RV84DS3 - 腐敗の原因は何なのか

第3回、学生たちとの討論会
インド、リシ・ヴァレー
1984年12月20日
テキストのみのバージョン
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0:38
K: 君たちは、何について 話をしたいのでしょうか。
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0:43
学生: 誇りです。
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0:47
K: 誇り。
君は誇りを持っていますか。
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0:51
学生: 時々。
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0:53
K: 時々。なぜです?
君は、何について誇りを持っていますか。
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1:00
学生: 何かを達成すること、です。
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1:03
K: 達成すること。
君は、何を達成しましたか。
または、君は、達成した人々を、 賞賛しています。
または、君は達成したいと思いますか。
それが、君が話をしたいことですか - 誇り、達成、成功、お金、
地位、権力。
それが、 君たちみんなが欲しいものですか。
たぶん、君たちみんなが、そうでしょう。
自分をごまかしてはいけません。
自分を欺瞞してはいけません。
君たちはみんな、それらのものが 欲しいのです。
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1:54
学生: いえ、先生。僕らはみんな、それが 欲しいです。なぜなら、今日の世界で
僕らは、それらのものなしに、 生きられないからです。
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2:04
K: 今時、私たちは、それらのものなしには、 生きられないと、その男の子は言います。
どうして分かるのですか。
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2:10
学生: どこにも、貧しい人が見られます。
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2:14
K: 君はここに出てきなさい!
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2:22
学生: どこにも、貧しい人とか、 何でも、見られます。先生。
彼らに何も与えないなら、彼らは 論争するでしょう。
または、
彼らを、すてきな人にしようとしないなら、 彼らは、何も尊敬をしてくれないでしょう。
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2:32
K: で、君は、何になりたいんですか。
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2:35
学生: ほどほどの尊敬を 達成できるものなら、何でも、です
- 幸せな生を生きるために足るほど、ですが、 あまりに尊敬されすぎるためではない。
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2:45
K: 君はすっかり正しい。 あまりに尊敬されすぎないが、
相当、快適な生と幸せな生。 そうですか。
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2:54
学生: はい。
K: それが、君の欲しいものですか。
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2:56
学生: はい。
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2:57
K: だったら、それを追い求めなさい。
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2:58
学生: 先生、でも、それを達成しようと するのなければ、それはたやすくないです。
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3:00
K: 他に質問は?
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3:09
学生: 冥想と集中との間の 違いは、何ですか。
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3:12
学生: 冥想と集中との間の 違いは、何ですか。
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3:32
K: 理解しました。
K: 君は本当に、それについて話を したいですか。
または、それはゲームや、
ただ面白いんですか - 何か自分が興味を持つかもしれない
ことについて、話をすることが、です。
そうですか。
君は本当に、冥想と集中が何なのかを、 知りたいんですか。
よろしいです。
君が本当に、それについて 話をしたいのなら、
私が言おうとしていることへ、 注意を払うでしょうか。
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4:14
学生: はい、先生。
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4:15
K: 「はい、先生」と言って、 そわそわしないでください。
君は本当に、それについて 話をしたいのですか。
そうであるなら、それは きわめて深刻な主題です。
君は、何が集中であると、考えますか。
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4:35
学生: 何か本当に考えたいことです、先生。
深く考え、深く入りたい。
それについて深く考えるんです。
K: それについて深く考える。
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4:46
学生: それについて深く考える。
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4:48
K: それについて深く考える - 君のいうそれは、どういう意味ですか。
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4:49
学生: 何か、僕たちが、精神を 留めておきたいことです。
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4:53
K: ここに来なさい!
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5:01
何か、君が精神を留めておきたいこと。
いいですか?
君はそれを、やってみたことが ありますか。
君は、あれらの花を、見つめたい - または、自分の書物、
または、自分の教育者が 言っていることを、です。
君は、よく気をつけて、あれらの花々を、 見つめたことがありますか。
教師が君に語っていることを、 です。
彼に聞く、
そして、書物に集中することが、 ありましたか。
学生: 時々です。
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5:50
K: 時々ね。
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5:51
それはいつ、起きますか。
それが好きなとき - ですね?
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5:57
学生: はい。
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5:59
K: さて、君は、何かが好きなとき、 注意、思考、エネルギーを
向けます - それを観察する中で、です。
ですね?
それが一般的に、集中と呼ばれます。
すなわち、君は、自分が 読んでいる書物に、集中します。
ですね?
または、何か、君がよく気をつけて 見ているものに、
あれらの花に、です。
ですね?
または、君の友だちや先生が、君に 言っていることに、です。ですね?
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6:40
学生: はい。
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6:44
K: 君は、よく気をつけて、 何かを長い時間、
見守ったこと、 集中したことがありますか。
一秒や二秒の間ではなく、 長い時間、です。
そうしたことがありますか。
学生: 僕は知りません。
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7:04
K: ええ、今やってごらん。
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7:06
今、よく気をつけて、誰かが君に 言っていることを、聞こうとしてごらん。
または、あれらの花を、 長い時間、見つめてごらん。
他の思考を入らせないで、です。
それが、集中が意味することです - 焦点を合わせる、
自分の注意すべてを、何か 聞いていることへ、
向けることです。
または、読書していることへ、
何かを見守っていることへ、です - 壁の向こうのヤモリ、です。
君はそうするでしょうか。
今、君は、そうしていますか。
学生: はい。
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7:57
K: していますか。よし!
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7:58
さて、それが起きるとき、 何が起きますか。
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8:06
学生: 僕らはそれを理解します。
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8:09
K: 君が理解するだけではなく、 何が起きつつありますか。
私は今すぐ、君に説明しましょう - 君は自分自身で、それを考えぬいてください。
君はどこから来ていますか。
学生: バンガロールです。
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8:28
K: バンガロールね、よし。
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8:30
私は、二人の男の子を持っています。 さて、二人の女の子かな。
今、彼は、集中と冥想の間の 違いが何なのかを、
知りたいと思います。
ですね?
君は、冥想(メディテーション)という言葉を 知らないでしょう。
それが何を意味するのか。
そうだね。
また君は、「集中」という言葉の 意味を、知らないですね?
学生: 今、僕は知っていると思います。
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9:05
K: 今、君は知っています。
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9:06
なぜなら、私がそれを君に、 指し示してきたからです。
で、集中は、「自分の思考、エネルギーの 焦点を、何かへ合わせる」という意味です。
学生: 先生、(聞き取れない)・
・・
K: こちらへ来なさい!
彼女にもっと隙間をあけるよう、 ちょっと動いて。
彼女は大きな女の子です。いい? 彼女は大きな女の子です。
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9:45
学生: でも、精神に何の思考もなく、 何かへ集中することは、
困難ではないですか。
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9:50
K: そうなんです。それは困難ではないですか - 気をつけて聞いてください。
思考が入ってこずに、何かへ集中することは、
困難ではないですか。
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10:04
学生: そうだと思います。
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10:06
K: それは困難でしょう。
で、そのとき、君はどうしますか。
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10:13
学生: 僕たちは、他の思考を 遠ざけておこうとします。
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10:15
K: 遠ざけようと。そのとき、誰が遠ざけて おきますか。私は君のために、それを
錯綜させないでしょう。
で、君は書物に 集中します。他の思考が入ってきます。
ですね?
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10:30
学生: はい。
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10:33
K: そのとき君は、どうしますか。
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10:38
で、それらを遠ざけておこうとします。
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10:40
K: ええ。君は、他の思考を 押しやろうとします。
さて、その過程には、 何が進んでいますか。
私はこれに集中しています。
思考が入ってきます。
そのとき私は、それらを 押しやろうとします。
そのとき思考が入ってきます。
で、私はこれをつづけるでしょう。
ですね?
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11:05
学生: はい。
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11:06
K: 君は、私が言っていることを、 聞いていますか。
君は、興味がないのなら、 思い悩まないでください。
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11:13
学生: 僕は、あなたが正確に示すかも しれない答えについて、考えています。
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11:19
K: 話が理解できませんが。
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11:21
学生: 僕は、あなたがそれに対して、正確に 示すかもしれない答えについて、考えています。
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11:25
K: 見てください。私は君に語っていました - 君が何かに集中するとき、
他の思考が入ってきます。
ですね?
そのとき君は、それら思考を 押しやろうとします。
そのとき君は、集中しようとします。
で、いつの時も、これが 進んでいます。ですね?
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11:45
学生: なぜそれらの思考は、 入ってきますか。
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11:47
K: 待って、待って。私は今すぐ、 それへ行こうとしています。
初めに、何が起きつつあるかを、 見てください。
君は、何かに集中したい。
そのとき思考が、入ってくる。
そのとき君は、それらを押し出す。
再び思考が、入ってくる。
再び君は、それらを押し出す。
で、君は本当は、 集中していないでしょう。
なぜなら、思考が入ってきて、 君をかき乱すからです。
さて、彼は訊ねました - なぜ思考は、入ってくるのでしょうか。
ですね?
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12:19
学生: はい。
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12:19
K: なぜ思考が入ってくるかを、君が、私に 言ってください。私は君に言うでしょう。
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12:24
学生: それは、僕たちがそれらのことについて 考えるからである、と思います。
なぜなら、僕たちが何かをしているとき、 他の何かが起きるんです。
そして、それについて考えます。
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12:34
K: ええ。すなわち、君は これについて、考えています。
君はまた、他の何かについても 考えています。
そういうことですか?
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12:39
学生: はい。
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12:40
K: なぜこれは起きるのでしょうか。
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12:45
学生: 先生、集中している間に、 考えているなら・・・
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12:53
K: ここへ来て、座りなさい!
ごめんね、三人の男の子と、 一人の女の子だ。
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13:01
学生: 先生、集中しようとすると、
自分は思考を入らせるべきではない、 と考えつづけます。
で、それらが入ってきます。
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13:10
K: ええ。なぜそれらは入ってきますか。
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13:12
学生: なぜなら、それらについて、 考えつづけているからです。
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13:14
K: でも、君はまた これについても、考えています。
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13:19
学生: なぜなら、僕らは それらを抑圧しているからです。
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13:23
K: そのとおりです。
君は捉えましたね。
君は、自分の言ったことを 理解しましたか。
まだまだか。
君は、これに集中しようとしています。
他の思考が、入ってきます。
そのとき君は、思考を抑圧しようとします - これ以外の他の思考だけを、です。
ですね?
で、君が抑圧するとき、 何が起きつつありますか。
私は抑圧します・
・・ 私は気持ちが悪い。
私は悪い食べ物を食べました。
私は感じて、
自分の痛みを抑圧しようとします。
さて、なぜ君は、そうしますか。なぜ君は 抑圧を持っていますか。なぜ君は抑圧しますか。
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14:11
学生: なぜなら、僕らは、そのほうが すてきだろうと考えるからです -
抑圧するなら、それらは 再び来ないだろう、と。
で、それを抑圧します。
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14:16
K: そのとおりです。
で、彼は言います - それらを 抑圧するとき、それらは再び戻ってくる、と。
それで、抑圧するのは、無益です。
ですね?
抑圧するのは、間違っているでしょう。
抑圧するのは、無益でしょう。
では、君は何をするのでしょうか。
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14:43
学生: 本当に、何かについて とても真剣に考えているなら、
他の思考はありません。
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14:48
K: でも、君、他の思考が入ってくるね。
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14:50
学生: でも、何も他のことなく、 本当に考えているとき、
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14:54
なぜそれらが入ってくるんでしょうか。
K: さて、君は、なぜ思考がいつも 後へ先へと動いているかを、
理解しようとしないでしょうか。
ですね?
君はその問いを訊ねないでしょうか。
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15:07
学生: 先生、僕らは抑圧するから、
思考が入ってきて、 僕らはそれらを制御できないし、
僕らは集中を失います。
で、僕らは何をすべきでしょうか。
なぜなら、それをただ放っておくなら、
他の思考はそれ自体で、 去るであろうからです。
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15:33
K: 私は、それをすっかりは 掴んでいません。君は掴みましたか。
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15:38
学生: 他の思考と何も関わりを持たないなら、
それらに注意を払わないなら、 それらは去ってしまうんでしょうか。
それが、君が言っていることですか。
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15:53
K: 君はここへ来てもらえるでしょうか。
ここへ来て、ここに座りなさい。
神経質になってはいけません。
これはとても複雑な主題でしょう。
ほとんどの人々、大人たち、若者たちは、 子どもの頃から言われます
- 君は聞いていますか。
気をつけて聞いてください -
子どもの頃から君は、集中するよう 言われます。
ですね?
君は窓の外を見たいのですが、教師は、
「君の書物へ集中しなさい」と言う。
でも、君は本当は、あの壁の あのヤモリを見守ることに、興味がある。
ですね?
教師は、「見てはいけない。
書物へ注意を払いなさい」と言います。
で、子どもの頃から君は、ヤモリを 見守ることに、興味を持っていますが、
教師は、「これをしなさい」と言います。
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17:18
学生: はい。
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17:21
K: さて、もしも私が、 君の教師だったなら、
「私たち二人で、あのヤモリを見つめよう」 と言うでしょう。
理解できますか。
君に強いて、書物を見させようとしない。
私が言っていることを、 理解しましたか。
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17:43
学生: はい、先生。
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17:44
K: すなわち、君はあのヤモリを 見守っています - ここにヤモリはいないよ!
君の興味は、書物にではなく、 あのヤモリにあります。
で、私は教師として、君に言うでしょう - 「私たちは二人とも、よくよく気をつけて、
あのヤモリを見守ろう。
それが どのように壁に貼りつくのか、
それがどれほど指先を 持っているのかを見て、
頭を見、目を見よう」と。
いいですか?
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18:23
学生: はい。
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18:24
K: 私は、書物より、はるかにそれを 見守るよう、君を手助けするでしょう。
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18:30
学生: 先生、でも、僕は質問を持っています。 K: 何ですか。
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18:32
学生: もし教師が、または授業中に
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18:34
子どもたちが様々な時に 散漫になるなら -
例えば、僕は一定の時に、 散漫になるかもしれないし、
他の人物は、別の時に 散漫になるかもしれない。
もし教師が、僕たちの散漫すべてへ 向かって行くなら、
彼女はどうやって、持ち分を扱うのでしょうか。
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18:53
K: 私は君に示そうとしています。
ここの君たちはみんな、とても利巧ですね。
K: 君は、どこから来ていますか。
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19:04
学生: マドラスです。
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19:05
学生: 僕の両親は、ザンビアに生活しています。
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19:07
K: まず最初に、 私に散漫はありません。
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19:14
それを散漫と呼ばないでください。
重要なのは、君が見守る、注意を払う、
聞くことです。
それが重要です。
しかし、散漫はありません。
「散漫」という言葉を 使わないでください。
いいですか?
さて、一分間、待ってください。
私は、 君があのヤモリを見守るよう、手助けします。
または、私は君が、あの少年があちらに 座っていて、落ち着かず、指をもぞもぞ
させているのを、見守るよう、 手助けします。
いいですね?
私が君を手助けしているのは - 手助けではない - 私が君に示しているのは、
こうです。
君が何かへ注意を払うとき
- それが正しくても、 間違っていても、です -
そのとき君は、書物へ 注意を払えるのです。
捉えましたか。
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20:15
学生: はい、先生。
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20:16
K: 確かですか。 学生: はい。
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20:17
K: すなわち、君は、 あのヤモリへ注意を払うとき、
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20:18
注意の芸術を学んだのです。
私は、自分と一緒に、注意を払うよう、 少年すべてとか、
二十人か十五人の少年を、 手助けしようとしています。
そして、注意があるとき、散漫はないのです。
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20:49
学生: 先生、では、なぜ 教師たちは、そうしないんですか。
仮に、僕たちは授業で散漫になる、 とします。
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20:54
K: 散漫はありません。 それを散漫と呼ばないでください。
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20:58
仮に、私たちは何かを見守りたい、とします。
そのとき、教師たちはなぜ、私たちが そのものを見守るのを、手助けしないのですか。
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21:05
K: 彼らに頼みなさい。
私は君に語っています - こちらへおいで。
男の子三人、
女の子二人だ。
よし。 ここへ上がりなさい。そのほうが良い!
だいじょうぶですか。
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21:23
学生: はい、先生。
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21:24
K: 君は恥ずかしくないかな。 学生: いいえ。
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21:25
K: そのほうが良い。
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21:26
君は訊ねています - なぜ教師たちは 君にこれらを語ってくれないのか、と。
ですね?
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21:33
学生: はい、先生。
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21:34
K: なぜ彼らは、君に語ってくれないのか。
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21:37
学生: 彼らは、自分の特定のこと - 何でも彼らが僕らに
教えたいと思ったこと - を、 終了させたいんだと、思います。
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21:41
K: そのとおりです。彼らは それを済ませてしまいたい。
彼らは退屈している。
君は退屈している。ですね?
彼らは、自分の言うべきことを。
すばやく終了させて、
次の主題や次の授業へ 進みたいんです。
で、彼らは、教えることに 退屈しています。
ですね?
さて、彼らから見出しなさい - なぜ彼らは退屈しているのか、
なぜ彼らは、すばやく終了したいのか、
なぜ彼らは、君が注意を払うのを、 手助けしないのか。
理解できますか。
君は、あのヤモリへ 注意を払うなら、
そのとき、注意の芸術を学んだのです。
ですね?
捉えましたか?
そのとき君は、書物へ注意を払えます。
そのとき、散漫はないのです。
学生: でも・・・
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22:39
K: 待って、待って、待ってよ、君。
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22:40
私は終了させていないよ。
もしも私が君の教師だったなら、 よく気をつけて、君に指し示すでしょう
- 注意とは何かを、です。
ですね?
注意は、君が見守っているものへ、 完全なエネルギー、注意を払うことです。
ですね?
君はそれを学ぶなら、自分の書物へ どう注意を払うかを、学べます。
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23:26
学生: はい、先生。
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23:28
学生: あなたは、ヤモリにだけ興味が あるかもしれません。
あなたは、学習が好きでない かもしれません。
あなたは、自分の学習に 興味を持たないでしょう。
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23:34
K: 誰かは、学習したくない かもしれません。
ならば、学習しないでください。
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23:39
学生: 先生、では、あなたはつづけられ・・・
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23:41
K: 見出してください。見出してください。
学んでください。
なぜ君が書物を 読みたくないかを、見出しなさい。
さて、君は今、私に聞きます。
私たちは、集中について話してきました。
すなわち、君は考えています。
何かへ注意を払っています。
そのとき、他の思考が入ってきます。
君は、それらの思考を 押し出します。
で、いつも、この葛藤があるのです - あれへ注意を払いたいのに、
思考が入ってきます。
で、常に 頭脳のおしゃべりが、あるのです -
おしゃべり、おしゃべり、おしゃべり。
ですね?捉えましたか。
さて、冥想です。
「冥想(メディテーション)」という言葉 -
君は、その言葉が何かを、知っていますか。 それについて、聞いたことがありますか。
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24:45
学生: はい。
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24:47
英語での「冥想(メディテーション)」は また、測量する、という意味です。
ですね?
「測量する」。
サンスクリットと同じく、 もし君が訊ねるなら・
・・
学生: ・・・ラディカジに。
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25:07
K: ・・・ラディカジに。
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25:08
何とまあ、 手助けしてくれてありがとう。
もし君がラディカジに訊ねるなら、 彼女は教えてくれるでしょう。
サンスクリットで、「マー」もまた、 「測量する」という意味です。
で、冥想はまた、「測量する」 という意味です。
さて、測量なしには、テクノロジーの 前進は、まったくありません。
同意しますか。
それは分かりますか。
これらは、分かりますか - 私が言っていることは。
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25:50
学生: それはどういう意味ですか。僕は、 あなたが言われた言葉を、理解できません。
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25:53
私が使っている言葉を、 理解できないの?
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25:56
学生: はい。 K: 私は「測量する(メジャー)」を使っています。
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25:58
君は、巻き尺のメジャーを持っていますよね。 学生: はい。
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26:01
K: 冥想(メディテーション)は、また 「測量」をも意味しています。
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26:03
学生: 彼は、「テクノロジー」という言葉を 理解しないんだと、僕は思います。
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26:10
K: ああ、君は、「テクノロジー」という 言葉を、理解しないんですか。
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26:18
テクニック - 何かをするため、です。 例えば、君は車を作りたいと思います。
君は、部品すべてを知り、それらを 組み立てなければなりません。
それらはすべて、一緒に働いています。
私は、車を分解したことがあります - すべてバラバラにしました。
それから、それをすべて組み立てました。
それが動くだろうと願って、です。
でも、それは動きました。
いいですか?
機械類すべてについて学ぶ - それがどう働くのか、その部材が何なのか、
その測量はどうなのか、
その金属強度など、そのすべて。
それについて学ぶことが、テクノロジー と呼ばれます - その幾らかです。
さて、冥想、集中は、私にとって、
二つの全然違ったことです。
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27:24
学生: 先生、しょっちゅう、 集中しようともせずに、集中しますよ。
何かをしているだろうように、です。
集中しなくていいんです。
集中しているでしょう。
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27:37
君は何かをできます -
君は、何かを愛しているなら、 集中しなくていい。
それを理解しましたか。
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27:44
学生: はい。
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27:45
K: 君が何かを愛しているなら、 集中はありません。
君は何かを愛していますか。
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27:56
学生: かなり多くの物事を、です。
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28:02
K: 君は、かなり多くの物事を愛している。
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28:08
それらは何ですか。 学生: 先生、僕は読書が好きです。
K: たこ揚げは?
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28:12
学生: はい。
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28:14
K: 山登り、木登り、 猿たちを追いかけること。
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28:17
君は本当に何を愛していますか。
学生: 切手収集です。
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28:30
K: いや、ちょっと待って。
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28:32
これは、小さな少年たちにとって、 あまりに複雑な主題です。
冥想は、測量から自由であることを、 意味しています。
これは、君たちみんなにとって あまりに困難です。
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28:54
学生: 先生、集中は、何か強いて 何かをすることです。
冥想は、何をも強いないところに、 あるかもしれません。
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29:03
K: そのとおりです。 努力がないとき、矛盾がないとき、
冥想は起きうるのみです。
君は矛盾を知っていますか。 一つのことを言い、別のことをする。ですね?
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29:19
学生: 先生、仮に、読書好きだとします。 そのとき、本当にそれへ集中しています。
自分が集中しているのを知らないところ、 それが冥想ではないですか。
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29:26
K: いえ、いえ。そのとき君は、書物が 言っていることを、理解しようとしています。
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29:30
学生: 自分が集中しているのを、 知りません。
彼が言ったように、自分が 集中しているのを、知りません。
でも、集中しています。
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29:35
K: すなわち、君が何かを好きなとき、
君が、良い探偵小説を読みたいとき、
それを楽しむでしょう。
これは、君にとってあまりに困難です。
冥想と集中について、 思い悩まないでください。
それは、あまりに困難すぎます。
ですね?
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29:57
学生: ええ。
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29:59
K: 少しね。
さて、私は、他の何かについて、 話をしたいとも思います。
話していいですか。
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30:04
学生: はい、先生。
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30:05
K: 私は君たちへ、何について 話をしたいと思うのかを、訊ねてきました。
それから、君たちへ、 これらすべての質問をした後、
私は君たちへ、他の何かについて 話をしたいとも思います。
いいですか。
学生: はい、先生。
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30:16
K: みんなが、ですか。
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30:17
学生: はい、先生。 K: 「はい、先生」
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30:18
人間たちは、君のように、 能力を持っています。
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30:22
或る種の隠れた才能を、 持っています。
才能 - 理解できますか - それは、 絵を描くこと、ヴァイオリンを弾くこと、
フルートを吹くことや、 とても善い人間であることです。
君たちは、人間たちは、 隠れた才能を持っています。
ですね?
君の社会、君の親たち、
誰もがみな、「ビジネスマンに なりなさい」と言います。
または、医者になりなさい、 エンジニアになりなさい、
または、インドの行政官になりなさい、 と - 公務です。
ですね?
で、君の頭脳 - 理解できますか - 頭蓋骨の内側にあるものは、
君の親たちや、君の生きる社会により、 条件づけられています。
理解できますか。
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31:40
学生: はい。
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31:41
K: で、君自身の才能は、 この圧迫により破壊されます。
君は、偉大な画家なのかもしれません。
ですね?
または、偉大な歌手や、
すばらしい植物学者、園芸家なの かもしれません。
ですね?
しかし、君の親たち、君の社会は 言います - 「いや、それは十分ではない。
君は本当はビジネスマンとか、良い医師とか、
インド行政官にならなければならない」と。
で、君は自分の才能を破壊します。
重要なのは、君自身の才能を持つことです。
そのとき君は、それについて幸せです。
私が言っていることを、 理解できますか。
学生: 先生・・・
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32:44
K: 私が言っていることを、聞いてください。
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32:45
私は今、話をしています。
君は、私に聞いています。
それが一つのことです - 人間たちは本質的に、
隠れた一定の才能を、持っています。
ですね?
いつも、ビジネスマンや軍の隊長や 飛行士になるわけではない。
で、君は、自分の才能を発見し、 その才能に拘らなくてはいけません -
君が貧しくなっても、豊かになっても、 成功を収めても、です。
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33:33
学生: 先生、でも、ビジネスマンになりたくて、
また、その傍らで、歌ったり、 絵を描いたり、何でもできますよ。
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33:44
K: 利巧な少年たちだ - あなたたちは、本当に これらの少年を、見事に訓練してきました。
彼らは言います - あなたは、 ビジネスマンや将軍や、軍の隊長に
なれるし、また、絵も描ける、と。
あなたたちは、彼の頭脳がどう 働いているかに、付いてきていますか。
君はまったく正しいよ。
そのとき君は、どちらの事をも 適切に、十分に、幸せに、しないでしょう。
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34:15
学生: 先生、なぜですか。
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34:16
K: なぜなら、君は二つの間で、 引き裂かれるからです。
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34:19
学生: いいえ。 K: 私はこれを知っています。これを知っています。
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34:21
理解できますか。 学生: はい。
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34:24
K: 一分間、待ってください。私は、 しばらくの間、話しています。
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34:26
で、君自身の才能を 発見することもまた、とても困難です。
それは、君を成功へ 導かないかもしれません。
そのとき、それは大事なことではありません。
理解できますか。
そのとき君は、多くのお金を 持たないことを、気に掛けません。
なぜなら、君は自分自身に、 何かを持っているからです。
ですね?
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35:03
学生: はい、先生。
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35:05
K: で、見出してください。君たちの みんなが、自分の才能を
見出してください - 自分自身の何かを、です。
教育により、親たちにより、 社会により、課されたのではなく、
何か君が持っているものを、 自分自身で見出しなさい。
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35:25
学生: でも、僕らの親は、僕らに 強いて、何かをやらせます。
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35:28
K: 親たちが、君に強いて、 エンジニアにならせるのを、私は知っています
- 君に強いて、何らかのものに ならせるのを、です。
しかし、君が若い間、ゲームをして、 「ええ、僕はそれを受け入れます」と言う。
君自身で見出しなさい。
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35:43
学生: でも、仮に自分に 何かが起きる、として・・・
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35:46
K: 知っています。私が言っていることを、 ただ聞いてください。
なぜなら、私は、言うべきことを、 もっと持っているからです。
いいですね?
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35:55
学生: はい。
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35:56
K: 構いませんか。 学生: はい。
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35:58
K: また君たちは、 このすばらしい谷を去るとき、
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35:59
世の中へ入って行こうとしています -
すべての岩々と陰と、
樹々と、花々と、本当に 平和なキャンパスがある谷を、去る。
君は、ひどい世界に 向かい合おうとしています。
ですね?
暴力があります - 誘拐、
銃撃、賄賂。
世界は、ますます危険に なりつつあります。
ですね?
世界は、腐敗しつつあります。
世界中で、です - インドでだけではない。
ここでは、まったく露骨です。
「露骨」という言葉が、何を意味するか、 ご存じですか。
まったくあからさまに、です。
彼らは、「私が何かをする前に、 私に別の何かをくれ」と言います。
37:12
腐敗があります。ですね?
世界中で、です。
この国で、ここでだけではなく、
アメリカで、フランスで、
イングランドで、政治的な腐敗、
社会的な腐敗、闇市場など。
世界中に、ものすごい腐敗が、 あるのです。
ですね?
私たちは、腐敗は賄賂を使うこと、 テーブルの下でお金を渡すこと、
お勘定を渡さずに、 現金を支払うことである、と言います。
そのすべてが、腐敗と呼ばれます。
ですね?
しかし、それは症状だけです。
君たちは、「症状」が どういう意味かを、知っていますか。
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38:05
学生: はい、先生。しるしです。
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38:07
K: 君は、「症状」が何なのかを、 知っていますか。
症状はこうです - 私は何かを食べました。
とてももたれる食べ物を、です。
そして私は、お腹が痛くなりました。
お腹が痛いのが、症状です。
しかし原因は、私が、 間違った食べ物を、食べたことです。
捉えましたか。
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38:29
学生: はい、先生。
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38:30
K: で、私は、腐敗の原因へ 入りたいと思います。
私たちは、腐敗と言います - 君たちがみんな、 聞いていてほしいと、願っています。
なぜなら、君たちはみんな、 リシ・
ヴァレーを去るとき、
世の中に、向き合おうと しているからです。
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38:45
学生: 先生、仮に、彼が渡そうと しているお金を、取らない、とします。
彼は、何かもっと悪いことをする かもしれません。お金を取るなら・・・
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38:57
K: 私が君にテーブルの下で、 お金を渡すなら、君は腐敗します。
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39:01
学生: ええ、先生。
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39:02
K: そのとき、君もまた腐敗します。なぜなら、 君はお金を、受け取りつつあるからです。
ですね?
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39:07
学生: はい。
でも、僕がお金を取らないなら、 彼は、何かをするかもしれません。
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39:10
K: 知っています、知っています。君がそれを 取らないなら、彼は君を傷つけるでしょう。
ただ聞いて、腐敗の原因が何かを、 理解してください。
理解できますか。
腐敗は単に、テーブルの下でお金を
渡すこと、賄賂、闇市場だけではない。
原因は、何か全然違ったものです。
ですね?
私は、それに入ろうとしています - 君が興味があるなら、です。
腐敗は、利己から始まります。
これを理解できますか。
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39:58
学生: はい、先生。
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40:00
K: 私が、自分自身に関心を持つなら - 自分が欲しいもの、
自分がならなければならないことに、です。
私が貪欲であり、妬み深く、
きつく、残忍で、残酷であるなら、 腐敗があるのです。
理解できますか。
腐敗は、君の心に、君の精神に始まります。
お金を渡すことだけではない。
それもまた、腐敗ですが、
腐敗の本当の原因は、君の内側にあります。
君がそれを見出し、 それを変化させるのでなければ、
君は、腐敗した人間になるでしょう。
私が言っていることを、理解できますか。
腐敗は、君が怒っているときに、ある
- 君が嫉妬しているとき、 君が人々を憎むとき、
君が怠けているとき、 君が、「これは正しい。
私はこれが
正しいと感じる」と言って、 それに拘るときに、です。
私が言っていることを、理解できますか。
|
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41:17
学生: 先生、あらゆることが、 利己性のもとに来るように、見えます。
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41:20
K: あらゆることが、利己性のもとに来る。 君はまったく正しいよ。
腐敗はそこで始まります。
君は、理解できますか。
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41:33
学生: はい、先生。
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|
41:35
K: だから、腐敗しないでください。
そのために君が死んでも、 大事なことではない。
学生: 先生、
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41:42
K: お待ちなさい。私から聞いてください。
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|
41:44
理解できますか。 私たちはみんな、怯えています。
君は言います - 「僕はどうやって生きるの だろうか。
まわりの人々みんなが
腐敗しているとき、自分は腐敗していない なら、僕は何をするのだろうか」と。
私がいう腐敗とは、どういう意味か、 理解できますか -
外的なしるしだけではなく、 人間たちがそれとともに生きている腐敗の
深い内的な感覚です - 利己的で、 自分自身について考えていて、
自分の成功を欲しがり、妬んでいる。
理解できますか。
で、腐敗は、内側に、 君の心、君の頭脳にあるのです。
それで、もし君が、よく気をつけて、 それを理解するし、
君が冷笑的でなく、 本当に真剣であるなら -
あれら成長した少年たちのほとんどは、 (リシ・
ヴァレーを)去ろうとしていますが、
冷笑的になっています。彼らは、世の中が どうなのかが、見えます。彼らは、
43:01
「僕はそれを受け入れなくてはいけないな」と 言います。それは一つの形の冷笑癖です。
しかし、君は今から、よく気をつけて 理解するなら - すなわち、腐敗は、
単に、テーブルの下でお金を 渡すこと、賄賂を使うことだけではない。
賄賂は、それが2ルピーでも、 1000万ドルでも、
やはり、賄賂です。
暴力的であることは、腐敗、恐怖と 呼ばれるもの、それらの一部分です。
それが、世界で起きつつあることです。
君は、成長しつつある人間です。
彼らのようにならないでください。
怒らないでください。妬まないでください。 いつも成功を探し求めないでください。
|
|
44:08
学生: どうすれば私たちは、それらを止められますか。どうすれば、妬むのを止められますか。
|
|
44:13
K: 君が妬んでいたいなら、妬んでいなさい。 そして、何が起きるかを、見てください。
理解できますか。
しかし、君が妬んでいたくないなら、 妬んでいないでください。
「どうすれば私はそれを止められますか」 と言わないでください。
君は、何か危険なものが見えるなら - コブラのようにコブラのように、です。
誰も君に言いません。君は逃げます。
ですね?
で、内側の腐敗は、大変危険です。
ですね?
で、腐敗しないでください。
初めにそこで始めなさい。
外のそこではなくて、です。
理解できますか。
|
|
44:58
学生: はい、先生。
|
|
45:01
K: 君はそうするでしょうか。 約束しないでください。
君は絶対にそれを果たそうとしているの でなければ、けっして約束しないでください。
ですね?
しかし、君は、それが生において いかに重要であるかが、分かるなら -
なぜなら、君たちはみんな、 成長しようとしているからです -
育って、このひどい世界へ、 入ろうとしています。
それは狂気の世界です。
理解できますか。
何も正気はありません - 政治の世界に、宗教の世界に、です
ですね?
経済の世界には、何も正気はありません。
で、どうか、私は君に、指し示している だけです - 君がすでに成長していても、
このすばらしい谷を、去ろうとしていても、
または、さらに二年か四年、 ここに留まろうとしていても、です。
腐敗しないでください - 内側で、です。
虚栄、誇りを、探し求めないでください。
「僕のほうが、他の誰かより勝っている」 と言わないでください。
そうですね、謙虚さがあるとき、 君は大変多くを学びます。
46:51
君は、「謙虚」という言葉を、 知っていますか。
君は、本当に謙虚であるなら、 大変多くを学びます。
しかし、君は単に、成功を、お金を 探し求めているだけなら
- お金、お金、権力、地位、身分を、です -
理解できますか。
そのとき君は、 腐敗から始めつつあるのです。
君は、貧しいかもしれません。
貧しくありなさい。誰が気にしますか。
そういうわけで、君にとって、 君たちのみんなにとって、
自分の才能を見つけて、 それに拘ることが、
重要であるのです。
たとえ、 それが、君に成功、名声、
それらを、もたらさなくても、です -
いずれ、それはすべて、戯言です。
なぜなら、私たちはみんな、死のうとしているからです。
君は、理解できますか。
君は生きている間、生きなさい - つづいている ゴミのすべてでもって、でなくて、です。
|
|
48:12
学生: 先生、なぜ人々は これを悟らないのですか。
|
|
48:20
K: 彼らは考えない、感じないからです。
彼らはいつの時も、自分自身について、 考えています - 自分の職、
自分の運営、自分の仕事について、です。
理解できますか。彼らは、これに興味が ありません。ほとんどの人が、そうです。
|
|
48:42
学生: どうすれば、 利己的なのが、止まるのですか。
|
|
48:47
K: どうすれば、利己的なのが、止まるのか。 利己的でいないでください。
ただ聞きなさい。
けっして誰にも、「どうすれば」を 訊ねないでください。
理解できますか。
そのとき彼らは君に、どうすればを、語る でしょう。
そのとき君は、迷っているでしょう。
それが最大の腐敗です。
|
|
49:14
学生: 私たちは自分自身で 見出さなければならない、という意味ですか。
|
|
49:17
K: 見出しなさい。探究し、 自分の頭脳を使い、疑い、問いなさい。
単に受け入れてはいけません。
私は君の教師です。
仮に、私は 君の教師であると、します。
私は、君がとても良い頭脳を 持つよう、見届けたいと思います。
ですね?
良い頭脳を持つとは、君自身の中に、とか
他の誰かと、葛藤を持たない、という意味です。
私は、これらがあまりに 過ぎるのを、知っています。
|
|
50:03
学生: 先生、私はお訊ねしたいです。仮に、 あなたが間違っていなくて、
誰かがあなたへ何かをする、とします。
|
|
50:13
K: もし、誰かが君に、何か害を加えるなら、
君はどうするのでしょうか。 叩き返しますか。
|
|
50:21
学生: それは、彼がやったことの 深さに、依存します。
|
|
50:23
K: ええ。君は言いました。 何とまあ、君はなかなかだ。
彼が君を深く傷つけるなら、 君は、どうするのでしょうか。
君たちは、傷つくとはどういう意味かを、 訊ねたことがありますか。
進んでください。私と一緒に考えてください。 私と一緒に考えてください!
|
|
50:43
学生: 先生、傷つくこともまた、腐敗ですか。
|
|
50:45
K: ただ聞いてください。
仮に、私が君をきわめて深く傷つける、とします - 仮に、です。
私は君を傷つけたくありません。
仮に、私は君を、きわめて深く 傷つけたいと、します。
さて、君は、「僕は傷ついた」と言います。
さて、君のいうそれは、 どういう意味でしょうか。
自分の頭脳を使いなさい。
反復してはいけません。
学生: 物理的に、ですか。
|
|
51:05
K: ええ、物理的にだけではなく、
|
|
51:07
内側も、です。彼は君を傷つけます。
彼は君を、バカと呼びます。
|
|
51:13
学生: 先生、僕が思うのは・・・
|
|
51:15
K: ただ気をつけて、聞きなさい。 君たちのみんなが、気をつけて聞きなさい。
彼は君を、バカと呼びます。
君は傷つきます。
ですね?
君は、何が傷つくかを、 見出したことがありますか。
気をつけて、気をつけて!
|
|
51:35
学生: 自分はバカでないと思っていて、 そのとき誰かが、やってきて・・・
|
|
51:42
K: ごらん。誰かが君をバカと呼びます。 誰かが君を、偉大な人と呼びます。
それらはどちらも同じでしょう。
私が言っていることを、理解できますか。
誰かが私をバカ、間抜けと呼びます。
私は傷つきます - 仮に、です。
何が傷つきますか。
気をつけて、気をつけて!考えぬいてください。 すぐに返事をせず、考えぬいてください。
|
|
52:19
K: 考えぬいてください。 いいえ、私は聞こうとしません。
考えぬいてください、気をつけて 考えぬいてくださいと、私は言いました。
私は、君に訊ねています - 私は君を間抜けと 呼びます。
私は(現実に)そう言っていません。
君は傷つきます。
君が傷つくというのは、 どういう意味ですか。
君は何ですか。
|
|
52:45
学生: 自我です。
|
|
52:47
K: 考えぬいてください。君は、 考えぬいてください。
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|
52:53
学生: それは「私」、私の自我です。 K: 君とは何ですか。
|
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52:56
学生: 僕は一人の・・・
|
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52:58
K: こちらへおいで、君。
|
|
53:01
ここに座りなさい。
さあ、時間をむだにしないで。
私は君を知っています。 で、つづけて。
|
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53:16
学生: 先生、傷ついたのは、「私」です。 僕が自分自身より築いてきたものです。
|
|
53:19
K: そうなんです。君が、自分自身より築いて きたもの、です。それはどういう意味ですか。
|
|
53:26
学生: 先生、達成されてきたこと、何でも僕が 達成してきたこと、僕がしてきたこと、です。
|
|
53:30
K: 君がしてきたこと、君が達成してきたこと。
なぜ君たちはみんな、そんなに 達成が慣習になっているの?
君たちはみんな、達成について話すね。
君のお父さん、お母さん、お祖母さんのように、 彼らは達成してきました。
ですね?彼らは、成功を収めてきた、 という意味だね。
|
|
53:52
学生: いえ、先生。彼らが 彼自身にしてきたことです。
|
|
53:54
K: ええ。
例えば、私は世界中へ、幾らか 行ってきたと、します。
いいですね?
私は、様々な幾万もの人々へ、 話をしてきました。
私は、国際連合へ行ったことがあります。
あらゆる種類のことを、私はしてきました。
ですね?
それは、私が自分自身について、 イメージ、絵図を築いてきた、という意味です。
ですね?
私自身についての絵図です。
君がやってきて、「あなたはまぬけだ」 と言います。
私は傷つきます - 仮に、です。
何が傷つきますか。
学生: 私の気持ちが、です。
|
|
54:30
K: 私の気持ち、私のイメージが、です。
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|
54:33
学生: あなた自身のイメージ、です。 K: はい、そのとおりです。
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54:35
私自身のイメージです。なぜなら、私は 旅行をしてきた、私は偉大な人である、
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54:37
私は書物を書いてきた、私は、(首相) ガンディー夫人に会ってきたからです。
付いてきていますか。
私は自分自身について、イメージを 築いてきました。
そのイメージが、傷つきます。
さて、次の一歩 - 気をつけて聞きなさい。
私は、イメージなしに生きられる でしょうか - 何のイメージもなしに、です。
学生: 先生は生きられますか。
|
|
55:05
K: 私は生きられますか。ええ。
|
|
55:08
さもなければ、私は それについて、話をしないでしょう。
何か自分自身が生きていないことについて、
話をするのは、不正直です。
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|
55:20
学生: 先生、でも、あなたは行きたくて・・・
|
|
55:22
K: 待ちなさい、待ちなさい。君、私が 言っていることを、お聞きなさい。
で、君はこの年齢で、 イメージを持っていますか。
もちろんです。
君たちのみんなが、 イメージを持っています。
それらイメージが、傷つきます。
生涯を通してずっと、 君は傷つくでしょう -
君が、それらイメージを 持っているかぎりは、です。
学生: 先生、それらを忘れるべきでしょうか。
|
|
55:45
K: それらは放っておき、持たないでください。
|
|
55:48
誰かが - 多くの人々が - 私に、 へつらってきました。
多くの人々が、私を侮辱してきました。
私は、何のイメージも持っていません。
私は傷つきえないのです。それは大事ではない。
理解できますか。
|
|
56:06
学生: はい。
|
|
56:07
K: そのようでありなさい。 それが、腐敗が始まるところです。
|
|
56:14
学生: 先生、でも、どうやって自分の イメージを、取り除くのですか。
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|
56:19
K: どうやって、イメージを取り除くのですか。
君は、それらが危険であると見えるなら、 即時にそれらを取り除くでしょう。
|
|
56:29
学生: 先生、もしイメージを取り除くなら、 あなたには何が残っていますか。
|
|
56:32
K: 何もない! 学生: そのとき、あなたは何ですか。
|
|
56:34
K: お待ちなさい!私が言ったことを、 聞きなさい。
|
|
56:36
何でもない! そのとき、君は生きるのです。
君は後で、理解するでしょう。
|
|
56:51
学生: 先生、彼らは、あなたのイメージを持つ かもしれないが、私たちはイメージを持つべきではない。
|
|
56:55
K: そうです。他の人たちには、イメージを持たせ ましょう。君は、それらを持たないでください。
|
|
57:00
学生: 先生、時々、私たちは イメージを持ちません。
|
|
57:08
K: 「時々」ではない。
君は、真剣に話していますか。
または、理論的にですか。
学生: いいえ。仮に、或る人物が・・・
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|
57:18
K: なぜ君は、仮に、と言うの?
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|
57:21
学生: 或る人物がイメージを持たないなら、 彼は、不安全に感じそうでないですか。
|
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57:24
K: 不安全でいなさい!
|
|
57:30
自分が不安全であるのを、知りなさい。
そのとき、安全とは何かを、 見出しなさい。
しかし、いつも、安全を 探し求めているなら、
君は、自分が不安全であるか どうかを、知りません。
初めに、君が不安全なのか、それが どういう意味かを、君自身で見出しなさい
- 物理的に、内的になど、です。
|
|
58:05
学生: 自分のイメージを持っていても、 いなくても、不安全です。
|
|
58:14
K: イメージを持っていても、いなくても、 君は不安全です。
私は君に訊ねています - 君は、自分が 不安全なのかを、見出したことがありますか。
または、ただ話しているだけですか。
|
|
58:25
学生: 先生、私は、幾つかの物事について、 不安全に感じます。
|
|
58:27
K: 待ちなさい。それがどういう意味か、安全であるとは、どういう意味かを、見出しなさい。
君は、物理的に不安全なのか - いいですね?
または、経済的に、なのか。
または、世論の中で不安全なのか。
ですね?
または、お金の事柄で、不安全なのか。
または、自分の関係において不安全なのか。 見出しなさい。
|
|
59:02
学生: すると、先生、何でしょう?
|
|
59:05
K: 君は、どこに不安全があるかを 学ぶとき、安全です。
君、それを捉えなさい。
学生: 先生はイメージを持っていますか。
|
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59:14
K: 私が言ったことを、聞きなさい。
|
|
59:16
捉えますか。
君は自分自身で、不安全とは何なのか、
どこで自分が不安全なのかを、見出すとき
- 君の家族について、君のお父さんについて、 君のお母さんについて、
君の妻や夫について、君の神について、です。
理解できますか。
見出してください。 それについて学んでください。
不安全について 大変多くを知り、学んだ瞬間、
そのとき君は、その外にいます。 そのとき、君は安全です。
|
|
59:57
学生: 先生、不安全について 大変多くを学ぶとしても、
十分な不安全を知りません。
|
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1:00:03
K: ああ、いいえ。知るでしょう。
君が正しく始めるなら - 理解できますか -
そのとき、正しいことは、 始まりにあるのです。
これは、あまりに困難です。
|
|
1:00:21
学生: 先生は、不安全が何かを見出すよう、それとともに生きなさい、と言われていますか。
|
|
1:00:25
K: 君は不安全です - 不安全とともに生きるのではない。
君はちょうど今、 「私は不安全です」と言いました。
それとともに生きなさい。
見出しなさい。
見出すように、君の頭脳を使いなさい。
機械的にならないでください。
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1:00:43
学生: 先生、不安全を取り除くためには、初めに、 恐れを取り除かなくてはいけなくないですか。
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1:00:46
K: 恐れ。いいですか?
さて、私は君に示そうとしています。
君は、学ばなくてはいけません - 私からではなく、学ぶ。
恐れとは何ですか。
|
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1:01:04
学生: 恐れは、私たちがそれについて 考えるものです。
|
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1:01:10
学生: それについて知らない何か、です。
|
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1:01:11
K: お待ちください。君は初めに、 他の誰かに聞かないね。
君はいつも、すぐに 自分の質問をできるね。
彼は言いました - 君は、彼が 何を言ったのかを、知っていますか。
君は知らない。
君は聞かなかったからです。
なぜなら、君自身の質問のほうが、 重要だったからです。
それが利己性です。
ですね?
彼は、「恐れ - どうすれば恐れから 自由になりうるのですか」と、言いました。
ですね?
君は本気でそう言ったでしょう。
ですね?
で、初めに、 その問いを聞きましょう。
彼は言いました - 「恐れとは何ですか。
どうすれば、それから自由になりうるのですか」と。
さて、君は、自分が恐れていることを、 知っていますか。
学生: はい、先生。
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K: 「はい、先生!」なぜです?
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学生: それは、自分が何かについて考えるから であると、思います - 自分に恐れを感じさせる何かを、です。
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K: さて、一分間待ってください。君は、 何かものすごいことを、言いました。
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君がそれに気づいたのか どうか、私は知りません。
君は、何かまさに真実なことを、言いました。
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学生: そのとき、僕たちは、何かについて 考えないなら・・・
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K: それなんです。
君は、第一のことを学びました - すなわち、考えることが、恐れをもたらす、ということ、です。
ですね?ですね?
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学生: はい、先生。
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1:02:53
K: で、君は、恐れをどう止めるかではなく、考えるとは何かを、見出さなくてはいけません。
理解できますか。
君はちょうど今、 よく気をつけて言いました - すなわち、
考えることが恐れをもたらす、と。
それは真実です。
私は明日死ぬかもしれない。
それで私は、怯えています。
私は職を失うかもしれない。
私は怯えています。ですね?
で、考えることが、恐れをもたらします。
そのとき、考えるとは、何でしょうか。
今、見出すよう、一歩一歩進んでください。
考えるとは何でしょうか。
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学生: 先生、それは、恐れを取り除くには、 考えることを取り除かなくてはいけない、ということですか。
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K: いいえ。私は、何をも取り除きなさい、とは一度も言っていません。それは、戻ってくるだろうからです。
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学生: で、恐れが危険であることが見えます。 自分自身でぬぐい去ります。で・・・
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K: ええ。いや、初めに 気をつけて、聞いてください。
私は君へ言いました - 恐れは・
・・ 彼は、何かについて考えるとき、
恐れが存在する、来ると 言いました。
ですね?
恐れ - 私は死ぬかもしれない。
恐れ - 私は職を失うかもしれない。お父さんへの恐れ。
先生方への恐れ。
ですね?
で、君が未来について考えているかぎり - ですね?
- 恐れがあるのです。
ですね?
今、君は、考えるとは何かを、 見出さなくてはいけません。
学生: それは利己性なのかもしれません。
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K: ええ。待って、待って。
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1:04:31
私は君に何かを、訊ねています。 君、初めに聞いてください。
私は君を止めようとはしていません。
考えるとは、何ですか。
気をつけて。 君の頭脳を使いなさい。
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1:04:47
学生: 頭脳は何をしますか。
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K: いいえ、考えるとは何かを、 見出すように、君の頭脳を使いなさい。
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学生: 想像です、先生。 K: 想像。進んでください。
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学生: 先生、見たものを記録します。 それについて考えます。
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K: それは良い。君は始めていますね。
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君は記録しているでしょう。 すなわち - ああ、神様!
君に示しましょう。
私たちの頭脳、頭蓋骨の内側に あるものは、記録しています。
君は、数学を記録しています。
君は、地理、歴史を記録しています。
君は記録してます。
(録画)テープは記録しています。
これは記録しています - あそこで、ね。
理解できますか。
私は話しています。
電気的に、それは あの機器へ連結しています。
あれがテープに記録しています。
私たちの頭脳は、まさしく そのように作用します。
それは記録しています。
ですね?
数学、歴史、地理、君のお父さん。
それは、君のお父さんを 記録してきました。
ですね?
さて、一分間、待ってください。
君のいう、記録するとは、どういう意味ですか。 考えぬいてください。君の頭脳を使いなさい。
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学生: それは、もう一度、何かを 思い起こします。
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K: どういう意味ですか。記録する。 学生: 吸収します。
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K: 記録することは、必要でないですか。 学生: はい。
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K: なぜです?
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学生: 先生、過去を 未来とつなげるためです。
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K: いえ。記録することは、必要でないですか。
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年上の人々、年上の少年たちが、これらへ 注意を払っていることを、願っています。
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なぜなら、それは彼らの生であるからです。
で、君が手紙を書くとき、車を運転するとき、 記録することが必要です。
ですね?
君が試験に通らなくては いけないとき - 不幸にも、ですが。
君が、どこかにお父さんと、お母さんを 持っていることを、記録するとき、です。
そのすべてが、記録することです。
それは必要です。
さて、また別の記録することも、あります。
私は傷つく - 捉えますか。
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学生: はい、先生。
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K: 二種類の記録することが、あります - 車を運転する、手紙を書く、
インド行政官になる、 エンジニアになる記録
気をつけて聞いてください。
君は付いてきていますか。
また、もう一つの学ぶことがあります - 私が先だ、私は利己的だ、
私はこれが欲しい、私は成功が欲しい、と。
ですね?
で、これら二つが、いつの時も 記録しています。
すなわち、記憶するのは、記憶でしょう。
君のお父さんの記憶、君の数学の記憶。
ですね?
それで、記録するとは、記憶を 意味しています。すなわち、反復することです。
これは分かりますか。
君は数学を学ぶとき、記録しています。
反復しています。
あの(録画)テープのように、 記憶しています。
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ですね?それで、君は機械的になります。
あの(録画)テープが機械的であるように、 それは反復し、反復し、反復します。
私はバラモンだ、私はバラモンだ、 私はバラモンだ。
私はヒンドゥーだ、私はヒンドゥーだ。
私は共産主義者に反対だ。
反対だ。 ですね?
などです。
そのとき、私たちの頭脳は 条件づけられ、制限され、小さくなります。
ですね?
で、考えることは、記憶の一部です。
君は、お父さんに会ったことが ないなら、記憶を持てません -
君が、お父さん、お母さんを 見たことがないなら、です。
で、君は、お父さんとお母さんを 見たことがあります。
それが、記憶として頭脳に蓄えられます。
またそれは知識です。
知識は、経験に基づいています。
もちろんです。
学生: 私は記憶しています。
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1:09:59
K: 君は記憶です。
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1:10:02
理解できますか。
君は記憶です。
君の存在全体が、記憶です。
自分はアートマンであるとの記憶、
自分は魂を持っているとの記憶、 自分の内側に光があるとの記憶、
神がいるとの記憶。
それはすべて、やはり記憶です。
君は、気をつけて聞き、見出しなさい - 語り手が言っていることは、真実なのか、
または、嘘なのかを、です。
理解できますか。
見出しなさい。
君は記憶です。
記憶なしには、 君は何でもありません。
君の名前の記憶、 君の家族の記憶、
数学の記憶、 あの丘を登った記憶、
君の友だちの記憶、
ですね?
で、君は記憶です。
記憶は、何か死んだもの、去ったものです。
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学生: そのとき、僕たちは どのように生きていますか。
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1:11:13
K: なぜなら、器官、君は食べ物をとるし、 空気、水をとるからです。
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学生: そのとき、僕たちはどうやって・・・
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1:11:22
K: 見出してください。 それが大きな点なのです。
理解できますか。
何が真理なのかを、見出してください。
記憶は真理ではありません。
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1:11:37
学生: 先生、あなたのいわれる 真理とは、どういう意味ですか。
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1:11:41
K: それは叙述できません。
花とは何でしょうか。
あの花は、何でしょうか。
見つめてごらん。
君は、あの花を見つめているとき、それは 何なのか、それがどのように咲いたのか、
それの美しさを、けっして訊ねません。
どうか、何かを学んでください。
美しさは真理です。
理解できますか。
美しさは真理です。
善い生の美しさ - 善い生です。
成功した生ではありません。
さて、みなさん、11時まで10分です。
一分間、静かに座るでしょうか。
静かに座りましょう。
よろしい。ありがとうございます。
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