
|
1:00:48
K: よろしいですか。他の誰かに ついて、話さないでください。
|
|
1:00:54
君自身について、話してください - 君が何をするのだろうか、です。
そのとき君は、もっと 正直になるでしょう。
理解できますか。
|
|
1:01:02
学生: はい。
|
|
1:01:06
学生: ふつう、少なくとも僕としては、 僕は、自分がしたいことが、
大工のような何かや、他の何か、
大工や庭師ではないことを、 見つけます。
僕は、他の何かになりたいです。 僕は、ひとかどの者になりたいです。
|
|
1:01:19
K: ならば、進んでください。 ひとかどの者になってください。
|
|
1:01:23
学生: でも、大工は・・・ K: 待って。
|
|
1:01:25
君は、大工であるなら、 何者でもない。
学生: そうではありません。
|
|
1:01:29
K: ですが、そういう意味です。
|
|
1:01:33
学生: 大工仕事にさえも、
|
|
1:01:36
僕より、もっと知識を 持つ人々が、多くいます。
僕は、あまり上手く ならないかもしれません。
|
|
1:01:46
N: 彼は、自分は大工仕事に、才能を持って いないかもしれない、と言っています。
自分は良い大工にならない かもしれない、と。
|
|
1:01:56
メアリー・ジンバリスト: 大工の中にすら違いが、あります。
|
|
1:01:59
K: もちろんです。大工の達人、 見習い、中堅が、います。
そうね、それが、私が 言っていることです -
それはすべて、競争に 基づいています。
導師は、自らの弟子たちと。
彼は、もっと弟子を持っている 他の導師たちと、競争しています。
私は、或る導師が、会いに来たのを、 憶えています - とても有名な導師です。
彼は、こう言いました - 「私は、十人の弟子で始めたが、
今、私は、一万人の弟子を 持っている」と。
理解されますか。
彼は、君にそっくりです。ただ、 彼にとっては、弟子たちがコインです。
|
|
1:02:58
学生: 確かに、 私が、どう学ぶかと、
何かをどう優秀にするかを、 本当に学ぶなら、
私は、競争について、 思い悩まないし、
生存について、 思い悩まないでしょう。
なぜなら、私は、何であれ、自分が していることに、優秀だろうからです。
|
|
1:03:14
K: そのとおりです。ゆえに、 君は、見出さなくてはなりません。
いいかな、気をつけて、 聞いてください。
君は、自分がいう学びとは、どういう 意味かを、見出さなくてはいけません。
書物から学ぶ。
ですね?
経験から学ぶ、
他の人たちから学ぶ。
ですね?
これに、付いてきていますか。
で、君がこうしているとき、 何が起きますか。
書物から学ぶ、
他の人たちが君へ 言ってきたことや、
他の人たちが 言っていることから、学ぶ、
自分の経験から学ぶ -
そこには、何が 起きつつありますか。
書物から学び、 自分の教授から学び、
自分の経験から学んでいると、 何が起きつつありますか。
1:04:09
それらはすべて、 同じなのでしょう。
すなわち、君は、知識を 蓄積しつつある。
その知識に沿って、君は、 行為しようとしています。
ですね?
で、それは機械的です。
それは分かりますか。
で、機械的でない 学び方が、ありますか。
質問を理解しましたか。
見出してください。
君の教師に、訊ねてください。
彼らに挑戦してください。
「先生、私はそのやり方を、 知っています」
- それは、あなたから、書物から、 自分の経験から、ですが -
「それらは、すべて同じです。
それは、知識を蓄積することです。 それは、次第に機械的になる」と。
|
|
1:05:04
学生: でも、経験からの学びは、 どうして、機械的になっていますか。
なぜなら、自分自身で、何かを学んでいて、 自分が、見出しつつあるからです。
|
|
1:05:13
K: ええ、ええ。 君は理解していません。
君は、経験します。
その経験から、学びます。ですね?
それは、知識になる。ですね?
|
|
1:05:25
学生: それらのすべてが、 同じ所から、出てきます。
|
|
1:05:27
K: もちろんです。分かりますか。 君は、これを理解できますか。
で、君はいつも、知識を蓄積し、 行為しています。
ゆえに、それは 次第に、機械的になる。
で、君自身で見出してください - 私は、手助けするでしょう -
違った学び方が、 あるのかどうか、です。
|
|
1:05:54
学生: ですが、またもや、 同じ歩みを、経て行こうとしています。
|
|
1:06:01
K: これらは、ですね - 経験する、書物から学ぶ、
他の一人から学ぶことは、 知識を蓄積することと、
それに沿って行為することです。
それにより、それは機械的になる。
理解しましたか。
さて、違った学び方が、あるのか どうかを、見出してください。
|
|
1:06:28
学生: それは、ただそれを 見つめることによって、できますか。
|
|
1:06:32
N: それは、ただ見つめることによって、 できますか。
|
|
1:06:35
K: それが、私が 取りかかっていることです。
君はゆっくり学んでいます。
さあ、お兄さん。
私は、ここで手助けしましょう。
君が望むなら、私はそれを 君に示しましょう。
ほぼ、11時まで15分です。
私たちは止めたほうがいい。
なぜなら、君たちの校長は、県長官に 会いに行かなくてはいけないからです -
(首相)ガンディー夫人の (来訪の)ために、
いろいろと手配しようと している人に、です。
で、私たちは今、止めたほうがいい。
いいですか。
私たちは、次回、これを 継続するでしょう。
君は、これをしたいですか。
|
|
1:07:15
学生たち: はい、先生。
|
|
1:07:22
学生: 比較なしには、世界は、 つづいてゆけないです。
|
|
1:07:27
K: 比較なしには・・・ これは、君たちの下級生です!
彼は、比較なしには、世界は、 つづいてゆけない、と言います。
見てください。
あの年齢で、 彼は、これらのことを反復しています。
そうね、これが、私たちが 学校でやっていることです。
|
|
1:07:58
学生: ですが、比較せずに、 圧迫を保有していない職に、就くなら、
それを好きでなくてはいけません。
好きにならずに、それをできません。
どの職に就いても、自分の好みに 合っていなければなりません。
庭仕事を好きでないかもしれませんが、 圧迫をほしくないから、
それを始めようとしていますが、それは まさしく、自分の好みに合っていません。
そのときもまた、その職が 楽しくないでしょう。
|
|
1:08:19
K: で、君は、何を するのでしょうか。
|
|
1:08:21
学生: 自分の好みに合った何かを、 見つけようとします。
|
|
1:08:23
K: 君は何を、したいのでしょうか。
|
|
1:08:25
学生: ちょうど今、僕がしたいなと 思うことが、多くあります。
|
|
1:08:28
K: 何が、優勢な興味であるかを、 見出してください。
進んでください。
私は知っています - 君は、お金を 稼ぐことに、終わってしまうでしょう。
いいですか?
|
|
1:08:49
学生: はい。
|
|
1:08:51
K: そうならないでください。 違ったように考えてください。
|
|
1:08:53
学生: でも、それは、稼ぐ中で、 圧迫を好きでいる、という意味ですか。
|
|
1:09:00
K: 私は、君たちが幼いとき、このように 話をできるのを、知っていますが、
一定の年齢に達するとき、
君は、同じ轍に、填まり込む でしょう。ですね?
|
|
1:09:08
学生: はい。
|
|
1:09:11
K: で、君が今、話すのは、 何の意味もありません。ですね?
でも、話すことは良い。
ですね?
いいですよ。
私たちは静かに、 二、三分間、座るでしょう。
よろしいです。
|